自民党は7日、翌日に控えた党大会のプレイベントを東京・永田町の党本部で開き、谷垣禎一幹事長が地元の味を再現した京風おでんを党員らに無料で振る舞った。 特設の「屋台村」では、谷垣氏が真っ白なコックコートと帽子を身につけ、稲田朋美政調会長らと大根や卵などのおでん種を自ら盛りつけ。党員らは小雨が降る寒空の下、長蛇の列をつくり、約150食分が約15分で“売り切れ”となった。 谷垣氏によると、京風おでんは牛すじが入っているのが特徴。前日の仕込みにも参加していた谷垣氏は、自ら牛すじを味見し「だいぶ昨日より味がしみている」と満足げだった。 ちなみに、捕鯨が盛んな和歌山県が地元の二階俊博総務会長は鯨カレー、茂木敏充選対委員長は福島県浪江町の名物「なみえ焼きそば」で党員をもてなした。