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ユーザーが作成した3Dモデルのキャラクターが、会話とアニメを自動で行うチャットAIとして動き出す<Ememe AI>(エミームエーアイ)のサービスが始まった。また、作成した3Dモデルを投稿することで賞金と限定アイテムがもらえる「チャットAIキャラクターコンテスト」も同時に開催される。 Ememe(エミーム)は、チャットAI投稿フォームの<Ememe AI>を7月31日にリリースした。このサービスでは、作成した3Dモデルをアップロードすることによって、自動で会話とアニメーションが生成される。その3Dモデルは、性格や設定をテキストで書き込むことによって、それに合わせた行動をキャラがしてくれるようだ。 3Dモデルは自分で作ることができるほか、初期アバターから選ぶこともでき、その場合には、さいとうなおき、寺田てらをはじめとする人気イラストレーターによってデザインされた個性豊かな7体のアバターから選
新世代のガンダムシリーズとして一世を風靡した「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ」の約20年ぶりの新作続編となる『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が現在全国公開中だ。 今回はシリーズを通してモビルスーツのデザインを担当するメカニカルデザイナー・大河原邦男に、本作との関わりから現在の思いまでを率直に語ってもらった。 ▲メカニカルデザイナー/大河原邦男 ──約20年という時を経ての最新作となる『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が遂に公開されました。 大河原 観ていただければ、たちまち『ガンダムSEED』の世界に引き込まれるんじゃないでしょうか。公開までに長い時間がかかりましたが、当時から応援してくれていた方はあの時代に戻れて、涙が出るぐらい感動してもらえると思います。 ──そもそも大河原さんが『ガンダムSEED』でメインのモビルスーツデザインを担当することになった経緯は? 大
約20年の年月を経て、遂に「SEEDシリーズ」完全新作『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が、全国大ヒット公開中だ。 今回は「SEEDシリーズ」を手掛けてきた福田己津央監督に、両澤千晶の遺したプロットを基にどのように本作を作り上げていったのかなどについて語ってもらった。 ▲福田己津央監督 ※本文にはネタバレ要素が多く含まれます。劇場版ご鑑賞前の方はご留意ください。 ──『FREEDOM』大ヒットおめでとうございます。公開した現在の率直な感想は。 福田 好調だそうで、とてもありがたく思っています。新作を作ったっていう変な気負いもなく、一番緊張するフィルム完成時からもだいぶ時間が空きましたので、ファンの皆さんがどういう風にこの作品を受け取ってくれるのかが、今一番の関心事となっています。 ──やはりファンの皆さんの反応は気になるわけですね。 福田 今回は脚本家の両澤(千晶)がいない状態で
2024.02.07 『ガンダムSEED FREEDOM』【ネタバレ】鈴村健一が語る「本作のシンは可愛くて一番のヒーロー」 約20年の年月を経て、遂に「SEEDシリーズ」完全新作『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が、全国大ヒット公開中だ。 今回は『ガンダムSEED DESTINY』の主人公であり、『FREEDOM』ではキラの部下としてコンパスに所属、イモータルジャスティスガンダムのパイロットとして活躍するシン・アスカ役の鈴村健一に、本作の感想やシンへの思いなどを語ってもらった。 ▲シン・アスカ役/鈴村健一 ※本文にはネタバレ要素が多く含まれます。劇場版ご鑑賞前の方はご留意ください。 ──まず本作の制作決定を聞いた時、どう思われましたか? 鈴村 そもそも「劇場作品になる」と聞いたのは20年前なんですけどね(笑)。その時に感じた衝撃と「すごいことが起きそうだ!」と思ったことはよく憶え
ポールダンスに賭ける少女たちの青春を描いたオリジナルアニメ『ポールプリンセス!!』。現在YouTubeで配信中のシリーズ全8話を経て描かれるその先の物語となる『劇場版 ポールプリンセス!!』が、現在全国公開中だ。 本作でポールダンスの監修を務めたSTUDIO TRANSFORMのKAORIさんに、まだまだ知名度が低いポールダンスの魅力をアニメの表現に落とし込む喜びと苦労について、お話をうかがった。 ――YouTube配信のショートアニメシリーズ全8話を経て、『ポールプリンセス!!』が遂に劇場版まで辿り着いた心境からお聞かせください。 KAORI この企画には 2020年 から関わってきました。YouTubeから劇場版まで長かったようでアッという間でしたが、ひとつ何かをやり遂げられたなという気持ちでいます。 ――バーレスクのイメージが強いポールダンスをアニメにする、と聞いた時はさぞ驚かれたの
2023年5月21日にZepp Haneda (TOKYO)で開催された、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の劇中バンド「結束バンド」による初ライブのステージを収録した『結束バンドLIVE-恒星-』Blu-ray&DVDが2023年11月22日に発売される。 アニメージュプラスではリードギター/後藤ひとり役・青山吉能さん、ギター&ボーカル/喜多郁代役・長谷川育美さんへのインタビューを2回に分けて掲載。後編となる本稿ではライブ映像を観ての印象、歌う際の意識についてうかがった。 ▲(左から)後藤ひとり役・青山吉能さん、喜多郁代役・長谷川育美さん 撮影/大山雅夫 >>>インタビュー前編はこちら ――Blu-ray&DVDで改めてライブ映像を観ての印象はいかがでしたか? 長谷川 私自身、当日は出ずっぱりで他の人たちのパフォーマンスをゆっくり観られなかったので、それを映像を通して確認できたのが本当に嬉し
新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』Blu-ray & DVDの発売を記念して、新海監督の1万字を越える特別ロングインタビューを前・後編にわたってお届けする。公開から間もなく1年となる本作を、新海監督はいかに振り返るのか。 『君の名は。』や『天気の子』のヒットで日本を代表するアニメーション監督となった新海誠の最新作『すずめの戸締まり』は、2022年11月11日より全国420館で公開された劇場長編アニメーション映画で、17歳の少女・鈴芽(すずめ)が “閉じ師” の青年・草太と出会い不思議な出来事に巻き込まれ、やがて導かれるように九州、四国、関西、そして東京へと “戸締まりの旅” を続けていく物語。 東日本大震災というシリアスな題材に真摯に向き合いつつ、想像力に溢れたファンタジーとして卓越したストーリーテリングと美しい映像で観客を楽しませるという、新海監督ならではの極上のエンターテインメント作
10月1日(日)19時からのBS12トゥエルビ〈日曜アニメ劇場〉で放送される『ルパン三世 風魔一族の陰謀』は、メインキャストを一新して制作された「ルパンシリーズ最大の問題作」として広く知られている。今回の放送は、改めて作品そのものの真価に触れる絶好の機会となりそうだ。 1987年に発表された本作『ルパン三世 風魔一族の陰謀』は、ルパンシリーズ初のOVA作品として制作されたが、1988年のソフト発売に先駆けて1987年12月に劇場公開されていることから、劇場作品としてカウントしているファンもいるのではないだろうか。 物語は、五ェ門の結婚式という驚きの展開から幕を開ける。 結婚相手はカラクリ細工に長けた墨縄家の跡取り娘にして18歳の美少女・紫。式にはルパン、次元、不二子も列席していた。ところが、そこに覆面装束を纏った謎の集団・風魔一族が乱入し、紫が誘拐されてしまった。 風魔一族の目的は、墨縄家
(向かって左より)『すずめの戸締まり』舞台挨拶に登壇した花澤香菜、新海誠監督 (C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会 9月20日(水)より新海誠監督『すずめの戸締まり』Blu-ray & DVD発売を記念した “おかえり上映会” がスタート、東京・TOHOシネマズ日比谷にて新海監督と声優・花澤香菜による初日舞台挨拶が開催された。 『すずめの戸締まり』は2022年11月11日より全国420館で公開された劇場長編アニメーション映画で、『君の名は。』、『天気の子』のヒットで日本を代表するアニメーション監督となった新海誠の最新作だ。 災いを防ぐために “扉” を閉めて鍵をかける “閉じ師” の青年・草太との出会い、不思議な事件に巻き込まていく17歳の少女・鈴芽(すずめ)。やがて導かれるように九州、四国、関西、そして東京へと “戸締まりの旅” を続けることになったすずめは、その先である “大事
ウルトラ警備隊・友里アンヌ隊員がアクリルフィギュアになって甦る/「ひし美ゆり子写真集 All of Anne:2021」(復刊ドットコム)より (C)円谷プロ ウルトラマンシリーズ屈指の名作『ウルトラセブン』が放送55周年を迎えたことを記念して、復刊ドットコムよりウルトラ警備隊・友里アンヌ隊員の台座付きアクリルフィギュアが発売される。 数多いる円谷プロ作品のヒロインの中でも断トツの人気を誇るアンヌ隊員。その存在が長きに渡りファンの心を捉え続ける理由は何なのか。アンヌ隊員を演じたひし美ゆり子さんに、お話を伺った。 ――今回アンヌ隊員のアクリルフィギュアが作られると聞いた時の感想は、どんなものでしたか。 ひし美 最初はピンとこなかった。喫茶店なんかでアクリル板をよく見ることはあったけど(笑)、どんなものなのかまるで想像できなくて。でも見本を見せてもらったら「これなら家に飾っておきたい!」と思っ
TVアニメ『SSSS.GRIDMAN』『SSSS.DYNAZENON』がクロスオーバーし、両作のキャラクターのその後の姿が描かれることで注目された『グリッドマン ユニバース』。原典である特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』にまで遡り、グリッドマンというヒーローを見つめ直した今作は、アニメのみならず『電光超人』ファンからも好評を博した。 今回はグリッドマン役の緑川光さん、アンチ/ナイト/グリッドナイト役の鈴村健一さんによる、ダブルヒーロー対談を実施。『ユニバース』本編の印象的なシーンから、今後の展開への期待までたっぷりと語っていただいた。 >>>『グリッドマン ユニバース』場面カットやポスター画像を見る(写真7点) ◆色褪せないグリッドマンの魅力◆ ――今作はグリッドマン自身の内面も深く掘り下げられた内容になっていたことが印象的でした。 緑川 何十年も経ってより深くグリッドマンの内面を深く知る
庵野秀明が脚本・監督を務めた映画『シン・仮面ライダー』が現在公開中だ。仮面ライダー生誕50周年作品ととして制作された本作は石森(現・石ノ森)章太郎の原作コミックとTVシリーズ第1作への深いリスペクト、そして現代的にアップデートされたビジュアルとストーリー、アクションによってまったく新たなヒーロー像を提示する作品として結実し、大きな話題をふりまいている。 『シン・仮面ライダー』の魅力はどんなところにあるのか? その真実に迫るべく、『シン・仮面ライダー』にどっぷりハマってしまった映像研究家/編集者の岸川靖さんによるコラムをお届けしよう。 ※本稿はいくつかの本編の細かい描写に触れています、未見の方・ネタバレを気にする方はご注意ください。 「世代じゃないのでご辞退させてください」 『シン・仮面ライダー』の試写のお誘いを、そう断ったのは3月初めのことだ。いまから思えば、何ともったいないと反省してしま
2023年1月10日発売の「アニメージュ」2月号『機動戦士ガンダム 水星の魔女』特集におきまして、本日1月8日放送の第12話の内容に関わる記事が、放送前に漏洩する事態となってしまいました。 作品を楽しみにされている皆様、作品関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げますと共に、以後このようなことがないよう、再発防止に努めてまいります。
2022.12.31 【2022年アニメ総括】『水星の魔女』『ぼっち・ざ・ろっく!』注目すべきTVアニメ 多彩なアニメ作品が放送・上映・配信された2022年。 記憶に残ったタイトルは? アニメ作品やアニメビジネスの新たな傾向とは? 昨年2021年に続き、アニメ評論家・藤津亮太とアニメージュプラス編集長・治郎丸が1年のアニメシーンを振りかえる対談を、2回にわたってお届けしよう。 第2回のテーマは、2022のTVシリーズ注目作とTVと配信の今後だ。 ▲藤津氏(左)と編集長・治郎丸(右) 【気を吐くオリジナル作品とガンダムの新機軸】 編集長 2022年のTVシリーズ、藤津さんはどんな作品が印象に残りましたか。 藤津 個別の作品で言うと、TVに関してはオリジナルが予想より強くてよかったですね。まず『リコス・リコイル』がヒットしたのは大きかった。 編集長 『リコリコ』は完全なオリジナル作で、足立慎吾
多彩なアニメ作品が放送・上映・配信された2022年。 記憶に残ったタイトルは? アニメ作品やアニメビジネスの新たな傾向とは? 昨年2021年に続き、アニメ評論家・藤津亮太とアニメージュプラス編集長・治郎丸が1年のアニメシーンを振りかえる対談を、2回にわたってお届けしよう。 第1回のテーマは、注目作が豊富だった2022の劇場アニメシーンだ。 ▲藤津氏(左)と編集長・治郎丸(右) 【ジャンプアニメが形にした〈成果〉】 編集長 2021年に続き活況を呈した2022年の劇場アニメシーン、藤津さんはどんな印象をお持ちですか。 藤津 まず、アニメ映画の興行収入合計が過去最高を記録するのがほぼ確実な状況になっていて、“ここまで来たか”という意味では歴史的な年だと言えると思います。昨年も述べたように、2012年に初めてジブリなしで映画の総売上が400億円を超えて以降、アニメ映画が新しい段階に突入したと僕は
「アニソンの帝王」として長きにわたってたくさんのファンに愛された歌手・水木一郎氏が去る12月6日に亡くなられた。 フリーランス・ディレクター&編集者である高島幹雄氏に水木氏のプロフィール、また仕事で関わった時の思い出を綴って頂いた。併せて、水木氏が主題歌を担当した主要テレビ作品リストも掲載する。(編集部) アニメソングの帝王、そしてアニキ、水木一郎さんが亡くなってしまった。 緊急搬送先の病院にて、12月6日午後6時50分に永眠。享年74歳。 2021年4月、声帯不全麻痺の症状をきっかけに肺がんが発覚して以来、1年7ヶ月余りの闘病だった。 肺がんを公表したのは今年7月下旬のこと。「生涯現役」を目指すと宣言した。その言葉通り、春夏恒例の大きなアニソンライブで、7月の『ANIME JAPAN FES 2022』(AJF)、8月には『スーパーアニソン魂 2022 ~THE LEGEND~』に出演。
ガンダムTVシリーズ7年ぶりの新作となる『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は、毎週日曜午後5時~MBS/TBS 系全国28局ネットにて放送中。水星からアスティカシア高等専門学園に編入して来た少女、スレッタ・マーキュリーと学園理事長の一人娘ミオリネ・レンブランの出会いから物語ははじまる。この出会いは、どんな波乱を巻き起こしていくのか。 一度見たら忘れられない魅力的なキャラクターデザイン原案を手がけたのは、新進気鋭のイラストレーター・モグモ。本作参加の経緯からデザイン作業、こだわった点などについて、お話をうかがった。 ――さっそくですが、キャラクターデザイン原案として参加された経緯からお聞かせ下さい。 モグモ バンダイナムコフィルムワークスの方にご挨拶する機会があった時に「次のガンダムの企画コンペに参加しませんか?」と、モリオン航空として誘われたのがきっかけです。正直受かるとは思わなかったんです
今から35年前の1987年に、若き制作集団「GAINAX」が作り上げた『王立宇宙軍 オネアミスの翼』――のちに『トップをねらえ!』、『ふしぎの海のナディア』、『新世紀エヴァンゲリオン』などを世に送り出す若き制作集団GAINAXとバンダイ(後のバンダイビジュアル、現・バンダイナムコフィルムワークス)がタッグを組んだ長編アニメーション映画だ。 “戦わない軍隊” 王立宇宙軍に所属するシロツグは仲間たちと目的もなく怠惰な毎日を送っていたが、少女・リイクニとの出会いをきっかけに世界初の宇宙飛行士に志願。心配する仲間たちと共に、ロケット打ち上げに邁進することになる。数々のメカやガジェット、衣装、通貨や言語などの文化・風俗に至るまで、 すべてゼロから作り上げられた緻密な “異世界” を舞台に、宇宙に賭ける若者たちのリアルな青春ストーリーが描かれていく。 監督を務めた山賀博之をはじめ、若き日の庵野秀明、貞
今、 “団地” が熱い!! ”団地” をテーマにしたアニメ映画『ぼくらのよあけ』黒川智之監督&『雨を告げる漂流団地』石田祐康監督の特別対談インタビューが実施された。 2022年10月21日(金)に全国公開となる『ぼくらのよあけ』の原作は、『月刊アフタヌーン』(講談社刊)にて連載され、日本で最も⻑い歴史を誇るSF漫画賞である星雲賞候補にもなった、今井哲也の同名傑作SF。単行本全2巻が発売中だ。 阿佐ヶ谷団地に住む小学4年生の沢渡悠真(CV:杉咲花)と仲間たちが、ある日、沢渡家の人工知能搭載型家庭用オートボット・ナナコ(CV:悠木碧)をハッキングした未知の存在を宇宙に帰すために奮闘する、ひと夏のSF冒険物語。 そして2022年9月16日(金)より全国公開中の『雨を告げる漂流団地』は、スタジオコロリド長編第3弾作品。 小学6年生の航祐と夏芽は、団地で育った幼馴染。夏休みのある日、航祐はクラスメイ
ガンダムシリーズ7年ぶりのTV作品となる『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は、2022年10月2日より毎週日曜午後5時~MBS/TBS 系全国28局ネットにて放送中。 監督を小林寛、シリーズ構成・脚本を大河内一楼、キャラクターデザイン原案をモグモが務める。 数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代【A.S.(アド・ステラ)122】。モビルスーツ産業最大手「ベネリットグループ」が運営する「アスティカシア高等専門学園」に、辺境の地・水星から主人公であるスレッタ・マーキュリーが編入してくることからストーリーは動き始める。 そして第1話放送に先立ち放送された前日譚「PROLOGUE」は、小惑星に建造されたフロント・フォールクヴァングを舞台に『水星の魔女』の礎となる世界観が明らかになる重要な1作となった。 『水星の魔女』企画の立ち上げの経緯、そして作品の目指すところはどこなのか。バンダイナ
アニメ評論家・藤津亮太氏の初書籍がちくま文庫より『増補改訂版 「アニメ評論家」宣言』として復刊された。数々のアニメの名作・話題作はなぜ人の心を掴むのか、様々な角度からその理由を読み解く内容には、アニメファンならずとも魅了されるはずだ。 藤津氏の目指す「アニメ評論」とはどんなものなのか、またいかなる姿勢でそれに取り組んでいるのか。そして、アニメ評論を取り巻く様々な問題とは……? 編集部は大ヒット上映中である『ONE PIECE FILM RED』を手がけた谷口悟朗監督を聞き手に招き、藤津氏の立脚点に迫った。 谷口 私は以前、藤津さんにお会いした時に「何でアニメ評論なんてやるんですか?」と訊いたことがあるんですけれど、覚えていらっしゃいますか? 藤津 そういうこと、ありましたね(笑)。 谷口 その時、私の中で「そもそもアニメに評論なんて根付くんだろうか?」という疑問があったわけです。というのも
現在大ヒット上映中の『ONE PIECE FILM RED』。原作者・尾田栄一郎が総合プロデューサーを務めるFILMシリーズ第4作は、週末土日2日間の興行収入が22億5000万円、観客動員数は157万人を突破し、2022年公開作品のオープニング成績第1位を獲得。これまでのシリーズは勿論のこと、配給元である東映にとっても動員・興収ともに歴代1位のオープニング週末成績を樹立するなど、大きな話題を呼んでいる。 本作の監督を務めたのは、『コードギアス』シリーズなどを手がけた谷口悟朗。今年最大の注目作がいかなるビジョンをもって完成したのか、谷口監督に話をうかがった。 ――歌姫のウタを巡る今回の作品について、オリジナルのストーリーはどのように作られていったのでしょうか? 谷口 脚本の黒岩(勉)さんとは、まず今までの劇場版『ONE PIECE』とか、前作の劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』を
現在公開中の映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』では、安彦良和の監督作業をサポートする形で、これまで多くのサンライズ作品で演出や監督を務めてきた韓国出身の女性演出家、イム ガヒが副監督を務めている。 演出を統括する立場として、安彦良和の思いをどのように受け止めて、フィルムを作っていったのか? イム副監督にお話を伺うロングインタビュー前編は、副監督の仕事の内容、そして本作の演出でこだわった部分について語ってもらった(全2回)。 ――今作はいわゆる「ロボットアニメ」ですが、ロボットものやメカものの作品は、もともとお好きなんですか? イム 韓国に住んでいた頃から、メカものが大好きで。韓国でもサンライズが作っていた「勇者シリーズ」などのロボットものが多く放送されていて、中でも『絶対無敵ライジンオー』が一番好きでした。その他にも、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』、『魔神英雄伝ワタル』な
現在公開中の映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』では、安彦良和の監督作業をサポートする形で、これまで多くのサンライズ作品で演出や監督を務めてきた韓国出身の女性演出家、イム ガヒが副監督を務めている。 演出を統括する立場として、安彦良和の思いをどのように受け止めて、フィルムを作っていったのか? イム副監督にお話を伺うインタビュー後編では、20人の子供たちの描写にこだわった理由、さらにファーストガンダムの世界観を現代に蘇らせる苦労などが語られていく(全2回)。 ――本編の大きな見どころである、ドアンと暮らす子どもたちの描写に関しては、どのように考えましたか? イム 最初の『機動戦士ガンダム』では、アムロやシャアの名前がよく知られていますが、よく観てみるとカイやハヤト、ブライトそれぞれが主人公なんだ、という印象を持つようになったんです。 私自身、アニメや演劇を観る時にメインよりもそれを
演出家デビューとなった『鉄腕アトム』から『機動戦士ガンダム』『伝説巨神イデオン』ほか数多くの名作を経て現在まで、富野由悠季監督のキャリア55年の歩みを俯瞰する初の本格的な展覧会『富野由悠季の世界』は、延べ2年に渡り全国8カ所で開催され、アニメファンのみならず、衆目を集めた。 また富野監督は昨年11月、令和3年度文化功労者に選出された。「物事の本質をつく視点で壮大な世界観をもつ作品を創造し、我が国のアニメーション界に新たな表現を切り拓いてきたものであり、アニメーションを文化として発展させた功績は極めて顕著」という選出理由からも、改めてこれまでの仕事がもたらしたものであることは間違いない。 そして富野監督は、今なおアニメの最前線で活動中だ。劇場版『Gのレコンギスタ』のクライマックスとなる2部作、IV『激闘に叫ぶ愛』とV『死線を越えて』が7月・8月に連続公開決定、現在その作業に追われている。 自
演出家デビューとなった『鉄腕アトム』から『機動戦士ガンダム』『伝説巨神イデオン』ほか数多くの名作を経て現在まで、富野由悠季監督のキャリア55年の歩みを俯瞰する初の本格的な展覧会『富野由悠季の世界』は、延べ2年に渡り全国8カ所で開催され、アニメファンのみならず、衆目を集めた。 また富野監督は昨年11月、令和3年度文化功労者に選出された。選出理由は「物事の本質をつく視点で壮大な世界観をもつ作品を創造し、我が国のアニメーション界に新たな表現を切り拓いてきたものであり、アニメーションを文化として発展させた功績は極めて顕著」というもので、これまでの仕事がもたらしたものであることは間違いない。 そして富野監督は、今なおアニメの最前線で活動中だ。劇場版『Gのレコンギスタ』のクライマックスとなる2部作、IV『激闘に叫ぶ愛』とV『死線を越えて』が7月・8月に連続公開決定、現在その作業に追われている。 自身の
『機動警察パトレイバー2 the Movie』(C)1993 HEADGEAR/BANDAI VISUAL/TOHOKUSHINSHA/Production I.G BS12トゥエルビ『日曜アニメ劇場』で、5月1日・8日・15日と3週に渡って劇場版『機動警察パトレイバー』3作が放映される。 押井守監督が手がけた傑作『the Movie』『2 the Movie』、そして異色の番外編『WXIII』と、各作独自の魅力をまとめて楽しむ絶好の機会となりそうだ。 そこで編集部は今回『アイの歌声を聴かせて』『サカサマのパテマ』などで知られるアニメーション監督・吉浦康裕さんに劇場版『パトレイバー』3作について話を伺った。吉浦監督は2016年に「日本アニメ(ーター)見本市」で『機動警察パトレイバーREBOOT』を監督した大の『パトレイバー』ファンであり、これらの作品から多大な影響を受けていることを公言して
タチコマはNetflixオリジナルアニメシリーズ『攻殻機動隊 SAC_2045』に登場する、人工知能を備えた多脚思考戦車。ハードな展開の多い『攻殻機動隊 SAC_2045』の世界で、かわいらしくけなげに頑張る丸っこいタチコマは癒やし要素として重要な存在だ。 そのタチコマが、あなたの日常をお手伝いしてくれる……ような気分になれるアイテムが登場した。「ヒッパリール 攻殻機動隊」シリーズである。 『攻殻機動隊 SAC_2045』は士郎正宗の漫画を原作とするSFアニメ。タチコマはそこに登場する多脚思考戦車で、人が乗り込んで操縦もできるが、多くの場合、人工知能による自律稼動で活動している。 「ヒッパリール」シリーズは、ベネリックが展開する「イヒヒラボ」ブランドのアイテム。タッチ式カードのタッチの際にリールをひっぱることで生まれる、立体的なモチーフのアクションが日々の生活にちょっとした楽しさと笑顔を生
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