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ブックマーク / interdisciplinary.hateblo.jp (68)

  • 統合医療とRCT - Interdisciplinary

    id:NATROMさん 一応、専門家による専門家、という表現はあたらないかも知れないので訂正します。論文的なものがあったので、お知らせします。 統合医療の現状と課題(PDF) RCTとダブルブラインドテストの説明があって、その後に、統合医療の評価にRCTが向かない理由らしきものが書かれています。引用します。※改行は適宜修正 ランダム化と二重盲検によって主観性の排除と客観性の保持を担保し、プラセボによって真に薬効を持つ物質を同定するというのが RCT の基的なデザインである。 上でみたように、RCT を支える主たる二つの思想は、主観の排除と特定の効果を持つ物質の確定である。しかしながら、CAM 的治療の評価においてはこれら二つの考えはあまり役に立たない。というのも、一般にこれらの治療においては完全に主観を排除することは出来ないしまた特定の効果を持つとする治療技術を抽出することも難しいからで

    統合医療とRCT - Interdisciplinary
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    REV 2012/05/04
  • 「斬れ味」と「斬り方」と「刀」と - Interdisciplinary

    ネットサーフィン(死語)をしていたら、こんな動画を目にしました。 これは、海外のナイフ等を扱うメーカーによる商品のプロモーション動画です。いわゆる日刀状の武器で、様々な物を斬ってみせています。巻藁・ロープ・細い金属パイプ・豚肉(※丸々死体を使っているので、視聴時には注意して下さい)、等。なかなかの切れ味を披露してくれています。そして、切れ味もさる事ながら、その撓い具合も面白い。万力で固定して曲げたり、両端を持ってぶらさがっても曲がったり折れたりしていません。これは、職人が鍛錬した日刀では簡単に実験するのは難しいでしょうし(大学の研究などではあるようですが)、興味深いものです。 ちなみに、このメーカーはその筋には知られた所のようで、町田さんが以前にエントリーで採り上げておられたのを教えて頂きました(既読だったけれどメーカーが同じだと認識していなかった)⇒日と世界の日刀概念のズレ -

    「斬れ味」と「斬り方」と「刀」と - Interdisciplinary
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    REV 2012/02/06
    どこかには、刀剣の剛性マニアがいて、「あの○○の捩れ剛性は×××N/°だ」「いや、こちらの○○は×××N/°だ」とかやっているのだろうか。
  • 「科学的に正しい」 - Interdisciplinary

    川端さんのtwitterを見ていてふと思った事。 主に説得や啓蒙普及の文脈において、「科学的に正しい」という言葉が使われる場合がしばしばありますが、これって考えようによってはものすごく無頓着で。 要するに、「科学的に正しい」という言い方は、「そもそも科学にある程度の信頼を置いている」人にこそ通用する表現なのであって、「科学に馴染みが無い」「これから科学の考え方や知識に格的に触れる」ような人々に対して使ったってしょうが無い、という事もあると思う訳です。単に馴染みが無いならまだしも、中には積極的に科学忌避を(直感的に)する人もいるでしょう。そういう人は、むしろ反発しているのだから、「科学的に正しいというのがなんぼのもんじゃい」みたいに感ずるでしょう。 たとえば、ビートたけし氏が司会をしていた、超常現象について支持陣営と否定陣営(何故か懐疑陣営はあまり見られない)とが議論を戦わせる番組を思い出

    「科学的に正しい」 - Interdisciplinary
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    REV 2012/02/06
    自然の斉一性や、唯心論の否定から始めるのは面倒そう。 文脈によっては「科学的に正しい」という文字列が結論先取であることは認める。
  • 造語の必要性がない - Interdisciplinary

    http://d.hatena.ne.jp/logic_master/20111113/1321202736 あの愚痴が出た一つの原因には、「エア御用」という言葉の中には、それなりに対応すべき科学者が持つ問題の指摘が含まれているように思うのに、そこは無視されているように思えた、というものがあります。 端的に言って、その「対応すべき科学者が持つ問題」という概念を敢えて「エア御用」などという語で表現する有用さが別にないということでしょうし、その「問題」は、「エア御用」など持ち出されなくとも認識出来る類のものでしょう。 「科学的態度を期そうとしたが結果的に予測が外れた(好ましくない事態が引き起こされた)。」 という現象は起こり得ることでしょう。そして、それをわざわざエア御用などという言葉にする必要がどこにありますか、という話です。 大体、「御用」の文字列が含まれているのですから、そこには、「政府

    造語の必要性がない - Interdisciplinary
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    REV 2011/11/14
  • いずれにしても - Interdisciplinary

    私が直接地下さんとやり取りすることはあり得ないので。言葉遣いの汚い人とコミュニケーションとってもしょうがないし。 他所様へのコメントで白痴的だなどと書くような人の意見に対して尤もだと評価する人達ってどうなの?という話で。内容は妥当かも知れないが(私は妥当かは知らない)そりゃ言い過ぎだろ、みたいな指摘する人っていないんですか? それとも、許容出来る表現と看做してるのかな。だとすれば、そんな人々とは相容れないけれども。語感が著しく違うということなのだろうし。 人が自身の態度をどう思ってるかはどうでもいいというか、前からあの人がいかんともしがたいのは知ってるので。

    いずれにしても - Interdisciplinary
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    REV 2011/10/27
    「ヒトラーが ニニンはヨンだと言ったから 2×2の答えは 4でない何か」 ←
  • 「で、二重盲検法で実験したの?」 - Interdisciplinary

    何やら怪しげなものが、科学的に妥当であるとか、効果が認められた、などと主張されていた場合に、タイトルのようなツッコミがされるのをよく見かけます。 そのツッコミ、かなりクリティカルなものですが、注意を要するものでもあると思うのです。 と言うのも、「既にやっている」場合もあるから、なんですね。 たとえば、先日紹介した「水」の話。なんちゃら水の効果を臨床的に確かめるために一重盲検(通常は単盲検と言う気がするけど)だの二重盲検だのを行った、と言い張っています。少なくとも、「やっている」とは言える。そういうものに対して「二重盲検はやってるの?」と突っ込むと、「やっていますが?」と返される。 盲検というのは、あるものに特異的な効果を確かめるために、実験者あるいは被験者(や他の人)に心理社会的バイアスが掛からないよう行われる操作です。噛み砕いて言えば、「思い込みの影響をなるべく避ける」ために行うこと。で

    「で、二重盲検法で実験したの?」 - Interdisciplinary
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    REV 2010/08/03
    「で、ソースは?」に似た何か。
  • メモ:ホメオパシーとK2シロップ - Interdisciplinary

    まことに痛ましい話です。 「ビタミンK与えず乳児死亡」母親が助産師提訴 : 週間ニュース : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)⇒http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100709-OYS1T00214.htm はてブで、なぜ組織名等を書かないのか、という指摘がありました。その通りです*1。少し記事から引用しますが、 錠剤について「植物や鉱物などを希釈した液体を小さな砂糖の玉にしみこませたもの。適合すれば自然治癒力が揺り動かされ、体が良い方向へと向かう」と説明している。 こうあります。「自然治癒力が”揺り動かされ”」などというのは非常に独特な表現なので、この関連の問題を追ってる人は、すぐにピンとくるはずです。 ホメオパシージャパンのサイトから引用します。※強調は引用者による ホメオパシーでは、「超微量の法則」に基づき、植物

    メモ:ホメオパシーとK2シロップ - Interdisciplinary
    REV
    REV 2010/07/09
  • ホメオパシーは科学(的)だ・・・と言っている - Interdisciplinary

    ※強調は全て引用者による ○ホメオパシージャパン株式会社のサイト http://www.homoeopathy.co.jp/introduction/world_T20021203.html しかし、それはホメオパシーの科学的根拠がないということであり、ホメオパシーが治癒をもたらすという事実を否定するものではありません。今の科学ではホメオパシーを説明できないということだけです。 科学的根拠がないだけで効果はある、という言い分。 ───── http://www.homoeopathy.co.jp/introduction/kinomori_1997_04.html ホメオパシーは不思議なものである。科学的な説明はいつの間にか神秘性を帯びる。では神秘的な治療かと思えば極めて科学的な精神に裏打ちされている。まるでメビウスの帯のようである。そこには科学があり、文学があり、思想があり、神秘があり、

    ホメオパシーは科学(的)だ・・・と言っている - Interdisciplinary
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    REV 2010/06/21