中部森林管理局(長野市)は28日、県内の国有林でブナ、ミズナラ、コナラの結実状況を調査した結果を公表した。3種の木が付けるドングリは熊の餌になることから、出没予測の判断材料となる。県内全域で「不作」や「凶作」の地域が大半だった昨年と比べると「並作」や「豊作」が増えたものの、依然として「不作」が最多…
テント泊の女性が熊に襲われて閉鎖を続けている北アルプス上高地の小梨平キャンプ場(松本市安曇)が、営業再開に向けて再発防止策を進めている。熊は食料をあさりに来たとみられるため、食料やごみの管理を徹底。野生動物との向き合い方について利用者が学ぶ講習も企画する予定だ。紅葉でにぎわう19日からの4連休に間に合うよう早期の再開を目指している。 同キャンプ場では8月9日午前0時ごろ、テント泊の女性が熊に引っかかれて右脚にけがをした。別の複数のテントも荒らされ、キャンプ場の防犯カメラには夜間に受付前のごみ箱を物色する熊が映っていた。同じ個体とみられる熊はその後、麻酔銃が命中して死んだ状態で見つかったが、キャンプ場の閉鎖は続いている。 キャンプ場を運営する日本アルプス観光(松本市)は事故を受け、夜間はごみ箱を撤去し、利用者がテント内で食料を保管せずに近くの食堂で預かることなどを検討。見通しを良くするために
絶滅のおそれがあるニホンライチョウの復活計画が進む長野県の中央アルプスに1日、北アルプスの別の山から、3組のライチョウの親子がヘリコプターを使って移送されました。 国の特別天然記念物で絶滅のおそれがあるニホンライチョウは、長野県の中央アルプスでは、約半世紀前に絶滅したとされていましたが、おととし、木曽駒ヶ岳でメス1羽の生息が確認されたことから環境省が復活計画を進めています。 その一環として、比較的生息数が多い北アルプスの乗鞍岳から親子を移り住ませて繁殖させる計画を立てていて、1日午前にヘリコプターを使って3組の親子を木曽駒ヶ岳に移送しました。 移送されたのは、メス3羽と約1か月前にふ化したひな16羽の合わせて19羽で、親子ごとに段ボール箱に入れられて運ばれ、到着後すぐに、ケージと呼ばれる小屋に入れられました。 その後、ケージの外にも出されて、元気に走り回るなどしていました。 環境省は、この
中央アルプスでのライチョウ復活を目指す環境省信越自然環境事務所(長野市)は2日、駒ケ岳にすみ着いた雌1羽に抱かせた卵8個が全滅したと発表した。6月30日と7月1日に調査。卵5個はふ化していたが、死んだひなや卵が巣近くに散乱していた。ふ化直後に猿が巣に近づく様子がセンサーカメラに映っており、驚いた雌やひなが巣から飛び出したことが原因とみている。 同事務所は6月7日、県内外の動物園など4施設から提供された有精卵8個を、雌が抱いていた無精卵と入れ替えた。ふ化予定日は30日と7月1日だった。巣の周辺5メートル以内にひな5羽の死骸、離れたところに卵2個を確認。1個は巣にあり、雌が温め続けていたが死んでいた。近くに置いていたセンサーカメラには29日午後6時台に、少なくとも10匹の猿の群れが映っていた。雌は近くで確認した。 調査に同行した信州大名誉教授中村浩志さんの分析では、29日午後にひながふ化。直後
□VTR-1 河原のクマ (長野市) ○岩渕C: 「くらし☆解説」です。今日は「クマにご注意」。 藤原 正信 解説委員とおとどけします。 各地でクマが出没し始めています。 今日は、なぜ秋にクマの被害がふえるのか、そして被害を防ぐにはどうしたらよいかを考えます。 今月はじめに長野市内にクマが現れたというニュースがありました。その映像です。 □VTR-2 ヤブのクマ 川沿いを走るクマ (長野市) (10月5日)長野市内で発見されたツキノワグマです。 駅や市の中心部県庁付近に出没。袖花川(そでばな)沿い。 80~90kgもあるオスでその日の夕方に射殺されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ●藤原解説: 環境省によると8月までのクマの目撃数は全国で8400件近く。 去年の1.6倍だということです。 岩渕さん、この時期にクマが出てくるのはなぜでしょう? ○岩渕C:
環境省は16日、新潟県佐渡市の自然界で生まれて38年ぶりに巣立ったトキの幼鳥の母鳥(3歳雌)が死骸で見つかったと発表した。 死因は不明だが、タヌキに襲われたような痕があるという。 同省佐渡自然保護官事務所によると、同市の住民が13日午前、山間部の水田にトキの羽根が多数落ちているのを発見。同省職員らが16日に現地調査し、羽根や骨、識別用の足環などを回収した。トキにはGPS発信器が付けられており、7月24日以降は記録が途絶えていた。 このトキは5歳雄とペアを組んで産卵し、5月5~11日に3羽を孵化(ふか)させた。同事務所の長田啓・首席自然保護官は「3羽は無事が確認されており、母親が死んだことによる影響はない。繁殖実績があり、来年も期待していただけに残念」と話した。
どんなジャンルの写真でも適切なレンズの選択は重要な課題だが、野生動物撮影現場では即応性が要求されるため、選択を誤ると痛い目にあう。 2009年10月、薄曇りのある日、私は南アフリカのクルーガー国立公園で取材を行っていた。その日は早朝からあまりめぼしい被写体に出会えておらず、車を運転するうちに太陽は頭上に到達していた。昼間は動物にとっても人間にとっても一番ダルい時間帯だ。 そんな時だった。ふと道端に目をやると、草の間にうずくまる黄色と黒の毛の固まりが視界へ飛び込んできた。一瞬状況が飲み込めず、それがヒョウであると気付くまでにわずかながら時間がかかった。昼日中、超至近距離でヒョウに遭遇するなどめったにない出来事なのだ。 たちまち眠気は吹っ飛び、心拍数が一気に上昇した。すぐさま撮影態勢を整えねばならないが、急停車すると相手が驚いて逃げてしまう。そこで、まずはそのままやり過ごし、数十メートル先まで
国際自然保護連合(IUCN)は20日までに、最新版の世界の絶滅危惧種リスト「レッドリスト」を発表した。生息状況を評価した6万3837種の30%超の1万9817種に絶滅の危険があり、状況は依然として深刻という。 IUCNによると、大町市の木崎湖に生息する小型の巻き貝、キザキコミズシタダミを新たに「近い将来に極めて絶滅の恐れが高い種」と認定した他、北海道や東北に冬に飛来するコオリガモ、コケの一種キノボリツノゴケ、アカエイの一種などを新たに絶滅危惧種とした。 米国の淡水の二枚貝や巻き貝など4種類の動植物が新たに絶滅したと認定し、絶滅種は計810に増えた。 最も絶滅の危険度が高く「近い将来に極めて絶滅の恐れが高い種」とされたのは3947種で、沖縄にだけ生息するキツツキ、ノグチゲラなどが含まれる。 ◇ 大町市立大町山岳博物館の機関紙「山と博物館」(1992年)によると、キザキコミズシタダミ
拘留中のシーシェパードメンバー「日本は憎むべき国じゃなかった。代表のやり方は間違ってる。家族に逢いたい」 1 名前: オオカミウオ(岐阜県):2010/05/23(日) 20:15:43.32 ID:Fz/W1duj ?PLT 調査捕鯨妨害事件で東京拘置所勾留され、27日に初公判を迎える米団体シー・シェパード(SS)のメンバー、ピーター・ジェームス・ベスーン被告(45)=ニュージーランド国籍=は23日までに、産経新聞との接見に応じた。同被告は、自身を「ラストサムライ」と呼び徹底した法廷闘争を叫ぶSS代表のポール・ワトソン容疑者(59)=カナダ国籍=は「間違っている」と語り、ミゾをうかがわせた。 ワトソン容疑者はベスーン被告が拘束されて以来、「日本は違法な捕鯨を終わらせるための(抗議行動の)結集地となる」と主張し、法廷闘争のための寄付を募り、各国の日本大使館で抗議デモを行うよう支持者ら
つい先日初陣を飾ったばかりのアディ・ギル号ですが、捕鯨船と衝突、沈没しました。 シー・シェパードの声明によると捕鯨船団のShonan Maru No.2が突然加速、故意にアディ・ギル号に突っ込んでアディ・ギル号が沈没したとのこと。アディ・ギル号の乗組員は全員シーシェパードの別の船、Bob Barkerに救助されたそうです。シーシェパードいわく、これは「a real whale war(真の捕鯨戦争)」のはじまりであるとして撤退する意向はないそうです。 捕鯨船にラム(衝角)でもついてたんでしょうかね。 [Sea Shepherd] (野間恒毅)
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