先日、ある方の「どうしたら学会に出版社が来てくれるようになるんですかね」というツイートを拝見しました。 出店させて頂く側なので、行きたいなあ、と思ったあとに、「どうしたら」の部分は研究者の方と版元が共有できてないことなんだな、と思いました。「内実こうなんですよ」話はあまり慎みがありませんが、相互の役にたつこともあるかもしれないと思い、以下、「学会の出張販売について」記しました。なお私の知見と私見による見解ですので、個別の版元すべてに該当することではありません。 *** 学会の出張販売の目的は主に①売上、②宣伝、③学会内容への興味(著者へのご挨拶など含む)の3つです。これが出張販売の経費に見合うかどうか、ということで行けるか行けないかが判断されます。 *** ①売上はわかりやすくて、ペイするのであれば参加できます。例えば都内の版元が都内の会場に本を郵送(仮に1000円×往復)し、ひとり出版社