【2020ドラフト会議】巨人は4球団競合の抽選で近大・佐藤輝明内野手(21)を逃したが、2度目の入札で最速156キロ右腕・平内龍太投手(22=亜大)との交渉権を獲得した。最終的には2位以下で山崎伊織投手(22=東海大)ら7選手を指名。社会人1人、大学生が4人、高校生は2人となった。 今年もくじ運に見放され、通算1勝11敗となった原監督は「(残りくじに)福があってほしい…という気持ち一点でございました」としつつ「非常にいいドラフトでした。バランスが良く、100点に近いと思います。投手も右、左と将来が楽しみな人材を指名できた」と満足感を口にした。 今ドラフトに向け、球団は早くから「外野手のパワーヒッター」を重要な補強ポイントに挙げ、佐藤に最上位の評価をつけた。一方で球団内には「野手より投手を一人でも多く指名する方が優先なのでは?」との声も当初から少なくなかった。他ならぬエース菅野の去就が関わる