Merpay & Mercoin Tech Fest 2023 は、事業との関わりから技術への興味を深め、プロダクトやサービスを支えるエンジニアリングを知ることができるお祭りで、2023年8月22日(火)からの3日間、開催しました。セッションでは、事業を支える組織・技術・課題などへの試行錯誤やアプローチを紹介していきました。 この記事は、「1週間リリースを支えるAndroid自動テスト運用のその後」の書き起こしです。 @kenken:それでは、「1週間リリースを支えるAndroid自動テスト運用のその後」について発表します。 簡単に自己紹介をします。 @kenken:メルペイAndroidチームの@kenkenと申します。2021年5月にメルペイへ入社しました。現在はメルペイのあと払いをはじめとした、与信領域の機能開発やリグレッションテストの自動化などを担当しています。 @shinmiy:
自分は仕事で電話機のカメラアプリ開発を手伝っている。 なのでカメラアプリから見るとどうかを中心に議論してみたい。 電話機の CPU はどのくらい使われているのか 電話機の CPU, 最近だと 8 コアくらいある。こいつらを活用したい。 わけだけれど、まず現実にはどのくらい活用されているのか実例を眺めてみる。 ちょっと前に自分のブログで Perfetto というトレーシングツール (プロファイラだと思ってください)を紹介した。 その中で実際にいくつかのアプリのトレースを集めた。手頃な実例になっている。 アプリの起動 このデータ をダウンロードして、ui.perfetto.dev から開いてほしい。 以下画面写真: このトレースは Pixel 2 という電話機の上で TikTok というアプリの起動直後 5 秒間をキャプチャしている。 細かいところはわからなくていいけど、“CPU 0” から
この記事は、 Merpay Advent Calendar 2021 の10日目の記事です。 本記事は、1週間リリースを支えるAndroid自動テスト運用についてメルペイ Androidチームの@amane, @kenken, @anzai, @hiroPがお送りします。 自動化の背景 メルカリアプリでは、お客さまに素早く価値を届ける目的で、2週間に1度のアプリリリースサイクルを1週間に1度に短縮することを目指しました。(リリースサイクルのアップデートに関しては@stamakiさんのこちらの記事を参照してください。) しかしこのサイクルを実現するには、2日間かかっていたリグレッションテストを1日に短縮する必要がありました。 そこで手動で実施しているテストの工数を短縮するために、自動化を始めました。 Androidのリグレッションテスト環境の構築 メルペイではFirebase Test La
こんにちは。mhidakaです。技術書典やDroidKaigiのオーガナイザーという側面以外にもメルペイ所属のAndroidエンジニアという立場も持っています(みなさんあまり知らないと思いますので書いておきます)。 今日はメルカリ・メルペイでのモバイルアプリ大規模開発での、とあるアプローチをメモしておきます。内容は社内レビューを受けてマネージャの承認が取れたものなので安心して読んでください(自分のブログで書いてるのは真面目に書くと大変そうに感じる話題だったのと、なるべく楽しんでもらえるようカジュアルな口調で書きたかったからです) メルカリ・メルペイでモバイルエンジニアの開発対象というと主にアプリケーションです。大規模開発の重要な要素はアプリケーションだけではありませんが(考慮すべき要素はたくさんあるんですよ)今日はアプリのはなしです。本記事では一般化できるよう努めていますが大規模開発では組
2020年6月10日(現地時間)、GoogleよりAndroid 11 Beta 1と開発環境のアップデートが発表されました。 公式サイト( https://developer.android.com/android11 )よりアイキャッチ Android 11の新機能は人とのコミュニケーション・プライバシー・デバイスコントロールに焦点が充てられています。またこれらの開発を支えるAndroid Studioをはじめとした開発環境も改善が行われており、同時に発表されたAndroid Studio 4.2 Canaryでは Kotlin Symbol Processingなどビルドシステムのリプレース(KAPTとの入れ替え)を始めとした最適化が行われています。またエコシステムを支えるJetpack ライブラリによる互換性確保の取り組み、そして新UIツールキットJetpack ComposeのD
この記事は、DroidKaigi 2020 で発表予定だったセッション「持続的なアプリ開発のための DX を支える技術」を解説するための記事です。 セッション概要 Android の歴史はすでに 10 年を超え、数多のアプリケーションがストアで公開されています。これらのアプリケーションの中には、何年も継続的にバージョンアップを重ねているものもたくさんあります。 このセッションでは、このような持続的なアプリケーション開発・リリースをうまく回す秘訣として DX という言葉をとらえ、アーキテクチャやテストのほか、日々の開発に関わるワークフローをメンテナンスするための考え方や手立てとして、モバイル CI や Android 向け各種ツールキットの導入と効率化、Gradle をベースにした独自タスク開発の方法などを紹介します。 資料 speakerdeck.com 一部実装の詳細を資料に委ねています
こんにちは、モバイル基盤部の加藤です。 モバイル基盤部では開発者の開発環境や CI 環境の改善に取り組んでいます。 今回はその中でクックパッド Android アプリの CI 環境を CodeBuild へ移行した取り組みを紹介します。 クックパッド Android アプリで先行して移行を行った話となっていますが、他プロジェクトに関しては今後順次移行する予定となっています。 これまでの CI 環境 この記事では以前 Android アプリの CI 環境を紹介した Genymotion On Demandを使うようになってAndroidのCIがさらに1分短縮した話 からの差分を中心にご紹介します。 上記の記事をまだ読まれてない方はぜひご一読の上この記事を読まれることをおすすめします。 これまでの CI 環境の概要を説明すると以下のような図の構成となっていました。 既存環境の問題点 以前の記事
Instrumenting Firebase Test Lab Automated testing with Firebase Test Lab at Square At Square, we rely heavily on automated testing to ensure that our applications work well. Our Point of Sale Android codebase is just shy of 1.5 million lines of code, and we run about 6000 Android instrumentation tests on Firebase Test Lab on every pull request to prevent regressions. This gives our engineers the
In the seventh and final installment of our series on Android Testing at Airbnb, we dive into our CI setup and share closing thoughts on where we are going next. In previous articles we’ve looked at Airbnb’s product architecture, the mocking system we built for it, and how this ecosystem enables us to run automated tests on our features. One notable missing piece though has been a discussion of ho
Posted by Lingfeng Yang, Android Studio team Developers often use the Android Emulator during their day-to-day development to quickly test the latest changes before they are being committed. In addition, developers are increasingly using the emulator in their continuous integration (CI) systems to run a larger suite of automated tests. To better support this use-case, we are open sourcing the Andr
こんにちは。SWETチームの@zhailujiaです。 今回はAndroidX x Junit5を使ったUIテストの書き方を紹介して行きたいと思います。 背景 JUnit 5はJUnit 4と比べて複数な新機能があって使いたいところですが、現時点GoogleはAndroidのJUnit 5テストをまだ公式対応していません。 android-junit5は、AndoridプロジェクトでもJUnit5の使用を可能にするサードパーティ製のGradle Pluginです。 今年4月に、android-junit5から新しいInstrumentationサポート用のInstrumentation 1.0.0Libraryをリリースしました。 これによりAndroidXのActivityScenarioなどのAPIとJunit5を組み合わせたUIテストが遂に書けるになりました。 システム環境 Syst
こんにちは、技術部品質向上グループの加藤です。 普段は主にモバイルアプリのテスト周りに関わっています。 今回は先日開催された Google I/O 2019 に参加したので、現場の環境や気になったセッションを初参加の目線で書いていきます。 Google I/O 2019 毎年5月ごろに Google が開催するカンファレンスです。 Google が展開するプロダクトやサービスに関する情報が多く発表され、カンファレンス冒頭にある Keynote は毎年非常に注目を集めています。 カンファレンス中は広い会場で多くの発表が行われていますが、発表のセッション以外にも多くの企画があります。 Office Hour & Sandbox カンファレンス中にはセッションが行われる施設とは別にいくつもの施設が併設されています。 そのなかでも今回は Office Hour と Sandbox について触れたい
こんにちは。SWETチームです。 2/7(木)、2/8(金)に開催されたDroidKaigi 2019にSWETからは3名が登壇しました。 昨年よりもさらに盛り上がりを見せていて、どのセッションもどのブース展示も非常に有意義で面白かったですよね! 今回は、 登壇者より自身のセッションについて一言 参加メンバーが特に印象に残ったセッション をご紹介していきたいと思います! 登壇者より自身のセッションについて一言 マルチモジュールなプロジェクトでテストはどう変わる? 登壇者の田熊(@fgfgtkm)です。 このセッションでは私がマルチモジュールなプロジェクトでのテストを考えたときに、変えていく必要があると思った3点を紹介させていただきました。 DI テスト方針 メトリクスの収集 DIのセクションでは、循環参照の問題や依存解決の定義をモジュール内に閉じ込めるため、これまでのやり方を変更しなければ
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