「人から出るもの、これが、人をけがすものです。内側から、すなわち、人の心から出て来るものは、悪い考え、不品行、盗み、殺人‥」(マルコ7:20−21)。 2014年8月3日の東京新聞連載「時代を読む」のコラムで、同志社大学教授の浜矩子氏が「あなたはどう歩く?」という題で、記事を寄せていました。 その内容ですが、ワールドカップ・サッカーで優勝したドイツチームの、あるまじき悪いデモを紹介していました。 この最終戦はドイツとアルゼンチンとの間で行われ、1対0でドイツが勝ちました。私はテレビを持っていないので、この優勝戦を観る事はありませんでした。ですからその後起きた出来事は浜教授の指摘により知った次第です。 それによりますと、なんと優勝したドイツチームは、その熱狂的な場で、「肩を組み、隊列を組んだ彼らが、突如として腰をかがめた。前傾姿勢になった。まるで二足歩行になれていないような構えで、足をひきず