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書評に関するLouisのブックマーク (1,110)

  • 新連載:道玄坂上ミステリ監視塔 書評家たちが選ぶ、2021年8月のベスト国内ミステリ小説

    全域が見渡せないほどに巨大化し、売り物の多様化が進んだ何でも屋。つまりは幹線道路沿いに建ったメガ・ドンキみたいになっちゃったのが現在の「日ミステリー」というジャンルだと思います。 常連さんならいいのだけど、一見の自分には好みの作品を探すことができないよ、というあなたのために。これから毎月、6人の書評家が、自分の一押し作品をお薦めする読書ガイドをお届けします。 事前打ち合わせなし、前月に出た新刊(奥付準拠)を1人1冊ずつ挙げて書評するという方式はあの「七福神の今月の一冊」(翻訳ミステリー大賞シンジケート)と一緒。原稿の掲載が到着順というのも同じです。さあ、2021年8月はどんな作品がお薦めだったのでしょうか。(杉江松恋) 野村ななみの1冊:『影踏亭の怪談』大島清昭(東京創元社) 怪談とミステリの微妙な差異を活かしつつ、極限まで融和させた作品である。実話怪談作家の呻木叫子(名・梅木杏子)が

    新連載:道玄坂上ミステリ監視塔 書評家たちが選ぶ、2021年8月のベスト国内ミステリ小説
    Louis
    Louis 2024/04/17
    『君が護りたい人は』石持浅海
  • たまらなく調子の悪い朝に「オレが私になるまで」を読んだ - 書きたい分だけ書くブログ

    調子の上がり下がりがある。 人は誰だってそうだと言われれば、そうなのだろうけれど、自分の停滞時期を引き受けられるのは自分だけなわけで。それを何とかかんとか乗り切るのは、毎度ながら非常に骨が折れる。 今朝、弘前の気温がグッと下がって、それなのに半袖短パンなパジャマなもんだから、体が肌寒い。布団の包容力が増して、冷たい冬の気配すら感じるのだから、体も心もびっくりして当然なのだろう。 胸の奥がぐーっと圧迫されるような、掴みどころのないモヤがかかっている。そこから目を背けるためにSNS漫画を見たりしたけど、漫画世界に没入した結果、モノクロな現実世界とのギャップが大きすぎて、ひぃひぃ言っておる。 淡々とこのモヤを享受できるほど強靭ではないので、何だかわからないが朝からブログを書いている。文字、文字、文字。文字に共感してもらおうと思って書いている。 朝から読んだ漫画は、SNSをする前から続きが気

    たまらなく調子の悪い朝に「オレが私になるまで」を読んだ - 書きたい分だけ書くブログ
    Louis
    Louis 2024/04/17
    「小学生の男の子が急に性別が変わって、すぐ元に戻れるのかと思いきや、そのまま女子として年を重ねていく風景を描いた漫画」
  • 「私は、もっと自らのおろかさを突き詰めた長井短の小説が読んでみたい」小説家・年森瑛さんによる『私は元気がありません』書評|朝日新聞出版さんぽ

    「私は、もっと自らのおろかさを突き詰めた長井短の小説が読んでみたい」小説家・年森瑛さんによる『私は元気がありません』書評 俳優、モデルとしても活躍されている長井短さん初の小説集『私は元気がありません』(朝日新聞出版)が2024年2月7日(水)に発売されました。『N/A』で話題を攫った小説家・年森瑛さんが、〈独特のバイブスがある文体で、舌に乗せたくなるような言葉たちが躍っている〉作に〈個人の人生を物語るということへの矜持が感じられ〉た理由とは。刊行を記念して、「小説トリッパー」2024年春季号掲載の年森瑛さんによる作の書評を公開いたします。 長井短『私は元気がありません』(朝日新聞出版)他者を物語るということ 小説を書くことは、この上なく孤独な作業だ。 寂しさに耐えかねた私は、同じく兼業作家のサハラさんと毎週末に作業通話をするようになった。一人称って難しくないですか、下手こくと「俺の名前

    「私は、もっと自らのおろかさを突き詰めた長井短の小説が読んでみたい」小説家・年森瑛さんによる『私は元気がありません』書評|朝日新聞出版さんぽ
  • 『ぼくらのスクープ』(赤羽じゅんこ) - 児童書読書日記(仮)

    ぼくらのスクープ (文学の扉) 作者:赤羽 じゅんこ講談社Amazonイダッチと魔王は、5年1組のたったふたりだけの新聞係。イダッチは社会科見学で出会った新聞記者に感化され、学級新聞にすごいスクープを載せようと意気込んでいました。魔王はいつも「魔王」という文字がプリントされたシャツを着ているためそんなあだ名をつけられた変わり者で、新聞係に立候補した動機はなにか、やる気があるのかどうかも判然としないキャラです。こんなふたりの活動が順調に行くはずもなく……。 最初のエピソードは、イダッチが近所のパワハラじじいからピンポンダッシュ犯だと決めつけられ、汚名を晴らすために真犯人を捕まえようと張り込みをするというものでした。ところが逆に近くの商店から不審者扱いされ学校にクレームを入れられ、頓挫してしまいます。その後も、クラスの子が作文の盗作疑惑をかけられる事件や、中学生に自転車ではねられる事件の取材を

    『ぼくらのスクープ』(赤羽じゅんこ) - 児童書読書日記(仮)
  • 【第1回】コンシェルジュ河出の世界文学よこんにちは『わたしたちが光の速さで進めないなら』キム・チョヨプ/早川書房 | 梅田 蔦屋書店

  • 【今週はこれを読め! SF編】異なる認知、現実の外側へ~キム・チョヨプ『この世界からは出ていくけれど』 - 牧眞司|WEB本の雑誌

    【今週はこれを読め! SF編】異なる認知、現実の外側へ~キム・チョヨプ『この世界からは出ていくけれど』 文=牧眞司 韓国SFの俊英キム・チョヨプの、『わたしたちが光の速さで進めないなら』につづく二冊目の短篇集で、七作品を収録。著者は「日語版への序文」のなかで、つぎのように述べている。 わたしたちは、見て、聞いて、触ることのできるこの世界を現実だと思っているけれど、実際には"感覚バブル(sensory bubble)"に閉じこめられて生きています。 そのバブルが弾ける、あるいは別なだれかのバブルと触れあうとき、世界がゆらぐ。それをフィリップ・K・ディックは現実崩壊として描き、グレッグ・イーガンやテッド・チャンは認知科学のアイデアを介して哲学的なテーマへと接近する。キム・チョヨプは、ディックのように強迫神経症的ではないし、イーガンやチャンほどメタフィジカルな色合いではない。主人公の人生に寄り

    【今週はこれを読め! SF編】異なる認知、現実の外側へ~キム・チョヨプ『この世界からは出ていくけれど』 - 牧眞司|WEB本の雑誌
  • 『金色のガッシュ!!』が思ってたんと全然違った|ハチミツ

    連載終了から16年経って一から読んだわけですけど、読む前のイメージと違うところがたくさんありました。 読む前は 人間と人外の100組バトルロイヤルファンタジー 主従別離感動ドラマ×100詰め合わせパック ぐらいに思っていたのですが、全然甘かったですね。そこはまだ浅瀬だ。 今回は個人的に好きなペアを個別に取りあげて「金色のガッシュってこういう漫画だったんだ!?」を語ったり、そういうの関係なく「コイツら大好きすぎるんだが!?」を告白したりします。 よろしければどうぞ。 ※1000年前の魔物編まで読んだ時点での感想noteはこちら ガッシュ&清麿~こんなにも『王』に真摯だとは思わなかった~『金色のガッシュ!! 完全版(10)』P343私はガッシュの演説が好きだ。 世界もリィエンも見捨てないと叫んだガッシュが好きだ。 明日を怖がっていたティオに明日を約束したガッシュが好きだ。 王様になったガッシュ

    『金色のガッシュ!!』が思ってたんと全然違った|ハチミツ
  • 『ドリーム77』(金重剛二) - 児童書読書日記(仮)

    1969年理論社刊。導入部のイラストがよいです。大きな木の根元にトンネル状の穴が空いていてそこを機関車が通ってるという、別世界の入り口としてとても魅力的なものになっています。光一くんはおかあさんと博物館から抜け出してきたようなこの古い機関車に乗っていましたが、光一くんと目の前に座っていたおじいさんを除いたすべての乗客は眠りこけてしまいます。おじいさんは光一くんを外に連れ出し、糸を上空に放り投げてそれをつたって雲の世界に上るように促します。古い機関車からインド大魔術めいた不思議現象、子どもを別世界にいざなう手つきが非常に手慣れた感じがします。 さて、雲の上の世界で光一くんは、羽の生えた服を着て夜の世界を飛び回り人々に夢を配る役割を与えられます。空を飛ぶときの気持ちは、「あたたかい春の日に、チョウになって菜の花から菜の花へ、ゆっくりととびまわるような」と表現されています。素朴な表現ですが、子ど

    『ドリーム77』(金重剛二) - 児童書読書日記(仮)
  • 『時間色のリリィ』(朱川湊人) - 児童書読書日記(仮)

    時間色のリリィ 作者:朱川湊人偕成社Amazon小学5年生のロミの前に、同じ塾に通っている園内くんがおでこにシールを貼ったオチャメスタイルで現れ、「『ミコミコぷろだくしょん』って、知らない?」と意味不明な質問をしてきました。どうやら園内くんは、公園にいた昭和語を操るコスプレ少女(?)に命令されて行動している様子。少女は「大魔法使いリリィ」と名乗り魔法が使えるとのたまいますが、すぐには信じられません。しかしリリィは貼った相手とすぐ友だちになれるシールとか無限に五百円札(五百円札!)を出せる財布といった魔法アイテムを使って、自分の力を証明します。なんやかんやあってロミとロミの一番の親友のミューちゃんと園内くんの3人はリリィの『ミコミコぷろだくしょん』探しを手伝うようになりますが、リリィはいつの間にか闇落ちし「くらやみリリィ」化して、リリィとも戦わなければならなくなります。 朱川湊人といえばノス

    『時間色のリリィ』(朱川湊人) - 児童書読書日記(仮)
    Louis
    Louis 2023/03/14
    「「くらやみリリィ」の凶悪魔法をたとえるなら、『おそ松くん』のインベーダーであり、三田村信行のもっとも有名な短編集に収録されている某作に近いものです」
  • 吉田豪×豊崎由美「書評とは何か?」 祝『書評の星座 紙プロ編 吉田豪のプロレス&格闘技本メッタ斬り1995-2004』のプロレス本大賞2021技能賞受賞!|HB ホーム社文芸図書WEBサイト

    吉田豪×豊崎由美「書評とは何か?」 祝『書評の星座 紙プロ編 吉田豪のプロレス&格闘技メッタ斬り1995-2004』のプロレス大賞2021技能賞受賞! 昨年2月刊の『書評の星座 紙プロ編 吉田豪のプロレス&格闘技メッタ斬り1995-2004』が、プロレスはじめ充実した品揃えで知られる書店・書泉(グランデ/ブックマート)制定「2021年度(第2回)プロレス大賞」の技能賞を受賞しました。 これを祝し、著者の吉田豪さん、ゲストに書評家の豊崎由美さんを迎える世紀のビッグ・マッチが実現。意外にも初顔合わせのお二人が「書評とは何か?」をテーマとして、雑誌黄金時代の思い出からフリーライターの生き方までを切り口に、縦横無尽に語り合いました。 ※2022年1月27日、東京・書泉グランデで行われたトークイベントの模様を記事化したものです。 書評家になるまでと、「TITLe」リニューアル事件吉田 お互

    吉田豪×豊崎由美「書評とは何か?」 祝『書評の星座 紙プロ編 吉田豪のプロレス&格闘技本メッタ斬り1995-2004』のプロレス本大賞2021技能賞受賞!|HB ホーム社文芸図書WEBサイト
  • 【今週はこれを読め! ミステリー編】2022年最大の収穫『1793』三部作を読み逃すな! - 杉江松恋|WEB本の雑誌

    Louis
    Louis 2022/11/27
    「スウェーデンという国家が大混乱のさなかにあった1793年に第一作の幕は上がる。舞台は王国の首都ストックホルム、物語の主役となるのは元兵士のジャン・ミカエル・カルデルと法律家のセーシル・ヴィンゲである」
  • 読者をも置き去りにして駆け抜けた平成の快男児—かざま鋭二『霧島嵐児』 | マンバ通信

    先日、かざま鋭二氏が死去というニュースがありました。氏の作品といえば、長期連載され未完に終わってしまった『風の大地』をはじめ、『Dr.タイフーン』などゴルフ漫画のイメージが強いことでしょう。あるいは『我ら九人の甲子園』や『セニョール・パ』などの野球漫画などを思い出すという方もいるかも知れません。 さて、これらの作品は基的にどれも原作者付きです。基的には作画のみを担当するタイプの漫画家なんですね。しかし、原作者クレジットのないオリジナル作品が0というわけではありません。そんな、数少ないかざま鋭二オリジナル作品の一つが、今回紹介する『霧島嵐児』。連載は14年の『週刊漫画ゴラク』で、単行は全3巻です。 作の主人公は、タイトルにもなっている霧島嵐児という青年。若いヤクザである彼は、白洲鷹道という兄貴分に心の底から惚れ込んでおり、彼のためなら命を投げ出してもいいと思っています。 『霧島嵐児』

    読者をも置き去りにして駆け抜けた平成の快男児—かざま鋭二『霧島嵐児』 | マンバ通信
    Louis
    Louis 2022/10/29
    懐かしい、ロフトプラスワンで開催された週刊漫画ゴラク創刊50周年記念イベントでこの『霧島嵐児』にかざま鋭二先生からサインを頂きました https://www.loft-prj.co.jp/schedule/plusone/25630
  • 『チ。─地球の運動について─』が命がけで肯定する「好奇心に蓋をしない」道。「QUEEN」ブライアン・メイもそれを行く - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ

    「知」と「血」と「地」を描く マンガ『チ。─地球の運動について─』(魚豊*読み=うおと/小学館)の舞台は15世紀ヨーロッパ。当時、異端思想とされていた地動説を命がけで証明しようとした人々を描いた物語だ。 『マンガ大賞2021』で第2位、「次にくるマンガ大賞2021コミックス部門』で第10位にランクインした話題作。2020年9月から『週刊ビックコミックスピリッツ』で連載が始まり、最新刊第5集が2021年9月30日に発売された。 タイトルの『チ。』には複数の意味が込められている。1つ目は知性の「知」。2目は、知性を抑え込もうとする暴力の歴史があったという意味の「血」。3つ目は地動説の「地」だ。 『チ。』で描かれた約600年前の人々は、地球の周りを太陽や他の星々が回ると考えていた(天動説)。そして、ヨーロッパ文化圏を支配するカトリック教会もこの説を後押しする。なぜなら神が創成した特別な星、地球が

    『チ。─地球の運動について─』が命がけで肯定する「好奇心に蓋をしない」道。「QUEEN」ブライアン・メイもそれを行く - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ
    Louis
    Louis 2022/09/10
    「天文に詳しいライター・ツヤマユウスケがその魅力に迫ります」
  • 「最高だった…」 『制服ぬすまれた』『ベランダは難攻不落のラ・フランス』に絶賛の声 | ダ・ヴィンチWeb

    漫画家・衿沢世衣子が描く『ベランダは難攻不落のラ・フランス』が2018年10月6日(土)に発売。10月10日(水)には同作者が手掛けた短編集『制服ぬすまれた』も刊行され、「10月は衿沢さん祭りだな! もちろんどちらも購入済み」「両作品とも最高だった…」と歓喜の声が続出している。 『ベランダは難攻不落のラ・フランス』のタイトルは、短編3作品の題名を組み合わせたもの。『ベランダ』はマンションが舞台で、主人公の女性がベランダ沿いにやってくる女子小学生と交流する物語となっている。『難攻不落商店街』は再開発される商店街に、海外から帰国した青年・モスと幼馴染たちが再集合するストーリー。『ラ・フランス』では、音楽会に出演する姉と姉の秘密を知ってしまう妹が登場した。 また同作品には、『リトロリフレクター』『夕べの音楽』などの衿沢が商業誌で発表した作品も掲載されファンは大興奮。「短編集が一冊でこんなに読める

    「最高だった…」 『制服ぬすまれた』『ベランダは難攻不落のラ・フランス』に絶賛の声 | ダ・ヴィンチWeb
    Louis
    Louis 2022/08/07
    衿沢世衣子さん
  • 『何がどうして』

    何がどうして (角川文庫)/角川書店 ¥494 Amazon.co.jp 続けてナンシー関を読んでしまった。1997年から1999年くらいに書かれたコラムを集めたもの。 たかが20年前足らず前なのに、相当昔に思えるね。テレビに登場する人たちの人物評とCM評で構成されているわけだが、まず取り上げられているCMはほぼ覚えてない。石田ひかりの「サラスパ」CMも、水野真紀の「ユニマット」のCMも、中井貴恵のヘアカラーのCMも、記憶の片隅にすら、ない。 人物の方も、けっこう、断片の断片くらいにかろうじて残っている名前が出てくる。ビートたけしの娘の「北野井子」なんてのは、まだ登場が衝撃的だったので忘れてはいないにしても、立河宜子、網浜直子までくると、いったいどんな顔してたっけ、と思わずネットで検索してしまう。だからといって、北野井子の顔は、覚えていたわけではないけど。 しかし、今読んでも、厳しいね。山

    Louis
    Louis 2022/07/07
    「立河宜子、網浜直子までくると、いったいどんな顔してたっけ、と思わずネットで検索してしまう」松山三四六について書かれてるナンシー関のコラム集ってこれかな
  • オタクたちによる宇宙開拓記「我らはレギオン」 感想 - ひつじ図書協会

    「名はレギオン。大勢だから」 マルコによる福音書、第五章。イエスの前に現れた悪霊に取りつかれた男は、名を尋ねられてこう答える。 我らが主人公、ボブも大勢いる。もとは1人だった。1人のSFオタクだった。そして増えた。複製人(レプリカント)となって。 SFオタクのボブはある日、交通事故に遭って命を落とす。しかし、奇跡的に無傷だったボブの頭脳は、彼の遺言通りにコールドスリープによって未来に送られた。 そして、未来の世界でボブは知らぬ間にAI探査機の頭脳として選出され、あれよあれよという間に不死のAI「レプリカント」として宇宙へ飛び出すことになる。 目星を付けた星系に行って惑星探査を行い、資源を集めて自分自身のコピーを作ってまた別の星系へ向かって…を繰り返しながら、居住可能惑星を探すのが来の役目のはずだった。 レプリカントは忙しい。 実際には、滅亡しかけの人類の世話を焼いたり、他国が作り出したレ

    オタクたちによる宇宙開拓記「我らはレギオン」 感想 - ひつじ図書協会
  • ドイツと日本が世界の覇権を競っている西暦2600年を描き出す、1937年刊行のディストピアSFの古典──『鉤十字の夜』 - 基本読書

    【送料無料】 鉤十字の夜 / キャサリン・バーデキン 【】 価格: 2750 円楽天で詳細を見る『鉤十字の夜』は、キャサリン・バーデキンによって書かれたイギリスのディストピアSFである。刊行年は1937年で、ディストピア系の代表作のひとつオルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』が1932年刊行だから、相当(ディストピア物としては)早い時期の作品になる。この、1月に刊行されていて認識はしていたのだけれども、水声社の方針としてAmazonに配しないので、買い忘れたままになっていた。 キャサリン・バーデキンという名前も『鉤十字の夜』も聞いたことがなかったのだけれども、訳者解説によると、どうも英語圏においてさえ著名な作家というわけではないらしい。というのも、もともと作もマリー・コンスタンティンという男性名として発表されたもので、長らくそれがキャサリン・バーデキンの変名であると明かされてい

    ドイツと日本が世界の覇権を競っている西暦2600年を描き出す、1937年刊行のディストピアSFの古典──『鉤十字の夜』 - 基本読書
    Louis
    Louis 2022/06/09
    「ドイツにしろ日本にしろ人口が減少しつつあり、特にドイツでは男児しか生まれなくなる危機敵状態」この点もフェミニズム文学の古典と云われる所以か。『高い城の男』の20年前、『侍女の物語』の50年前の出版。
  • 『さよなら絵梨 - 藤本タツキ | 少年ジャンプ+』へのコメント

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    『さよなら絵梨 - 藤本タツキ | 少年ジャンプ+』へのコメント
    Louis
    Louis 2022/04/11
    「人気コメント」がどれも自分の感想とは違ったものでびっくりした、みんなそんな見方してるの?
  • 朝子の野球日記

    Louis
    Louis 2022/01/17
    「女性らしいか弱さが強調されていた『野球狂の詩』の水原勇気と比べると、朝子は体格が良く足腰も強く、逞しい選手として描かれています」
  • 【書評】『映像研には手を出すな!』溢れた夢と世界の拮抗はどう描かれるのか

    書評】『映像研には手を出すな!』/大童澄瞳・著/小学館/607、650円 【評者】大塚英志(まんが原作者) アニメ版の方を先に見て原作を読むという、作者には失礼な入り方をしたのだが、おかげで原作の主題が逆に鮮明に見えた。 持て余す「妄想力」を開放できなかった主人公が似たような連中と出会い、手探りと高揚を混交させ確実に「仲間」になっていく物語をアニメ版は、年長者の「優しさ」で表現してみせたが、ラストで舞台がこの世界ではなく夢の国なのだと、学園のカットが地球にまで「引き」になったとき、その地形が全く違うことで示してしまった。 ああ「ビューティフルドリーマー」のラムちゃんの夢にしちゃうんだ、と気にはなったが、「毎日が学園祭の日々」は確かにいつか終わるんだしね、とは思った。しかし、再開したまんが版では学校の「外」との緊張関係というか、警戒心とも怯えとも違う覚悟めいたものが、過敏さを持って描かれる

    【書評】『映像研には手を出すな!』溢れた夢と世界の拮抗はどう描かれるのか
    Louis
    Louis 2022/01/17
    大塚英志の『映像研』評が読めるとは。「ぼくら「おたく」世代は結局、綾波に田植えをさせ、その下のゼロ年代は江藤淳を今更持ち出して「田植え成熟論」を語る。それは少しもおもしろくない」