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ブックマーク / interdisciplinary.hateblo.jp (68)

  • 《ニセ科学》という語 - Interdisciplinary

    note.com 気に入らない。というのは好悪も入るので、そう感ずる事についてはしようが無い、と思います。 ニセ科学の概念と議論に関して、私もそれなりに考えてきたので、リンク先の主張を検討しようと思います。 世の中に数多存在するトンデモを分類するにあたって、ニセ「科学」として、科学を特別に括ることに、実益はない。 ↑実益はないとありますが、量的評価はともかく、科学の観点から分類する事によって、科学を悪用(意図的か否かに拘らず)する主張に焦点を当て検討を促す事が出来る、というのが一つの意義です。たとえば、科学的に証明されたというようなフレーズが宣伝に用いられたとして、そこに虚偽が入り込んでいる可能性に目を向けさせる訳です。その検討に際しては、科学なる概念・意味の内容を把握する事が必要です。 倫理的にいいことだから嘘でもオッケーというのは、水伝、江戸しぐさあたりに共通の動機であるといえる。 ↑

    《ニセ科学》という語 - Interdisciplinary
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    REV 2021/05/05
    「一部上場株だって倒産すればパーになり、それを詐欺とは言わない。だからウチの牛肉/原野/外車レンタカー/健康用品レンタル が破綻しても詐欺呼ばわりは酷いな」みたいな論述はゴールデンウィーク期間も大人気。
  • 良性腫瘍の余剰発見に至るプロセスと、ラベリング効果 - Interdisciplinary

    私が余剰発見の例としてちょくちょく採り上げるのが、肝血管腫です。 肝血管腫とは、血管の集まった良性の腫瘍で、健診(健康診査)における腹部エコーにて、結構高い割合で発見される(保有割合が高い)事が知られているようです。 文献によると、エコーを受けた100人に1人程度は発見されるくらい保有割合が高いそうですが、それによる症状が発現する事は、かなり少ないとあります。ですから、通常はそのまま経過観察となる事が多いと言います。 もしこの病気が発見されて、処置もせず症状が出ないまま他の原因で亡くなったとすれば、それは、肝血管腫の余剰発見(過剰診断)であると看做せます。また、肝血管腫は良性腫瘍ですので、もっと一般的な表現をとれば、良性腫瘍の余剰発見であるとも言えるでしょう。 良性腫瘍であり、症例がよく見つかる事、また、症状がほとんど出ないので、診断されても良性腫瘍が見つかったと認識出来、医師も、そこまで

    良性腫瘍の余剰発見に至るプロセスと、ラベリング効果 - Interdisciplinary
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    REV 2021/02/16
    “検診の事を考える際には、そこも押さえておくのが、とても肝腎です。” さすが肝血管腫の話題だけのことはある。
  • 鶏刺し(鳥刺し)のはなし - Interdisciplinary

    togetter.com ↑これを読んで、色々考える所あり。整理も兼ねて。 鶏を生する習慣がある地域における、生鳥肉の衛生基準 https://www.pref.miyazaki.lg.jp/eiseikanri/kenko/ese/documents/000183422.pdfwww.pref.miyazaki.lg.jp ↑(PDF)宮崎 www.pref.kagoshima.jp ↑鹿児島 宮崎の基準は結構前のもの。改定の有無は不明。鹿児島は2018年に改定。 鹿児島の改定は、水切りの手順追加。筋胃・肝臓(砂肝とレバー)を生可から除外(PDFに差分情報あり)。 地元の店で、調理済みの鶏刺しまたは、鶏刺し用の肉を見ると、たいてい皮がついており、炙ってある(焼烙殺菌の結果)。これは香ばしさや歯ごたえ、味にも関係。 新鮮なほうが危険? 新鮮なほうが危険、との意見があるのは、病原

    鶏刺し(鳥刺し)のはなし - Interdisciplinary
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    REV 2021/02/13
    「焼肉酒家えびす」事件でこのへんの話が話題になったな。結果、ユッケが壊滅、レバ刺しは絶滅。
  • 《偽陽性》などの言葉について - Interdisciplinary

    www.sponichi.co.jp 体操の内村航平選手が先日、新型コロナウイルス感染症に対する検査を受けて陽性になりましたが、昨日、結局は偽陽性であった旨の発表がなされました。 この報道を受け、偽陽性なる語が、いくらか話題になっています。その中で、偽陽性の意味合いがきちんと理解されていない場合もあるように見受けられますので、簡単に説明をします。 ❓偽陽性って聞いた事無い。最近作られた言葉なのでは 違います。偽陽性(false positive)は、古くから、検査に関する議論の文脈で用いられてきたものです。 たとえば、古い文献を探すと、1928年に既に用例が見られます↓ www.jstage.jst.go.jp 斯る強き偽陽性反應を呈した血清 ただ、同じ語でも微妙に意味合いが変化していく事もあるので、なるべくはっきりと現代的な意味で用いられているもので探してみます。それでも、1950年代の

    《偽陽性》などの言葉について - Interdisciplinary
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    REV 2020/11/01
    Not even justice, I want to get truth.
  • EBMとオッズ - Interdisciplinary

    EBM 産科医の室月淳氏が、twitterで次のような発言をなさっていました。 どの検査が適切であり,結果が陽性だった場合どの程度確からしさが増すか,陰性だったときはどの程度否定できるか,いままで医者は臨床のなかで経験的に身につけてきました.しかしあたらしい診断学ではこの過程が数学モデル化されており,これがエビデンスベイストメディシン(EBM)といわれるものです— 室月淳Jun Murotsuki@集英社新書「出生前診断の現場から」 (@junmurot) 2020年9月12日 .しかしあたらしい診断学ではこの過程が数学モデル化されており,これがエビデンスベイストメディシン(EBM)といわれるものです 端的に言って、この説明は誤っています。 このように、これが○○であるといった表現をおこなう場合は、それ以前の文章が、○○なる語が持つ特徴を上手く要約している事が必要です。で、上記引用部におい

    EBMとオッズ - Interdisciplinary
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    REV 2020/09/13
  • “ニセ科学を厳しく批判する人たち(例・菊池誠大阪大学教授)が特になにもしない” のか? - Interdisciplinary

    ニセ科学を厳しく批判する人たち(例・菊池誠大阪大学教授)が特になにもしないであろうことはなんとなく予想できる。ふだんは社会的影響力皆無な私人のタワゴトまでいちいち批判して回る人たちだけど。 / “自民党広報 on Twitter: "【教えて!もやウィン】 第1話 進化論 …” https://t.co/lSCJ3r9KOf— 瀬川深 Segawa Shin (@segawashin) 2020年6月19日 ニセ科学を厳しく批判する人たち(例・菊池誠大阪大学教授)が特になにもしないであろうことはなんとなく予想できる。 ↑ここでのなにものなにが一体なになのか、が解らないと意味が不明ですが、ひとまず措いて。 社会ダーウィニズムはニセ科学なんだけど、ニセ科学批判の人たちはこれを批判はしないな。科学を持ち出さなくてもいい単なる詐欺には「ニセ科学だ」と叫ぶけどな。 https://t.co/DHon

    “ニセ科学を厳しく批判する人たち(例・菊池誠大阪大学教授)が特になにもしない” のか? - Interdisciplinary
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    REV 2020/06/21
  • 陽性と陰性 - Interdisciplinary

    さて問題です。 陽性なのに陰性 ↑これは、何の指標を表していますか。

    陽性と陰性 - Interdisciplinary
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    REV 2020/03/05
    陽性所見と陰性所見の相補性について
  • マスクと感染症防御まわりの議論の観点 - Interdisciplinary

    医療者やマスメディアによる発信 マスクと感染症防御のはなしです。 医療者やマスメディアなどが関連の記事を出し、それが反響や議論を呼びます。たとえば私が最近読んだのは、次の記事です。 kaigyou-turezure.hatenablog.jp ↑開業医のかたによる、新し目の知見を参照しながらマスクの予防効果を検討した記事。 https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/coronavirus-dr-iwatawww.buzzfeed.com ↑新型コロナウイルスに関する勉強会においての岩田健太郎氏(感染症内科医)による主張、の紹介。マスクへの言及あり。 www3.nhk.or.jp ↑NHKによる記事。色々の組織や機関による説明を引用しながら、マスクの感染予防効果を検討。 現在の知見 前節で紹介した記事で参照されているような研究含め、色々の知見を踏まえると、現

    マスクと感染症防御まわりの議論の観点 - Interdisciplinary
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    REV 2020/02/09
  • 体液生検(リキッドバイオプシー)実用化の評価について - Interdisciplinary

    体液生検による検診の実用化 N-NOSEなる がん検査法が、株式会社 HIROTSUバイオサイエンス によって、実用化されるそうです。 xn--icktbzci4u.com ここで実用化とは、 ”がんの1次スクリーニング検査” に用いられる事を指します。スクリーニングは、検診、つまり 症状の無い人に検査して疾病を見つける のを意味します。 この検査法、最近取り沙汰される事のある、血液や尿を検査して がんなどの疾病を見つけるもので、カタカナでリキッドバイオプシーと書かれます。私は、直感的に解りやすいように、体液生検と日語で書きます。この方法は、リンク先にもあるように、低侵襲(身体への害が小さい)であったり、より小さい内に病気を発見出来るのが、特徴としてアピールされます。尿や少量の血液で検査出来るので、受ける側の簡便さも謳われます。 検査の性能 この検査について、twitter上で話題になっ

    体液生検(リキッドバイオプシー)実用化の評価について - Interdisciplinary
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    REV 2020/01/21
    「ガン検査ができる」っていうのは、「宝くじを買えば一億円が当たる」っていうくらいの正確さだと思われ
  • 《科学的根拠はありません》 - Interdisciplinary

    日の朝日新聞の広告。このような治療法ががんに有効という科学的根拠はありません。 pic.twitter.com/Cxyk2xOd1Y— 勝俣範之 (@Katsumata_Nori) November 12, 2019 以前に何度か書いた事があるのですが、改めて。 科学的根拠はありませんという表現。これはおそらく、 科学について、ある程度の知識を持っている 科学に対し、ある程度の信用を置いている 上のいずれかの人以外には、あまり響かない言い回しなのではないかと思います。 科学とは、観察や実験・調査によって得られたデータに基づき現象の構造や因果関係を探る営みであり、また、その営みによって構築された知識の体系です。制度的には、専門家同士による査読の仕組みがあり、複数の研究で同様の結果が得られた事をもって、科学的知識として共有されていきます。 これを踏まえれば、科学的根拠はありませんなる言い回し

    《科学的根拠はありません》 - Interdisciplinary
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    REV 2019/11/13
    口語でいうと、「そんなんで癌が治るなんて嘘じゃん」なのだが、そうネットに書くと名誉毀損で敗訴する国なので https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/hpvv-muranaka-haiso2
  • 菊池誠氏によれば、TAKESANは「ちょっとおかしい 」らしい - Interdisciplinary

    twitterに書かれているのを見かけました。発言者は、菊池誠氏です。 その方は昔はまともだったと思うんだけど、途中からおかしくなっちゃったな。デマとはまた別の意味で— kikumaco(10/29ベアーズ) (@kikumaco) October 24, 2018 その方は昔はまともだったと思うんだけど、途中からおかしくなっちゃったな。デマとはまた別の意味で よくわからない人です。過去のブログには非常によい記事もありますので、基的には頭のいいかただと思います。でも、ちょっとおかしい— kikumaco(10/29ベアーズ) (@kikumaco) October 24, 2018 よくわからない人です。過去のブログには非常によい記事もありますので、基的には頭のいいかただと思います。でも、ちょっとおかしい ※強調は引用者による。菊池氏が言及しているのが私(TAKESAN)である事は、や

    菊池誠氏によれば、TAKESANは「ちょっとおかしい 」らしい - Interdisciplinary
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    REV 2018/11/06
  • 「リスク」とは「害」や「不利益」の事では無い - Interdisciplinary

    NATROMせんせい、リスクじゃなくて「害」という言葉をつかうのはナンデなのかしら。 たとえば「すべての予防接種には害がある」という言い方をされたりするんやろか。https://t.co/NS4z4tR1ek— flurry (@flurry) October 31, 2018 このような意見を見かけました。 NATROMせんせい、リスクじゃなくて「害」という言葉をつかうのはナンデなのかしら。 このかたは、疫学におけるリスクの概念について、ご存知では無いようです。 疫学においてリスク(危険:risk)とは、 好ましく無い事象の起こる確率 を表す用語です。疫学の教科書から引用してみましょう。 risk リスク(危険) あらかじめ規定された期間内に特定の事象が生じる確率.疾患発症のリスクは累積罹患率で測定される. これは、『しっかり学ぶ基礎からの疫学』の用語解説の文です。また、『今日の疫学 第

    「リスク」とは「害」や「不利益」の事では無い - Interdisciplinary
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    REV 2018/11/01
    「個々人に対する検診行為」は「個々人に対する」「リスク」と成り得て、「集団に対して検診を実施する行為」は「集団に対する」「害」に成り得る、っていう認識。
  • 麻しんによって「日本では未だに年間50人の子供が死ぬ」という記述について - Interdisciplinary

    麻しん流行については、あまり情報を追っていなかったのですが、いくつか目に入ってくる記事等はありました。 その中で気になったものを採り上げます。 twitter上で、次のようなつぶやきが、注目を集めたようです↓ 大流行のはしかについて、とある医療機関からの警告 この件において、日が先進国から脱落した理由がはっきりと明記されている。 そしてあらゆる分野でそれが起きている pic.twitter.com/qldAQXbOz4— 招き (@kyounoowari) 2018年4月28日 簡単に言うと、麻しん(はしか)の脅威について注意喚起する内容、という感じです。 で、ここに対し、情報の不正確さを指摘するものがありました↓ 日で麻疹で年間50人が死んでいるという嘘が流布されている 26000人以上がRTしているという。。。。15年にWHOに清浄国に認定されたんだけれど、こういう嘘を流布する目

    麻しんによって「日本では未だに年間50人の子供が死ぬ」という記述について - Interdisciplinary
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    REV 2018/05/05
  • 情報の伝えかた――栄養疫学の事例 - Interdisciplinary

    toyokeizai.net style.nikkei.com いずれも、栄養疫学的見地からの記事で、内容そのものについては概ね妥当な記事だと思われます。※前者の記事については、習慣改善の提言等の部分まで全面的に賛同しているものではありません しかし、情報を丁寧に冷静に伝えるという観点からは、後者のほうが優れたものと考えます。前者は、キャッチーさを狙ってか、題や副題に、かなり煽るような表現が並んでいます(※題は必ずしも著者がつける訳では無い)し、色に着目させて論ずるなど(精製されているかどうかが重要なのであって、必ずしも色が重要なのではないと加えるくらいなら、精製の度合いが高い低いと、そのまま書けば良い)、気をつけるべき点があります。 記事内容は、そもそも主と認知されているような物(白米)が、2型糖尿病罹患のリスクを上げる、という因果関係に関する言及なので、その情報が与えられる側の心理

    情報の伝えかた――栄養疫学の事例 - Interdisciplinary
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    REV 2018/04/15
  • 菊池誠氏は説明すべき - Interdisciplinary

    再発率が高いというのは、要するに過剰診断だってことでしょうね https://t.co/p7jvaL1GfD— きくまこ(3/1 難波ベアーズ) (@kikumaco) 2018年3月1日 再発率が高いというのは、要するに過剰診断だってことでしょうね 菊池さんは、なぜ再発率の高さから、それが過剰診断だと言えるのかを説明するべきですし、説明出来るはずです。 念のため、私の考えを書いておきます。 まず、再発率が高いとすぐに言えるのか、という問題があります。がんの再発とは、 「再発」とは、治療がうまくいったように見えても、手術で取りきれていなかった目に見えない小さながんが残っていて再び現れたり、薬物療法(抗がん剤治療)や放射線治療でいったん縮小したがんが再び大きくなったり、別の場所に同じがんが出現することをいいます。 このような意味合いですが(再発、転移とは|もしも、がんが再発したら [国立がん

    菊池誠氏は説明すべき - Interdisciplinary
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    REV 2018/03/08
    "おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。"
  • 「過剰診断があるから甲状腺がん検診は止めるべき」、などと言うべきでは無い - Interdisciplinary

    もう何度も言っている事ですが、なかなか正されないので。 検診に限らず、医療的介入というものは、便益(ベネフィット)と害(ハーム)を比較して、おこなって良いかどうか、決められます。 具体的には、ベネフィットとして、病気で死ぬ人を減らすとか、坐骨神経痛の痛みを和らげるとか、そういうものがあり、ハームとしては、手術に伴う出血や穿孔、神経障害などがあります。それらを比較し、便益のほうが大きいと評価された介入が、医療行為として推奨されるという訳です。 さて、検診についてです。 検診のベネフィットは、死亡者を減らす、QOL(生活の質)の下がりかたを抑える、などがあります。いっぽう、ハームとして、検査に伴う出血・穿孔、などがあり、また、病気と診断される事による心理的身体的負担、あるいは、病気で無いのに病気と判断されてしまう事(偽陽性――誤った陽性判断)などが生じます。 そして、議論の的となりやすい、過剰

    「過剰診断があるから甲状腺がん検診は止めるべき」、などと言うべきでは無い - Interdisciplinary
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    REV 2018/03/08
    トンデモと闘う者は、その過程で自らがトンデモと化さぬよう心せよ。おまえが長く過剰検出を覗くならば、過剰診断もまた等しくおまえを見返すのだ。
  • “「あなたにはガンが見つかりました、ただ大きくなって症状が出るかわからないので経過観察します」は過剰診断回避策” であるのか - Interdisciplinary

    意味不明。「あなたにはガンが見つかりました、ただ大きくなって症状が出るかわからないので経過観察します」は過剰診断回避策でしょ。 とにかくどんな癌も1cm未満の時代があるわけで、あんたらの言う通りゆっくり成長するなら、将来の発症者の多くが3巡目までの経過観察群に入ってるはずじゃない。 https://t.co/G4xNUvvmmDiPatrioticmom (@iPatrioticmom) 2018年1月8日 このような意見が散見されるので、改めて。 意味不明。「あなたにはガンが見つかりました、ただ大きくなって症状が出るかわからないので経過観察します」は過剰診断回避策でしょ。 (強調は引用者)端的に言って、これは誤りです。 詳しくは、 interdisciplinary.hateblo.jp 上記記事に書いていますが、見つかった がんを経過観察する事は、過剰診断回避策になり得ません。 こ

    “「あなたにはガンが見つかりました、ただ大きくなって症状が出るかわからないので経過観察します」は過剰診断回避策” であるのか - Interdisciplinary
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    REV 2018/01/08
    20世紀の終わり頃まで、癌は沢山切れば切るほど余命を伸ばすと考えられていたが、統計が出るにつれてそうでもないことがわかった。検診も、やればやるほど集団の余命を改善すると思われていたが…
  • 至当発見と過早発見と余剰発見 - Interdisciplinary

    検診による疾病の発見の事を、早期発見と言う。 他の原因で死亡するまで、発見した疾病の症状が発現しない場合、その疾病を見つけた事を、過剰診断と言う。 早期発見、あるいは、早期発見の内、過剰診断で無いもの(つまり、症状が発現するものを発見した)を、スクリーニング効果と言う場合がある。 ところが、効果が語に入っているので、早期発見が延命効果をもたらすという意味での効果と紛らわしい。 概念的には、早期発見は、 症状が発現するものを見つけ、処置すれば延命効果がある 症状が発現するが、早く見つける事による延命効果は無い 症状が発現しない 大まかに、このように分けられると考える事が出来る。スクリーニング効果なる語は、この内の1だけなのか、1と2を合わせたものか、あるいは全てを合わせたもの(すなわち早期発見と同義)なのか、論者によって意味付けが異なっており、混乱のもとである。 これらはそれぞれ、 適切な発

    至当発見と過早発見と余剰発見 - Interdisciplinary
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    REV 2017/12/27
  • 林衛氏とsivad氏による印象誘導について - Interdisciplinary

    林衛氏とsivad氏が、私の主張について、推測を交えて言及なさっていました。 被曝した子どもたちを介入群と放置群に分けて追跡するような研究はTAKESANさんのいうとおり、たしかにありません。現行の福島甲状腺検査は、専門医のコンセンサスにもとづき、患者の利益を最大化しよう(もちろん過剰診断抑制しよう)とするもの。それにまで反対なのかな?— 林 衛 (@SciCom_hayashi) 2017年11月28日 TAKESANという方、すごいですね。被曝した子どもたちを介入群と放置群に分けて死ぬまで観察しろと?研究倫理ってものをご存じないのかな。https://t.co/3TAYwYXH0u— sivad (@sivad) 2017年11月28日 このお二かたによる、私の主張に対する推測は明確に誤っており、恰も私が福島の子ども達を対象に臨床研究をおこなうべきであると言っている、かのように誘導する

    林衛氏とsivad氏による印象誘導について - Interdisciplinary
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    REV 2017/11/29
    社会的検診政策において国際基準に照らし過剰な積極性を見せる人の、予防接種その他医療においての積極性がちょっと気になる
  • 牽強付会の林衛氏――甲状腺がん検診のメリットデメリットをめぐって - Interdisciplinary

    ?? 助かる人もいるが,過剰診断もあるということではなかったのではないでしょうか? だから,メリットとデメリットを比べようというのがウエルチらの議論ですよね。近藤誠氏なみの全否定??@NATOROM がん腫や検診によっては早期発見で助かる人がいるとは限りません。— 林 衛 (@SciCom_hayashi) 2017年9月11日 「助かる人もいるが,過剰診断もある」というのは乳がん検診の場合で、甲状腺がんについては「助かる人もいる」かどうかはわかりません。過剰診断があるのは確実です。— なとろむ (@NATROM) 2017年9月11日 ウエルチの論では,助かる人もいるだろうが,過剰診断もあるですが,なとろむさんは全否定もありなのですね。https://t.co/NQjvS3AWkO— 林 衛 (@SciCom_hayashi) 2017年9月11日 甲状腺がん検診で?ウェルチが「助かる人

    牽強付会の林衛氏――甲状腺がん検診のメリットデメリットをめぐって - Interdisciplinary
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    REV 2017/09/16