ガザ地区への攻撃を続けるイスラエル。死者は2万5千人を超えました。かつて600万人が犠牲になったホロコーストを経験したユダヤ人国家は、なぜパレスチナの人道危機に目をつむるのか。「国は正しい道を進んでいないのでは…」秘めた思いを口に出来ない“ホロコースト生還者”も。イスラエルで今何が?日本でも話題となったホロコーストサバイバーのドキュメンタリーを制作した監督インタビューや現地の生の声を取材。深層に迫りました。
ガザ地区への攻撃を続けるイスラエル。死者は2万5千人を超えました。かつて600万人が犠牲になったホロコーストを経験したユダヤ人国家は、なぜパレスチナの人道危機に目をつむるのか。「国は正しい道を進んでいないのでは…」秘めた思いを口に出来ない“ホロコースト生還者”も。イスラエルで今何が?日本でも話題となったホロコーストサバイバーのドキュメンタリーを制作した監督インタビューや現地の生の声を取材。深層に迫りました。
「新元号になるのは何日?」 「平成っていつ終わるの?」 実は「平成」から新元号に変わる日にちが正式に決まっていないことをご存じだろうか。 政府は、式典などの準備を着々と進めている。しかし、新たな元号の選定作業は秘中の秘としているのに加え、新元号をいつ決定し、いつ明らかにするのか、さらにいつ切り替えるのか、まだ判断していないのだ。政府内でいま、何が起きているのか。その真相を報告する。 (政治部官邸クラブ取材班) 新元号の公表「半年程度前」 去年12月1日、安倍総理大臣ら三権の長や皇族の代表らが出席して、宮内庁の特別会議室で皇室会議が開かれ、天皇陛下が2019年4月30日に退位、皇太子さまが翌5月1日に即位されることが固まった。 その1週間後の8日の閣議で、政府は陛下の退位の日程を正式に決定し、現行憲法下では初めて、そして過去をさかのぼれば江戸時代後期の1817年以来となる退位が実現することに
日本最大の指定暴力団「山口組」が分裂してまもなく3年。その後も分裂を繰り返し、いまも抗争状態が続く。一方で、暴力団員による「食料品の集団万引き」、「はらこを狙ったサケ泥棒」、「拳銃を担保に借金」など、これまで考えられなかった事件が全国で相次いでいる。背景には、暴対法・暴廃条例など、警察の取締りの強化によって用心棒代などの従来型の資金源を断たれ、生活費にも困窮した暴力団員が“荒手”の犯罪に手を染めている実態がある。そうした中、警察が危機感を強めているのが、切羽詰まった組員らが組織=「代紋」の枠組みを超えて資金源を獲得しようという犯罪だ。一般市民へのさらなる脅威となっている “貧困暴力団”による事件を追い、その対策を考える。
7月に亡くなった医師・日野原重明さん(享年105)、100歳を過ぎても現役の医師を続け高齢者が活躍できる社会のあり方などに提言を続けてきた。実は、日野原さんは晩年、自らや周囲に対して「死をどう生きるか」という問いを発し続けてきた。“死に向かう人生を、最期のときにどう結実させるか”という意味だと語っていたという。番組では、NHKの膨大な映像資料や、長年交流を続けてきた人々の証言などから、日野原さんが伝えたかった「死を意識した生き方」とは何かを探る。
名古屋大学大学院教授 横山智 日本独自の食べものは何かと外国の方から聞かれたら、みなさんはどう答えますか? おそらく納豆を挙げる人が多くいると思います。納豆は日本の伝統食であることは間違いありません。しかし、納豆の起源地は日本なのでしょうか? また、日本以外で納豆は食べられていないのでしょうか? インドネシア・ジャワ島の「テンペ」、ヒマラヤの「キネマ」、日本の「納豆」を結ぶ三角形の範囲に納豆のような食品が分布しており、それは中国南部の雲南省付近で生まれ、そこからインドネシアと日本、そしてヒマラヤに伝播したという学説です。 中尾先生は、1960年代後半に日本文化の起源として注目された「照葉樹林文化論」の提唱者の一人です。照葉樹林とは、西日本から東南アジア大陸部を通りヒマラヤに至る地域に広がる常緑広葉樹の林で、そこには、類似の植物利用が見られ、また共通の文化が存在しているというのが「照葉樹林
フェリス女学院大学教授 矢野久美子 今から50年ほど前の1960年代前半、ナチスの犯罪をめぐる裁判レポートが、大きな論争を引き起しました。これからお話しするのは、その裁判レポートの著者が何を語ろうとしたのか、ということについてです。 1906年にドイツに生まれたユダヤ人女性で、政治哲学者です。彼女は、ヒトラーの反ユダヤ主義政策によって、ドイツから脱出せざるをえなくなり、1933年にパリに亡命しました。しかし、第二次世界大戦によってフランスで生きることも危うくなり、アメリカ合衆国へと避難し、そこで1945年の終戦を迎えます。 ナチスの全体主義政権下では、ユダヤ人をはじめとする大量の人間が、強制収容所やガス室をともなう絶滅収容所で、生きる価値を奪われ意味なく殺戮されるという事態が起こりました。人間を無用のものとするような言語道断の国家犯罪がなぜ起こったのか、どのようにして起こったのか。こうし
第4集は、文明社会と接触したことがない“原初の人々”を追う。 アマゾン源流域、ブラジルとペルーの国境地帯にいるという彼らは、部族名も言語も人数もわからない。「隔絶された人々」という意味の『イゾラド』と呼ばれる謎の先住民族である。 いま、そのイゾラドの目撃情報が相次いでいる。森に猟に入った若者が弓矢で腹を射抜かれた。川辺で遊んでいた少女の足元に数本の矢が飛んできた。イゾラドの集団にとり囲まれた村からSOSが発信された…。 なぜ彼らは、文明社会の領域に、突如姿を現すようになったのか。取材班は、ペルー政府との交渉の末、イゾラドを監視する複数の最前線基地に、テレビ局として初めて滞在。森の彼方から聞こえてくる、「知られざる、しかし私たちと同じ人間の声」に耳を澄ました。
放送:水曜 20時30分~21時00分(ラジオ第2) 再放送:木曜 10時~10時30分(ラジオ第2) プロテストソングと我らの時代 ~“日本フォーク”の50年 講師:南田 勝也(武蔵大学教授)、大和田 俊之(慶應大学教授)、毛利 嘉孝(東京藝術大学准教授) 2015年7月~9月の放送予定 元来が民謡であるフォークソングは、それに着目したアーティストたちが、民謡に影響を受けたオリジナル曲も歌うようになることで大きく発展してきました。そして生活苦などをうたった民謡から、人種差別反対、戦争反対などの社会的なメッセージを込めた曲を発表するようになりました。 ボブ・ディランに多大な影響を与えたウッディ・ガスリー、1963年に初来日したピート・シーガーの影響をきっかけに、日本のフォークソングは、“「日本のプロテストソング」”として独自に発展します。70年安保・学生運動、ベトナム反戦からはじまり
Copyright NHK (Japan Broadcasting Corporation). All rights reserved. 許可なく転載することを禁じます。 このページは受信料で制作しています。
『アラビアンナイト』 アラブの春以来、激動が続く中東。しかし興味はあっても、遠い国に思われてよく分からないという人も多いでしょう。 そこで11月の「100分de名著」では、中東で生まれた名作「アラビアンナイト」(千一夜物語)を取りあげます。「アラジンと魔法のランプ」「アリババと40人の盗賊」「シンドバッドの冒険」などが有名ですが、児童文学として紹介され、広く知られている話は「アラビアンナイト」のほんの一部に過ぎません。その中には、まるで落語のような話もあれば、推理小説のような話もあり、全体を通読すると、その豊かな文学世界に圧倒されます。 また「アラビアンナイト」には、歴史史料としての価値もあります。9世紀に原型となる話が生まれ、時代と共に書き足されていったため、過去の人々の営みが克明に記録されているからです。 番組では、あまり知られていない「アラビアンナイト」の全貌を明らかにしながら、千年
ヘウレーカ(再)(全5回) 古代ローマ時代を舞台にした岩明均の歴史劇画をドラマ化 【NHK FM】 2016年11月28日(月)~12月2日(金) 午後10時45分~午後11時(1-5回) (初回放送・2013年4月29日~5月3日) 【出演者】 多田直人 渋谷はるか 吉見一豊 立木文彦 真那胡敬二 石橋徹郎 末次美沙緒 石住昭彦 カゴシマジロー 荒井志郎 武藤晃子 温井摩耶 小林千恵 【スタッフ】 演出:藤井靖 技術:林晃広 音響効果:米本満 選曲:黒田賢一 【あらすじ】 紀元前三世紀。地中海を二分する戦いが勃発した。一方は、海を制する商業大国カルタゴ。もう一方は、強大な軍事力で覇権を伺うローマ。その狭間で、シチリア島の海沿いに位置する小さな都市国家シラクサは、存亡の危機に立たされる。迫りくるローマ軍団を迎えるのは、天才アルキメデスが考案した奇妙な機械の数々…。国家を愛する者、知を愛する
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く