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ブックマーク / xtech.nikkei.com (130)

  • パソコン並みの性能を持つ「ラズパイ5」、いよいよ日本でも販売開始

    でもついに「ラズパイ5」が発売された。新機能を紹介すると共に、ベンチマークテストで性能を検証する。 2023年9月末に英Raspberry Pi財団がRaspberry Piシリーズの最新版となる「Raspberry Pi 5」(以下、ラズパイ5)を発表し、海外では同年11月から販売が始まっています。日でも2024年2月13日に販売が始まりました。稿では海外版のラズパイ5*1を基に、その特徴や注意点、性能をまとめていきます。 *1 海外で購入したラズパイ5はいわゆる「技適」がありませんが、「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」(https://exp-sp.denpa.soumu.go.jp/public/)に基づく申請をした上で動作・検証しています。 PCのマザーボード並みの機能と性能を実現 ラズパイ5は、2019年に発売されたRaspberry Pi 4 Model B(以

    パソコン並みの性能を持つ「ラズパイ5」、いよいよ日本でも販売開始
  • クラスメソッドがAWSの権限設定で作業ミス、顧客アカウントが操作不能に

    2023年12月、システム開発を手掛けるクラスメソッドでトラブルが発生した。同社が運用管理を代行する顧客アカウントが操作不能になるというものだ。原因は権限設定の作業ミスで、ある顧客の要望に特例対応する中で発生した。同社は再発防止策をまとめ、2024年2月に対策を終えた。ユーザー企業はベンダーの運用体制にも気を配る必要がありそうだ。 「お客様のビジネスに多大な影響を及ぼした可能性があることを深く認識しており、心よりおわび申し上げます」――。 2023年12月5日、システム開発を手掛けるクラスメソッドでトラブルが発生した。同社が運用管理を代行する顧客アカウントの一部でAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)のリソースに対する各種操作ができなくなったのだ。影響を受けたのは、AWSの導入から運用保守までを一貫して支援するクラスメソッドのサービス「クラスメソッドメンバーズ」のユーザー。同社は影響を受けた

    クラスメソッドがAWSの権限設定で作業ミス、顧客アカウントが操作不能に
  • 楽天が「security.txt」を導入

    楽天グループがWebサーバーに「security.txt」と呼ぶテキストファイルを置き、脆弱性▼情報の受付窓口としてVDP(Vulnerability Disclosure Program、脆弱性開示プログラム)を開始したことがSNSで話題になった。2023年10月2日のことだ。同社広報はこれを事実だと認めた。 security.txtは、米Apple(アップル)や米Googleグーグル)、米GitHub(ギットハブ)、米IBMなど、海外IT大手は既に導入している。一方、日では少ない。security.txtとは何か、国内でなぜ普及しないのか、脆弱性情報の受け付けとの関連性は――。順に見ていこう。 セキュリティーが高まる理由 security.txtとは、当該企業が提供する製品やサービスの脆弱性情報を見つけた人が通知する窓口を示すためのファイルだ。その仕様は、インターネット関連技術の標

    楽天が「security.txt」を導入
    bongkura
    bongkura 2023/11/29
  • CARDNET障害の原因はDB同期遅延による負荷増、9月の試験では想定せず

    決済ネットワーク「CARDNET」を運営する日カードネットワークは2023年11月24日、同月11日午後1時23分ごろから午後8時52分ごろに発生したシステム障害の原因について、システム更改の準備作業として実施していたデータベースの同期処理だったと発表した。同期処理が遅延し、オンライン取引と並走したことでシステムが高負荷に陥った。 発表によると、CARDNETでは11月13日にシステム更改を予定しており(障害発生に伴い11日に中止)、その準備作業として10日から現行システムと更改システムとの間でデータ同期処理を実施していた。11日午後1時23分ごろから午後5時30分ごろまでにかけて、特定接続先における一部のクレジットカード取引への影響を検知し、モニタリングを実施していた。モニタリングの詳細については「セキュリティーに関する事項のため、詳細説明は差し控える」(広報)とした。 サーバーOSの

    CARDNET障害の原因はDB同期遅延による負荷増、9月の試験では想定せず
  • 「要件定義をやめよう」の真意、普通にやると金と時間が無駄になるだけ

    「要件定義をやめないといかんね」――。ある勉強会が終盤に近づいた頃、隣席の参加者がこうつぶやいた。それを聞いた周囲の参加者がうなずいた。驚いたことに自分も「おっしゃる通り」と同意してしまった。 なぜ驚いたかというと、「要件がすべてを決める」「じっくり時間をかけるべき」と教わってきたからだ。日経コンピュータ編集部に配属された1985年以降、取材先の情報システム部長やソフトハウスの幹部を取材した際、「情報化で重要なこと」を問うと、たいていこう言われた。だから「いわゆる最上流工程が大事」という記事をたびたび書いてきた。 勉強会に登壇した講演者たちが「要件定義をやめよ」と言ったわけではない。しかし隣に座っていた参加者は、講演の趣旨を「要件定義をやめよ」という一言に集約した。同じ話を聞いてきた筆者を含めた参加者はすんなり納得したわけだ。 失敗につながる要件定義の実態 DX(デジタルトランスフォーメー

    「要件定義をやめよう」の真意、普通にやると金と時間が無駄になるだけ
  • 日本置いてけぼりのスマートホーム世界統一規格、ガラケーの構図再びか 

    「これまではスマートスピーカーや家電、住設機器などを手掛けるメーカー各社が独自のプロトコルで囲い込みをしようとした結果、スマートホーム市場が分断されて思うように成長しなかった。そこで、プロトコルを共通化しようと世界のさまざまな企業が手を組んだ点で大きなインパクトを持つ」(三菱電機リビング・デジタルメディア事業部IoT・ライフソリューション新事業推進センター センター長の朝日宣雄氏) 2022年10月4日、米Connectivity Standards Alliance(CSA)は、スマートホームの新しい通信規格「Matter(マター)」の仕様1.0版を公開した。同時に認証プログラムも開始した。CSAの前身は近距離無線通信規格「Zigbee」の規格策定と普及活動を行ってきた「Zigbee Alliance」である。仕様の公開によって製品開発は格的なスタートを切り、2023年末ごろには数多

    日本置いてけぼりのスマートホーム世界統一規格、ガラケーの構図再びか 
    bongkura
    bongkura 2022/12/06
  • スプラトゥーン3をパケットキャプチャーで解析、最新の通信技術を学ぼう

    人気の「スプラトゥーン3」を通して、最新の通信技術の基を学んでしまおうというこの特集。今回は実際にスプラトゥーン3のパケットをWiresharkでキャプチャーして、UDPの通信やNAT越えの仕組みを見ていきます。 なお記載内容については、実際の通信をキャプチャーした結果に基づいた筆者の考察や推測によるものであり、任天堂の公式見解ではないことを記しておきます。 任天堂が開発した汎用ゲームプラットフォーム「NPLN」 スプラトゥーン3では、「NPLN」という、任天堂がスクラッチから開発をした任天堂プラットフォーム向け汎用ゲームサーバーが使われ始めました。従来のプラットフォームである「NEX」はニンテンドー3DS/Wii Uからの世代で使われてきて、NPLNはそこでのノウハウを基に2021年から「Google Cloud PlatformGCP)」で稼働しているようです。オンライン対戦のマッ

    スプラトゥーン3をパケットキャプチャーで解析、最新の通信技術を学ぼう
  • スプラトゥーン3の通信に欠かせない、UDPとNAT越えを理解しよう

    2022年9月9日、「スプラトゥーン3」が発売されました。とても楽しみにしていたのですぐに買いました。発売から1月半ほどたってこの文章を書いていますが、いろいろなステージで様々なブキを使ってインクを塗り合い楽しくプレーしています。ちなみに今のウデマエはS+30になったところです。 この特集は、人気のスプラトゥーン3を通して、最新の通信技術の基を学んでしまおうというものです。前半の今回はスプラトゥーン3を含むオンラインゲームの通信技術を解説します。後半となる次回は、実際にスプラトゥーン3のパケットをキャプチャーして、それらの通信技術が実際にどのように使われるのかを見ていきます。 なお記載内容については、筆者や編集部独自の考察や推測によるものであり、任天堂の公式見解ではないことを明記しておきます。 オンラインゲームを実現する通信技術、UDPとは 一般的なコンピューターが通信を行う主な方法にT

    スプラトゥーン3の通信に欠かせない、UDPとNAT越えを理解しよう
    bongkura
    bongkura 2022/11/21
  • ノーコードでアプリ内製進めるLIXIL、2万個超えでも「野良」を生まない仕組み

    LIXILはDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するため、米Googleグーグル)のノーコード開発ツール「AppSheet(アップシート)」を採用した。2022年7月29日時点で、2万個を超えるアプリケーションを内製し、このうち839個を番運用している。AppSheet活用の狙いについて、同社の岩﨑磨常務役員デジタル部門システム開発運用統括部リーダーは「(情報システム部門に該当する)デジタル部門が開発すべきシステムやアプリにフォーカスできるようにする」と語る。 LIXILがAppSheetを導入した背景には、デジタル部門の負荷増大があるという。「社内でデジタル技術の活用が進んだことにより、デジタル部門が社内の全ての案件に対応するのが難しくなってきている」(岩﨑常務役員)。そこで経営レベルで費用対効果の大きいシステムやアプリをデジタル部門が開発し、小さいものは現場が自ら開発する

    ノーコードでアプリ内製進めるLIXIL、2万個超えでも「野良」を生まない仕組み
  • PayPayついに収益化へ、ZHDが繰り出す「三位一体」戦略の勝算

    Zホールディングス(HD)がスマートフォン決済サービス「PayPay」の収益化に乗り出す。カギは傘下の3大事業であるLINE、ヤフー、そしてPayPayの「三位一体」戦略。3事業のIDを2023年に連携・統合し、EC、金融、広告といった事業を段飛ばしに成長させる絵を描く。 「決済市場で圧倒的な地位を確立して、PayPayはマネタイズ(収益化)のフェーズに移行している」。2022年8月3日、ZHDのCo-CEO(共同最高経営責任者)を務める川辺健太郎社長は決算発表の場でこう述べた。 PayPayの累計登録者数は4865万人(2022年6月末時点)まで増え、2021年は決済取扱高が前年比75%増の4兆9000億円、決済回数が同81%増の32.4億回と、それぞれ国内QRコード決済市場の約3分の2を占めるまで成長したという。2018年10月のサービス開始からもうすぐ4年。川辺社長はPayPayのマ

    PayPayついに収益化へ、ZHDが繰り出す「三位一体」戦略の勝算
    bongkura
    bongkura 2022/08/08
  • 中央集権IDから分散IDに至るまで、歴史は繰り返す

    前回の記事で見たように、現在の分散識別子(Decentralized Identifier、DID)の機能の多くを、あるいはDIDを超えるものを20年前に実現していたXRI(eXtensible Resource Identifier)であるが、一般的に使われるのにはあまりにも早すぎた。筆者が知っている実用事例としては、米軍関係のABACシステム*および野村総合研究所における研究開発システムくらいのものであった。 *ABAC(Attribute Based Access Control):属性ベースアクセス制御。役割ベースアクセス制御 (RBAC)を一般化したもので、米軍が開発した。2020年ごろからAmazon Web Services(AWS)など民生用でも少しずつ採用されるようになってきた。 「自己主権」「自主独立」を体現するOpenIDの思想 一方、XRIと並行して立ち上がったのが

    中央集権IDから分散IDに至るまで、歴史は繰り返す
  • 文化シヤッターのシステム開発頓挫で、日本IBMが19.8億円の賠償を命ぜられた理由

    システム開発の頓挫を巡る、文化シヤッターと日IBMとの間の裁判で、東京地方裁判所は日IBM側に19億8000万円の支払いを命じた。米セールスフォースのPaaSを用いた販売管理システムの構築を目指し、2015年に始めた開発プロジェクトだったが、2017年にストップしていた。東京地裁は開発失敗の原因をどう認定したのか。裁判記録をもとに読み解く。 文化シヤッターが、20年以上前から使用していた販売管理システムを刷新するプロジェクト格的に始動させたのは2015年1月のことだ。日IBMに提案依頼書(RFP)の作成を委託。そのRFPを基に複数ベンダーから提案を受けた上で、日IBMを開発委託先として選定した。 日IBMの提案はシステム構築に米セールスフォースのPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)である「Salesforce1 Platform」を用いるものだった。RFPでは標準

    文化シヤッターのシステム開発頓挫で、日本IBMが19.8億円の賠償を命ぜられた理由
  • サイバー攻撃を検知・分析、専門組織「SOC」の舞台裏

    SOC(Security Operation Center)とはサイバー攻撃を検知および分析することを目的に、企業などが設置する組織だ。24時間365日体制で企業システムを監視する。 サイバー攻撃が高度化し、検知するのが難しくなってきている。サイバー攻撃などによるインシデントを検知して適切に対応するには様々なセキュリティー製品を使いこなす必要があり、担当者には高い専門知識が求められる。このためサイバー攻撃に対応するための専門組織であるSOCに注目が集まっている。 外部への委託が主 一般の企業がSOCを社内に設置するのは容易ではない。まずセキュリティー人材を確保する必要がある。だがセキュリティー人材への需要は高まり続けており、十分な人数を採るには多大な費用がかかる。各種セキュリティー製品の導入コストも重くのしかかる。 そのため多くの企業はSOCの業務を外部に委託する。セキュリティーベンダーな

    サイバー攻撃を検知・分析、専門組織「SOC」の舞台裏
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    bongkura 2022/07/11
  • HTTP/3が正式に勧告、脱TCP時代の幕開けか

    インターネット関連技術の標準化を手掛けるIETF(Internet Engineering Task Force)は2022年6月6日(米国時間)、通信プロトコル「HTTP/3(HyperText Transport Protocol/3)」を「RFC 9114」として勧告した。HTTP/3はインターネット通信の多くを占めるWebにおける通信プロトコルの最新版である。 最大の特徴は、トランスポートのプロトコルに「QUIC(Quick UDP Internet Connections)」を採用した点。QUICは2021年にIETFで「RFC 9000」として勧告された。その名前が示すように、TCP(Transmission Control Protocol)ではなく、UDP(User Datagram Protocol)に基づくプロトコルだ。TCPが備えていた再送制御の仕組みや、TLS(Tr

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  • Pythonを活用してパケットを可視化、ネットワークの利用状況が一目瞭然

    今回は、Pktmonで取得したログファイルを自作のプログラムで分析する方法を紹介する。例えば可視化を考えてみよう。Wiresharkを使えばパケットの様々な情報を確認できる。しかしWiresharkの機能では取得できない情報を見たい場合もある。その場合、パケットキャプチャーソフトを自分でプログラミングできれば融通が利く。また取得したパケットに同じ分析を繰り返し適用したり、処理を自動化したりすることも可能だ。 Pythonの実行環境を導入 プログラミング言語の種類は多いが、ここでは人気のプログラミング言語である「Python」を使う。Pythonには、ネットワーク管理のためのライブラリーが多数用意されている。 まずWindows 10にPythonの実行環境をインストールする。PowerShellで「python」と入力してEnterキーを押す。Windows Storeが起動し、「Pyth

    Pythonを活用してパケットを可視化、ネットワークの利用状況が一目瞭然
  • 5年で人員9倍に、知られざるシャープIT内製部隊の威力

    シャープのIT部門がここ5年間で激変している。2016年に台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下となって以降、ベンダー依存からの脱却を進め、情報システムを「内製」する体制に大きく舵(かじ)を切った。エンジニアの中途採用を積極化し、メインフレームからの脱却を自前で完遂するなど、ベンダー顔負けの開発力を着実に身に付けてきた。知られざるシャープIT部隊の全貌に迫る。 2022年4月4日、シャープの堺社で「とある」入退管理システムが稼働を始めた。来訪者は事前に送られたメールのQRコードを受付で提示し、敷地に入る。帰りも同様にQRコードを提示すると、いつ誰が入退場したかが全てシステムに記録される――。 一見すると、最近よく目にする入退管理の仕組みだが、同社の場合は少し事情が異なる。同システムはシャープのIT部門が全て自前で開発したからだ。

    5年で人員9倍に、知られざるシャープIT内製部隊の威力
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    bongkura 2022/04/13
  • 東京都心に地上9階建ての“積層型”小学校、教室の上に体育館やプール、校庭も

    東京都港区芝浦1丁目に、地下1階・地上9階建ての積層型学校が誕生する。2022年4月に開校する「港区立芝浜小学校」だ。高さは約55m、建物の平面サイズは約64m×約23m。

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    bongkura 2022/02/15
  • 野村HDが日本IBMに「敗訴確定」、システム開発の失敗巡る訴訟の上告を取り下げ

    システム開発の失敗を巡り野村ホールディングス(HD)と野村証券が委託先の日IBMを訴えた裁判で、野村側が最高裁判所への上告を取り下げていたことが日経クロステックの取材で2021年12月13日までに分かった。2021年4月21日に控訴審判決が言い渡された野村側の敗訴が確定したこととなる。 同裁判では2013年に野村側が日IBMを相手取り計約36億円の損害賠償を求めていた。2019年3月の一審判決では日IBMに約16億円の支払いを命じたが、東京高等裁判所は2021年4月21日の控訴審判決で野村側の請求を棄却。東京高裁は「プロジェクト失敗の原因は仕様凍結後も変更要求を多発したユーザー企業(野村側)にある」と判断した。日IBM側に非があるとした一審を覆し、逆転敗訴の判決を下したことから注目を集めた。野村側は最高裁に上告を申請していたが、今回これを取り下げた。 上告の取り下げについて野村HD

    野村HDが日本IBMに「敗訴確定」、システム開発の失敗巡る訴訟の上告を取り下げ
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    bongkura 2021/12/14
  • 偽装分の電気代は「480億円」と算出 三菱電機の省エネ不正問題

    偽装分の電気代を求める前提は次の通り。三菱電機は、高効率タイプの10馬力(定格冷房能力28kW)製品「シティマルチY GR〈高COPシリーズ〉PUHY-EP280DM-G」(以下、11年モデル)において、計算による定格冷房COP値(以下、定格COP値)の実力値「2.78」に対し、カタログには約1.3倍に高めた「3.61」を記載していた。ただし、この定格COP値から「偽装分の電気代」を割り出すと、「夏季に偏った電気代になる」(同社の関係者)という。そこで、COPよりも顧客の実際の使用状況に近づけた省エネ指標であるAPF(通年エネルギー消費効率)を使って電気代を計算する。 APFは実力値4.81を「5.4」とかさ上げ 三菱電機は13年に、熱交換器の銅製円管を11年モデルの48段(配管の数)から60段に増やした10馬力製品「シティマルチY GR〈高効率シリーズ〉PUHY-EP280DMG2」(

    偽装分の電気代は「480億円」と算出 三菱電機の省エネ不正問題
  • アジャイルでウオーターフォールよりひどい失敗、原因は経営とSEの双方にあり

    アジャイル開発というシステム開発の方法論がある。システム開発、とりわけ要件定義の難しさは「見えない」ことから来るという問題意識のもとで生まれた手法である。 「スクラム」と呼ばれたりする少人数のチームをつくって、対話を繰り返しながら小さな範囲で要件を固め、それをもとにソフトウエアをつくって要件を見える化する。見える化した要件を確認し、さらにその要件を深掘りし、次の範囲の要件を検討する。これを繰り返しながら、段々大きなシステムをつくり上げていくというやり方である。 従来のウオーターフォール方式は、最初に全ての要件をしっかり固め、そこから後戻りすることなく、プログラム開発・テストといった具合に、その名の通り「滝」のように上から下へとプロセスが流れていく手法である。検討が進むにつれて要件が変わることもあるため、「見えない」システムを全て工場生産のようにつくるのは難しい。したがって、アジャイル開発に

    アジャイルでウオーターフォールよりひどい失敗、原因は経営とSEの双方にあり
    bongkura
    bongkura 2021/12/03