国文学研究資料館が、2017年9月20日からはじまる、三越伊勢丹による江戸料理の再現・アレンジキャンペーンに協力したと発表しています。 キャンペーンに参加する三越伊勢丹の食品フロアの店舗が、江戸時代の料理本『豆腐百珍』『万宝料理秘密箱』等に記載されている料理(角飛龍頭、うずみ豆腐、糟漬卵、長崎鳥田がく等)を参考に商品を開発するにあたり、該当箇所の抽出、その内容の活字翻刻、現代文への翻訳、解説文の記載などの協力を行なったものです。 キャンペーン期間中、古典籍の原本画像と翻刻テキスト、現代語訳と各店舗のレシピ等を記載したフライヤーが、商品に添えて配布されます。 いま「江戸」料理をお手元へ 国文研と三越伊勢丹がコラボ! 9月20日から「江戸の味」を販売(国文学研究資料館,2017/9/14) http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/images/201709
2016年11月、国内最大の料理レシピサイト「クックパッド」に、江戸時代の料理を再現できるという「江戸ご飯」が公開された。「話題の……」「手間いらず……」といった同サイトで人気を集めるレシピとは一線を画す、ちょっとシブい江戸時代の料理だ。お膳立てした国文学研究資料館特任教授の山本和明氏が、この「江戸ご飯」のミソとなる国家プロジェクトのねらいを明かす。 なぜ江戸時代のレシピ? 「クックパッド」の「江戸ご飯のキッチン」で、江戸時代の卵料理20品を公開した。そのうち、「甘さスッキリ冷卵羊羹(ひやしたまごようかん)」、「源氏卵」、「かんたん花卵」、「うずら卵」、「卵山吹蒲鉾(かまぼこ)」の5品がレシピ化されており、ユーザーが実際に作った「つくれぽ」も掲載されはじめている。 ほかにも「このレシピは江戸時代の料理本の現代語訳です」として、「小豆餅卵」や「長崎卵飛龍頭(ひりょうず)」など、江戸時代の料理
2016年11月24日、国立情報学研究所(NII)と国文学研究資料館が、江戸時代の料理本に書かれた調理手順をデジタル化し、現代の人々でも使える形式に整備した「江戸料理レシピデータセット」を公開したと発表しています。 また、現代語訳、原題の「レシピ」形式に編集したデータを、料理レシピ・検索サービス「クックパッド」でも公開しています。 江戸の文化を現代に取り込む「江戸料理レシピデータセット」を整備~江戸時代の料理本を「レシピ化」し、クックパッドでも公開~(NII,2016/11/24) http://www.nii.ac.jp/news/2016/1124/ 《プレスリリース》「江戸料理レシピデータセット」を公開しました。(国文学研究資料館,2016/11/24) http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/images/20161124_news.pdf 江
国文学研究資料館がCC BY-SAで公開している日本古典籍データセットを利用して、蝉丸の塗り絵を作ってみました。 この記事内の画像は全て『日本古典籍データセット』(国文研蔵)でCC BY-SAで公開されているデータを改変して作成したものであり、同ライセンスを継承します。(提供:人文学オープンデータ共同利用センター) 蝉丸の塗り絵 大きいサイズはこちらから→ ダウンロード デジタルでも塗りやすい透過PNGです。 以下のデータのP.19を加工して作成しました。 元データ:小倉百人一首 | 日本古典籍データセット 実際に塗ってみた画像 色鉛筆で塗ってみました。 せっかくデジタルなので、実家にある百人一首の読み札と同じ色でも塗ってみました。 作っている時に考えたことなど 図書館総合展のフォーラムでこちらのデータセットの紹介があり、自分も何かおもしろい使い方できないかなぁと覗いたところ、蝉丸をみつけ
国文学研究資料館が、古典籍を自由に研究・活用してもらうため、国立情報学研究所の協力のもと、同館所蔵の日本の古典籍350点の全冊画像データ(画像約6万3千コマ)とその書誌データを、同研究所の「情報学研究データリポジトリIDR」より、データセットとして、2015年11月10日から一般公開すると発表しています。 データセットの構成は以下の通りとのことです。 ・古典籍画像データ:350点におよぶ日本の古典作品について、その全冊(約63,000コマ)のJPEG形式の画像データ。 ・書誌データ:350点に関する当館作成の書誌データをテキスト形式でまとめたもの。一部の作品には当館で付与した略解題も含む。 ・本文テキストデータ:一部の作品について、その翻刻本文のテキストデータを付す。 ・タグデータ:一部の作品について、当館で付与作業を行っている1枚1枚の画像に対する文中の固有名詞のタグ情報をCSV形式のデ
長野県短大:学園祭で「和書喫茶」 古書を気軽に楽しんで - 毎日新聞 http://mainichi.jp/select/news/20151018k0000m040026000c.html 古典籍(以下、和装本、和本、貴重書等いろいろ)を手袋で取り扱うという類の報道写真・映像があとをたたず、時折思い出したように、あれはダメだ、え、ダメなの、ダメだよ、的な話が軽くこんがりします。あるいはその逆(素手じゃん、素手でいいんだよ、え、いいの)も。 私は、古典籍資料の類を取り扱う際に、手袋などせずに素手で(よく洗った上で)取り扱う派です。そしてそれが正しい方法だろうと考えている派です。 まず、そもそも「手袋をしましょう」なんてこと習ったことがないし。 このネタについては8年前、ハーバードに巣くってた頃のブログにひと記事書いてました。 「反論:「手袋、いらんな」」(HVUday) http://hv
2015年7月3日、凸版印刷株式会社は、江戸期以前のくずし字で記されている古典籍の文字を判別し、テキストデータ化するOCR技術を開発したと発表しました。この技術は、テキストデータ化済みの文献を、OCR処理に用いるくずし字データベースとして使用することで、テキストデータ化されていない文献を80%以上の精度でテキストデータ化することが可能になったとのことです。 この技術による、くずし字で記された古典籍のテキストデータ化サービスが、2015年夏より試験的に開始される予定とのことです。 凸版印刷、江戸期以前のくずし字を高精度でテキストデータ化する新方式OCR技術を開発 ~江戸期以前のくずし字が80%以上の精度でOCR処理可能に~(凸版印刷、2015/07/03) http://www.toppan.co.jp/news/2015/07/newsrelease150703_2.html 参考: 凸版
仙台市宮城野区五輪の仙台大志高で、幕末期に印刷されたとみられる松尾芭蕉「奥の細道」の古書が見つかった。地区住民に公開しており、同校は「地域史に関心を持つきっかけにしてほしい」と期待する。 古本はB5判、113ページ。和紙をひもでとじ、漢字仮名交じりの古書体で書かれている。紙の破れや傷みはない。 昨年5月ごろ、図書室の整理の際、七つある移動式本棚の一番奥に立て掛けられていた。所蔵の時期や経緯は分からない。現在はビニールで密閉して司書室で保管しており、希望に応じて公開している。 閲覧のため同校を訪れた近所の無職岩尾信之さん(77)は「芭蕉の足跡を想像すると楽しい。久しぶりに現代語訳で読みたくなった」と喜ぶ。 宮城県図書館などによると、奥の細道は1702(元禄15)年、木版印刷で発行された。仙台大志高で見つかった本は1789(寛政元)年ごろ作られた版木が使われ、文字のかすれ具合から幕末期
2014年3月17日、国文学研究資料館が、共同研究事業(科研・基盤A)「日本古典籍総合目録における隣接領域の受容拡大と検索機能の整備のための研究」(2008(平成20)年度~2011(平成23)年度)の成果として、「日本古典籍分類表」を公開しました。 「日本古典籍分類表」は、『内閣文庫所蔵国書分類目録』の分類を基本に、古典籍が置かれた実情に即した分類となるよう改正を施したものとのことです。特色として、従来の日本古典籍という概念から外れる、同館蔵の和刻本漢籍について、四部分類を見直した新たな分類を適用して、日本古典籍の一領域として組み入れたことが挙げられるとのことです。また、書籍以外の形態を取る懐紙、短冊、軸物、一枚物などについても、同様に、日本古典籍の領域としての新たな分類を適用して組み入れたとのことです。 日本古典籍分類表 https://www.nijl.ac.jp/pages/res
2014年1月23日、韓国の高麗大学校の海外韓国学資料センターが大阪府立中之島図書館と研究協定を結んだことを発表しました。同館が所蔵している韓国の古典籍を調査し、デジタル化を行う予定とのことです。 大阪府立中之島図書館のウェブサイトによると、同館が所蔵する韓国の古典籍(韓本)は、佐藤六石氏旧蔵の朝鮮本を住友家が資金を提供するかたちで購入したもので、李氏朝鮮時代の版本、活字本、写本で日本人の蒐集したものとしては最大といわれているとのことです。資料の種類・点数は、書籍1,023部、 5,237冊とのことです。 조선시대 중요 희귀자료들, 디지털화 되어 돌아온다(高麗大学校, 2014/1/23付け) http://www.korea.ac.kr/do/MessageBoard/ArticleRead.do?id=4d5b27 韓国古書をデジタル化 高麗大と中之島図書館が協定(聯合ニュース,
メインコンテンツに移動 購読申し込み 7日間無料お試し close QRコードリーダーを QRコード読み込み結果 �^o� V 0��� V �H�� V 熊日からのお知らせ 第29回九州国際スリーデーマーチ 2024 RKK開局70周年記念 ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者 熊日ジュニアゴルフプロジェクト《4期生募集》 熊日新聞コンクール 高校PTA新聞の部 《作品募集》 能登半島地震で救援金 きょうから受け付け ホーム ニュース トップ 熊本 全国 エンタメ 動画 地方選速報 天気・気象 防災・災害 トップニュース 20日「大寒」梅ほころぶ 熊本市の高橋稲荷神社 【熊本・能登地震 重なる課題】被災の子どもに長期的な支援を 環境変化で新たなストレス 熊本でも今なお「心のケア」必要 【電子版限定】熊本はミニ1等が2本 鶴屋と天草の売り場 年末ジャンボ1等はなし オムロン5勝目 三重
2013年12月7日に、「日本漢籍集散の文化史的研究 合同成果報告会」が開催されます。 これは、平成24、25年度の東京大学東洋文化研究所附属東洋学研究情報センターによる共同利用・共同研究拠点公募研究「日本漢籍集散の文化史的研究 「図書寮文庫」を対象とする通時的蔵書研究の試み」の研究成果、および、日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究「宮内庁書陵部収蔵漢籍の伝来に関する再検討 デジタルアーカイブの構築を目指して」の研究成果を合同で報告するものとのことです。 開催場所は、東京大学東洋文化研究所3階大会議室で、参加にあたっての予約は不要・参加費は無料とのことです。 日本漢籍集散の文化史的研究 合同成果報告会のご案内 (東京大学東洋文化研究所) http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/news/news.php?id=SatOct191736492013
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く