サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
animageplus.jp
アニメ評論家・藤津亮太氏の初書籍がちくま文庫より『増補改訂版 「アニメ評論家」宣言』として復刊された。数々のアニメの名作・話題作はなぜ人の心を掴むのか、様々な角度からその理由を読み解く内容には、アニメファンならずとも魅了されるはずだ。 藤津氏の目指す「アニメ評論」とはどんなものなのか、またいかなる姿勢でそれに取り組んでいるのか。そして、アニメ評論を取り巻く様々な問題とは……? 編集部は大ヒット上映中である『ONE PIECE FILM RED』を手がけた谷口悟朗監督を聞き手に招き、藤津氏の立脚点に迫った。 谷口 私は以前、藤津さんにお会いした時に「何でアニメ評論なんてやるんですか?」と訊いたことがあるんですけれど、覚えていらっしゃいますか? 藤津 そういうこと、ありましたね(笑)。 谷口 その時、私の中で「そもそもアニメに評論なんて根付くんだろうか?」という疑問があったわけです。というのも
ガンダムTVシリーズ7年ぶりの新作となる『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は、毎週日曜午後5時~MBS/TBS 系全国28局ネットにて放送中。水星からアスティカシア高等専門学園に編入して来た少女、スレッタ・マーキュリーと学園理事長の一人娘ミオリネ・レンブランの出会いから物語ははじまる。この出会いは、どんな波乱を巻き起こしていくのか。 一度見たら忘れられない魅力的なキャラクターデザイン原案を手がけたのは、新進気鋭のイラストレーター・モグモ。本作参加の経緯からデザイン作業、こだわった点などについて、お話をうかがった。 ――さっそくですが、キャラクターデザイン原案として参加された経緯からお聞かせ下さい。 モグモ バンダイナムコフィルムワークスの方にご挨拶する機会があった時に「次のガンダムの企画コンペに参加しませんか?」と、モリオン航空として誘われたのがきっかけです。正直受かるとは思わなかったんです
『ぶらどらぶ』で、久々にアニメの世界へと帰還した押井守総監督。本作は押井総監督にとって『うる星やつら』以来のシリーズアニメ、しかもドタバタコメディということでも大きな話題を呼んでいる。これは原点回帰か、はたまた新たな挑戦か。一度口を開けば止まらない押井トークの前半戦、まずこの話題から。 ▲押井守総監督。 ――久々にテレビシリーズフォーマットの作品を手がけられたわけですが、まずはその感想からお聞かせいただけますか。 押井 一言で言えば面白かったです。そもそも今回は「シリーズを楽しむ」をテーマにしていたからね。 ――そうなんですか! 押井 『うる星(やつら)』をやった時は「もう(シリーズものは)こりごりだ」と思ったわけ。もっとクオリティの高い成果物が欲しくてフリーになって、OVAのミニシリーズ、『御先祖様(万々歳!)』と『(機動警察)パトレイバー』みたいな例外はあっても、基本的に映画一本でやっ
演出家デビューとなった『鉄腕アトム』から『機動戦士ガンダム』『伝説巨神イデオン』ほか数多くの名作を経て現在まで、富野由悠季監督のキャリア55年の歩みを俯瞰する初の本格的な展覧会『富野由悠季の世界』は、延べ2年に渡り全国8カ所で開催され、アニメファンのみならず、衆目を集めた。 また富野監督は昨年11月、令和3年度文化功労者に選出された。選出理由は「物事の本質をつく視点で壮大な世界観をもつ作品を創造し、我が国のアニメーション界に新たな表現を切り拓いてきたものであり、アニメーションを文化として発展させた功績は極めて顕著」というもので、これまでの仕事がもたらしたものであることは間違いない。 そして富野監督は、今なおアニメの最前線で活動中だ。劇場版『Gのレコンギスタ』のクライマックスとなる2部作、IV『激闘に叫ぶ愛』とV『死線を越えて』が7月・8月に連続公開決定、現在その作業に追われている。 自身の
「アニソンの帝王」として長きにわたってたくさんのファンに愛された歌手・水木一郎氏が去る12月6日に亡くなられた。 フリーランス・ディレクター&編集者である高島幹雄氏に水木氏のプロフィール、また仕事で関わった時の思い出を綴って頂いた。併せて、水木氏が主題歌を担当した主要テレビ作品リストも掲載する。(編集部) アニメソングの帝王、そしてアニキ、水木一郎さんが亡くなってしまった。 緊急搬送先の病院にて、12月6日午後6時50分に永眠。享年74歳。 2021年4月、声帯不全麻痺の症状をきっかけに肺がんが発覚して以来、1年7ヶ月余りの闘病だった。 肺がんを公表したのは今年7月下旬のこと。「生涯現役」を目指すと宣言した。その言葉通り、春夏恒例の大きなアニソンライブで、7月の『ANIME JAPAN FES 2022』(AJF)、8月には『スーパーアニソン魂 2022 ~THE LEGEND~』に出演。
この度の京都アニメーションにおける放火事件の犠牲となりお亡くなりになった皆様に、心より哀悼の意を表します。 被害に遭われた方々におかれましては、一日も早いご回復をお祈りいたします。 アニメ『タッチ』や『銀河鉄道の夜』で知られる巨匠、杉井ギサブロー監督の連載コーナー「杉井ギサブローのアニメでお茶を」。2005年2月号では、当時放送されていた、京アニこと、京都アニメーション制作のTVシリーズ『AIR』を取りあげている。地方の制作会社が全力でアニメーションに取り組む誠実さに、杉井監督も一目置いていた。その内容を通して、改めて京都アニメーションの重要さを知っていただけるよう、当時の記事を公開する(記事内容は紙面掲載時での状況に基づいています)。 ギサブローのアニメでお茶を「制作スタジオの挑戦と未来」 『AIR』という作品、最初は“美少女もの”だと思って「僕に面白さがわかるかな」と不安でした(笑)。
『太陽の王子 ホルスの大冒険』、『ルパン三世』、『未来少年コナン』などで知られるアニメーターの大塚康生さんが、3月15日に亡くなったと、東京アニメアワードフェスティバル2021の授賞式にて、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーより明かされた。 大塚さんは1931年7月11日生まれ、島根県出身。 1956年に東映動画(現・東映アニメーション)に入社し、『白蛇伝』、『わんぱく王子の大蛇退治』などの作品に参加、なかでも高畑勲監督の『太陽の王子 ホルスの大冒険』では作画監督として、躍動感溢れるアニメーション映像を生み出す上で中心的な役割をはたした。 また、1971年には『ルパン三世』第1シリーズのキャラクターデザインと作画監督を手掛け、以降、長く続く『ルパン三世』シリーズの礎を築いた。 後に、Aプロダクションを経てテレコム・アニメーションフィルムに移籍。 東映動画の後輩でもある宮崎駿監督の盟友と
約20年の年月を経て、遂に「SEEDシリーズ」完全新作『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が、全国大ヒット公開中だ。 今回は「SEEDシリーズ」を手掛けてきた福田己津央監督に、両澤千晶の遺したプロットを基にどのように本作を作り上げていったのかなどについて語ってもらった。 ▲福田己津央監督 ※本文にはネタバレ要素が多く含まれます。劇場版ご鑑賞前の方はご留意ください。 ──『FREEDOM』大ヒットおめでとうございます。公開した現在の率直な感想は。 福田 好調だそうで、とてもありがたく思っています。新作を作ったっていう変な気負いもなく、一番緊張するフィルム完成時からもだいぶ時間が空きましたので、ファンの皆さんがどういう風にこの作品を受け取ってくれるのかが、今一番の関心事となっています。 ──やはりファンの皆さんの反応は気になるわけですね。 福田 今回は脚本家の両澤(千晶)がいない状態で
演出家デビューとなった『鉄腕アトム』から『機動戦士ガンダム』『伝説巨神イデオン』ほか数多くの名作を経て現在まで、富野由悠季監督のキャリア55年の歩みを俯瞰する初の本格的な展覧会『富野由悠季の世界』は、延べ2年に渡り全国8カ所で開催され、アニメファンのみならず、衆目を集めた。 また富野監督は昨年11月、令和3年度文化功労者に選出された。「物事の本質をつく視点で壮大な世界観をもつ作品を創造し、我が国のアニメーション界に新たな表現を切り拓いてきたものであり、アニメーションを文化として発展させた功績は極めて顕著」という選出理由からも、改めてこれまでの仕事がもたらしたものであることは間違いない。 そして富野監督は、今なおアニメの最前線で活動中だ。劇場版『Gのレコンギスタ』のクライマックスとなる2部作、IV『激闘に叫ぶ愛』とV『死線を越えて』が7月・8月に連続公開決定、現在その作業に追われている。 自
BS12トゥエルビの深夜アニメ枠『アニメ26』にて、8月20日(金)から3週連続で富野由悠季監督が手がけた『重戦機エルガイム』TVシリーズ総集編2作+完全オリジナルエピソード1作が放送される。 同枠では現在、サンライズが制作したリアルロボットアニメ作品のシリーズ総集編やOVAを連続放送中。今回放送される『重戦機エルガイム』は、同じ富野監督の『聖戦士ダンバイン』に続く後番組として1984~85年に放送された。今回の放送では、TVシリーズ総集編OVA『ペンタゴナ ウインドゥ』『フェアウェル マイラブリー』2部作、OVA用コメディ短編『レディ ギャブレー』『ペンタゴナ ドールズ』2作、そしてOVA用に製作されたオリジナル作品『フルメタル ソルジャー』が放送される。 『エルガイム』の舞台は、二重惑星サンズを取り巻く5つの惑星で構成される太陽系〈ペンタゴナ・ワールド〉。その全域はかつての戦争によって
アニメージュ9月号に掲載されている、『天気の子』の新海誠監督のインタビュー。公開直前のタイミングで行われたインタビューで新海監督は『天気の子』と『君の名は。』の違いや、自身の志向や作風の変化などを語ってくれた。 恋愛が成就する物語ではなくて、二人が共に乗り越える物語 時代の変化と作品の変化 ──前号の特集で、醍醐さんと森さんにお話をうかがいました。お二人ともキラキラしたまなざしで「新海監督は本当に優しくて、素敵な方です!」って言ってました(笑)。 新海 (前号のページを見ながら)そうですか(笑)。二人はね、なんか本当にキラキラしていますよね。 ──二人のキラキラした存在感が、作中の主人公たちにも反映されていた気がします。 新海 そうですね。もちろん、二人がキャストに選ばれる前に物語としては完成していたし、Vコンテも出来ていたし。そこで描いている帆高の声、陽菜の声を、オーディションをして探し
声優・佐倉綾音が、実は、現在放送中のアニメ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』の原作者・平尾アウリの大ファンだった! ということで実現した対談をお届け。佐倉さんの平尾先生愛が止まらなくなってしまったので、2回に分けてアップします。その第1回は、平尾作品との出会いからのお話。平尾先生の漫画製作の意外な一面がわかっちゃいます! 私今でもアナログなんです ――平尾先生の作品との出会いは? 佐倉 初めて読んだのが『まんがの作り方』で、中学生くらいだったと思います。もう10年くらい前ですね。 平尾 10年前のことは最近だと思っています(笑)。 佐倉 お若いですよね? 平尾 いやいや(笑) 佐倉 当時の高校生の描写がリアルだったので、私勝手に、先生は高校生だと思っていて、今でもそのイメージが強いんです。昔の自分が重なっているとか、そんな感覚ですか? ▲『まんがの作り方』より 平尾 あまりそういうこともな
2020.08.03 マニアの方、期待を裏切りません! 『がんばれいわ!!ロボコン』 鈴村健一インタビュー 7月31日(金)に全国公開された『がんばれいわ!!ロボコン ウララ〜!恋する汁なしタンタンメン‼の巻』。監督が石田秀範、脚本が浦沢義雄と聞いて、東映特撮ファンは期待が高まっている! では出演者で大の東映特撮ファンである鈴村健一さんに作品の見どころ、鈴村さん演じる “汁なしタンタンメン” についてうかがった。 間違いなく不条理であのテイストだぞ ――『がんばれいわ!!ロボコン』への出演はオーディションで決定したと、ラジオ番組「東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー」でおっしゃっていましたね。「すごいオーディションテープができた」とのことでしたが、どんなパターンでどんなセリフをおっしゃっていたのでしょうか。 鈴村 まず、「ロボコンのオーディションです」と聞いた後に「汁なしタンタ
エモくて、可愛くて、ちょっとおかしなアニメ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』、4月からは物語の舞台となった岡山での放送も始まり、Blu-ray Vol1&2も発売され、観直し臨戦態勢にあるみなさまへ、山本裕介監督のオリジナルロングインタビューを二回に分けてお届けします。前編では、最終話まで放送が終わっての感想を中心に、未見の方はネタバレ注意です。後編では、アニメ公式Twitterで募集した監督への質問の回答をたっぷり掲載します! ――まずはアニメ監督とはどういうことをするのか、その役割について教えてください。 山本 ひと言でいえば「ディレクションをする」という仕事なんですが‥‥‥「ディレクション」という言葉の意味通り、作品の「方向を決める」事がアニメに限らず監督の仕事ではないかと思っています。ただしディレクションをする上で具体的に何をするかの選択は、監督個々に委ねられています。「シナリオに
昭和30年代からアニメーションの世界で活躍、『太陽の王子 ホルスの大冒険』、『ルパン三世』シリーズ、『パンダコパンダ』『未来少年コナン』『じゃりン子チエ』など宮崎駿監督、高畑勲監督らと数々の名作アニメに携わってきた名アニメーター・大塚康生さんが去る3月15日に亡くなられた。 長きにわたり大塚氏と友好関係を深めてきたライター・編集者である岸川靖氏に、今回大塚氏との思い出を綴って頂いた。本稿で近しい間柄ならではの筆による、知られざる大塚氏の素顔に触れていただけると幸いだ。 追悼 大塚康生さん ▲「英国陸軍SASジープ」(1/35 田宮模型)を持つ大塚さん。プラモ創世記から作り続け、その腕前はプロ級。 「大塚さんにジブリの悪口を訊いて本にしないか?」 スタジオジブリの代表取締役プロデューサーである鈴木敏夫さん(以下、敏夫さんと呼称)から、呼び出され、そう告げられたのは十年近く昔のことだ。敏夫さん
結成50周年を迎え、今なお精力的に活動する伝説のロックバンド「頭脳警察」。魔導書が生み出す「書の魔獣」を操る少女魔導士たちの活躍を描く新本格ダークファンタジーコミック『赫(あか)のグリモア』は、その楽曲に強い影響を受けて生まれた作品なのだという。 ドキュメント映画『zk/頭脳警察50 未来への鼓動』のDVD発売、並びに『グリモア』5巻(完結)発売を記念して、頭脳警察・PANTAさんと『グリモア』の原作者・A-10(エーテン)さんの対談が実現、ディープなクロストークを全2回でお届けしよう。 ――PANTAさん、アニメやゲームがかなりお好きなんですよね。 PANTA(以下P) そうなんですよ。それこそマンガなら子どもの頃、雑誌の「少年」に連載されていた『鉄腕アトム』『鉄人28号』、「週刊少年サンデー」の『サブマリン707』なんかに夢中になったし、アニメだと『機動戦士ガンダム』は最初のテレビシリ
安彦良和さんのキャリア史を、ライターの石井誠さんがまとめた書籍「安彦良和 マイ・バック・ページズ」(太田出版)。著者2人のインタビューはいよいよ後半戦へ。 『機動戦士ガンダム』でブレイクした安彦さんを、当時の「アニメージュ」は注目のクリエイターとして紹介していたが、ある時その関係に突如ピリオドが打たれてしまったのだという。その複雑な心境を本書で吐露した安彦さんに、あえてアニメージュとの関わりについて語って頂いた。 安彦 徳間書店の取材だから言いますけど、自分にとって今回一番黒いものを吐き出したのはアニメージュとの関係の部分です。アニメージュとご縁が切れたと同時にアニメの仕事がなくなったので、あまりそこを語る機会はなかったんですが、こう根掘り葉掘り聞かれてしまうと、そこも語らざるをえないというね……振られた昔の女の話をしているようで、気が引けるんだけど(苦笑)。 石井 本当にすみません(笑)
アニメ/情報 またまた重版決定!かわいすぎる『ラッコBOOK』、累計1万部突破! 2024.08.16
2023年1月10日発売の「アニメージュ」2月号『機動戦士ガンダム 水星の魔女』特集におきまして、本日1月8日放送の第12話の内容に関わる記事が、放送前に漏洩する事態となってしまいました。 作品を楽しみにされている皆様、作品関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げますと共に、以後このようなことがないよう、再発防止に努めてまいります。
Amazonが提供するオーディオブックAudibleは、いつでもどこでもプロの声優によって読み上げられた本を音声で聞くことができるサービス。そのAudibleにこの度、西尾維新の小説『<物語>シリーズ』が登場! アニメ版の同作で、各キャラクターを演じた声優陣が、本の朗読を担当しました。アニメージュプラスでは、『化物語』のナレーションを担当した阿良々木暦役の神谷浩史さん、戦場ヶ原ひたぎ役の斎藤千和さんにインタビューを実施。仕事を引き受けたことを後悔したという修行のようなアフレコの苦労話や『<物語>シリーズ』への想いなどを伺いました。 ――今回お二人が朗読を担当された、AmazonオーディオブックAudibleですが、その存在は、元々ご存知でしたか? 神谷 知っていました。 ――どのようなきっかけで知ったのでしょうか? 神谷 Amazonって最早、物流と言うインフラみたいなものじゃないですか。
現在全国公開中のガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』特集のラストを飾るのは、CGディレクターの藤江智洋さん。本作の大きな見どころのひとつである、モビルスーツのモデリングや映像表現はいかなる意図でディレクションされたのか、『閃光のハサウェイ』のCG制作の裏側についてお話をうかがった。 ▲CGディレクター・藤江智洋さん ――まず『閃光のハサウェイ』にはどのような経緯で参加されることになったのでしょうか? 藤江 『機動戦士ガンダムUC』の頃から、サンライズ第1スタジオのCGに関する専任ディレクターのような形で常駐させていただいておりまして、『機動戦士ガンダムNT』からの流れで『閃光のハサウェイ』にも参加させていただきました。 ――今回、増尾隆幸さんとお二人でCGディレクターを担当されていますが、お仕事はどのような分担で? 藤江 当初は『UC』から培ってきたノウハウや経験値
2019.06.26 『ケムリクサ』りな役・鷲見友美ジェナ インタビュー【前編】仮面ライダーGIRLS、そして声優へ 今年1月から放送されたTVアニメ『ケムリクサ』でのりな役としてアニメファンに鮮烈な印象を残した鷲見友美ジェナ(すみ ともみじぇな)さん。一方で、声優として活躍するずっと以前、2013年から東映公認ガールズユニット「仮面ライダーGIRLS」に加入、歌手としての活動歴も長い。 そんな鷲見友美ジェナさんに、仮面ライダーGIRLSのこと、そして『ケムリクサ』のこと、さらに今後の声優としての目標などについてアニメージュプラスが独占インタビューし、たっぷりとお話を伺った。前後編でお届けする! デビューは「仮面ライダーGIRLS」 ——まずはこちらからご覧頂ければと思うんですが、『ハイパーホビー』(徳間書店刊)の2013年12月号、仮面ライダーGIRLSに加入して誌面に初登場した時の記事
現在公開中の映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』では、安彦良和の監督作業をサポートする形で、これまで多くのサンライズ作品で演出や監督を務めてきた韓国出身の女性演出家、イム ガヒが副監督を務めている。 演出を統括する立場として、安彦良和の思いをどのように受け止めて、フィルムを作っていったのか? イム副監督にお話を伺うロングインタビュー前編は、副監督の仕事の内容、そして本作の演出でこだわった部分について語ってもらった(全2回)。 ――今作はいわゆる「ロボットアニメ」ですが、ロボットものやメカものの作品は、もともとお好きなんですか? イム 韓国に住んでいた頃から、メカものが大好きで。韓国でもサンライズが作っていた「勇者シリーズ」などのロボットものが多く放送されていて、中でも『絶対無敵ライジンオー』が一番好きでした。その他にも、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』、『魔神英雄伝ワタル』な
『推しが武道館いってくれたら死ぬ』音楽インタビュー第4弾は、メインキャラクター・市井舞菜を演じた、声優の立花日菜と、寺田悠輔プロデューサーの対談。最終話のライブで突然現れたあの曲や、まさかのED『♡桃色片想い♡』デュエットなど、その真相を語っていただきます! ――最終話までご覧になった率直なご感想をお願いします。 立花 感動的なシーンもコメディもたくさんあって、毎話毎話えりぴよさんの熱がすごくて、1話から最終話までずっと面白かったです。毎話更新されていくような感覚で、最終話は突き抜けていったなという感じで観ました。この作品のメインは、えりぴよさんと舞菜のお話なんですが、ChamJamメンバー同士の仲間的な意識だったり、“眞妃ゆめ” の百合っぽい要素もあると思います。くまささんとれおちゃんのお話もあるし、最後のフェスではメイちゃんも出てきて。とにかく、すごい!作品です。もちろんアフレコしてい
2019.09.20 すごい! で2年連続1位のアニメ化『本好きの下剋上』井口裕香さんと速水奨さんにインタビュー! 2019年10月より放送予定のTVアニメ『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』(以下、『本好きの下剋上』)。 原作は、香月美夜による小説でシリーズ累計200万部(電子書籍含む)を突破、“このライトノベルがすごい!(宝島社刊)”単行本・ノベルス部門で2018年から2年連続第1位の話題作。 本が大好きな女子大生が念願の司書になる直前に亡くなり、中世ヨーロッパ風の異世界に兵士の娘マインとして転生。現代知識を駆使して本を手に入れるため奮闘する物語。 アニメ放送が待ち遠しい中、アニメージュプラスでは主人公マイン役の井口裕香さん、神官長フェルディナンド役の速水奨さんに、『本好きの下剋上』についての様々な想いを語っていただきました。 ▲(左)速水奨さん(右)井口裕香
2019.06.28 『ケムリクサ』りな役・鷲見友美ジェナ インタビュー【後編】『ケムリクサ』への思い、たつき監督の言葉 2013年から東映公認ガールズユニット「仮面ライダーGIRLS」に加入し、歌手としての活動をしながらも元々持っていた声優への夢を抱き続けていた鷲見友美ジェナさん。そこで得たチャンスをものにして、初めてのTVアニメ出演でいきなりメインキャストを演じることとなった、というところまでを前回【前編】で伺った。インタビュー【後編】では、『ケムリクサ』でりな役を演じての感想、そして『ケムリクサ』という作品について、さらにたつき監督とのエピソードなどをお届けする! 自分に一番近いのは「りなよ」 ——オーディションはどのキャラクターの役で受けられたんですか? 鷲見 最初からりなちゃんでした。 ——りなちゃんって確実に難しい役だと思うんですけど、全員入れたら6人いるわけじゃないですか。そ
キッズアニメと初めてがっつり向きあった3年間 『キラッとプリ☆チャン』スタッフ座談会 博史池畠(監督)×川瀬まさお(助監督)×満田一(キャラクターデザイン) 『キラッとプリ☆チャン』が5月30日の放送で、約3年のシリーズに幕を下ろした。プリ☆チャン初心者だった幼なじみのみらい&えもが、同級生のりんかから動画配信テクのサポートを受けてスタートした「ミラクル☆キラッツ」。やがて、りんかも加わり、3人は人気のプリ☆チャンアイドルへと成長。配信ライブを通して、様々な人たちとの友情を育んできた。そんなシリーズのラストは、キラッツが地球を飛び出し、なんと月面(!)に新設されたプリズムストーンの支店にロケットで向かうというシーンで締めくくられた。 アニメージュ本誌では毎年、読者投稿コーナー「フリースペース」で『プリ☆チャン』を取り上げてきたが、最新7月号(6月10日発売)用の取材では、本作の主要スタッフ
ガンダムシリーズ7年ぶりのTV作品となる『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は、2022年10月2日より毎週日曜午後5時~MBS/TBS 系全国28局ネットにて放送中。 監督を小林寛、シリーズ構成・脚本を大河内一楼、キャラクターデザイン原案をモグモが務める。 数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代【A.S.(アド・ステラ)122】。モビルスーツ産業最大手「ベネリットグループ」が運営する「アスティカシア高等専門学園」に、辺境の地・水星から主人公であるスレッタ・マーキュリーが編入してくることからストーリーは動き始める。 そして第1話放送に先立ち放送された前日譚「PROLOGUE」は、小惑星に建造されたフロント・フォールクヴァングを舞台に『水星の魔女』の礎となる世界観が明らかになる重要な1作となった。 『水星の魔女』企画の立ち上げの経緯、そして作品の目指すところはどこなのか。バンダイナ
現在好評放送中の『推しが武道館いってくれたら死ぬ』。いよいよ第3話の放送直前だが、本日1月22日にはOPテーマ『Clover wish』、EDテーマ『○桃色片想い○』(※)が発売された。 岡山県を舞台に活動する7人組の地下アイドルグループChamJamが登場する本作、音楽のこだわりも強いのではないか、ということで、音楽プロデューサーの寺田悠輔さんと、えりぴよ役を演じ、EDテーマ『○桃色片想い○』を歌うファイルーズあいさんにお話を伺った。『推し武道! 音楽インタビュー』第一弾! (※)○はハートマーク ーー本作の音楽は、どのような経緯で制作されたのでしょうか。 寺田 Chamの曲は、第1話でも流れた『ずっと ChamJam』という劇中歌から制作しています。一番最初に平尾(アウリ)先生にお会いしたときにChamの曲のイメージをお聞きして、参考になりそうな曲をいくつかいただきました。それをベース
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『アニメージュプラス - アニメ・声優・特撮・漫画のニュース発信!』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く