Apache Ivyの紹介と基本的な使い方 - 達人プログラマーを目指してに関連して説明させていただきます。 Mavenに慣れている人がIvyを使うときに必ずつまづくポイントとして、開発中の中間ビルド時のバージョン番号の付け方に対する両者の思想の違いがあります。Mavenの場合は、規約により開発中のバージョンには「-SNAPSHOT」という接尾辞をつけ、次のリリースを行うまでは同じバージョン番号のまま既存のビルド結果を上書きしながら使い続けることが前提となっています。 一方、もともとIvyの思想では、バージョン番号はビルド内容と1対1に対応しているべきという考え方があります。ビルド結果の中身が違うのであれば、バージョン番号も異なるべきという考え方です。ですから、中間ビルド(Ivyの用語では結合ビルドと呼ばれている)のバージョン番号にタイムスタンプを付けるとか、インクリメンタルなビルド番号を
Apache Ivyについては本ブログでも何回か用語自体は取り上げてきましたが、現状日本語での情報が限られるためか、AntそのものやMavenに比べるとユーザーが少ないように思われます。ここで基本的な使い方やMavenとの違いについて簡単に紹介させていただきたいと思います。 Apache Ivyとは 本家のホームページは以下の通りです。 Home | Apache Ivy ™ もともとはJayasoftという組織で開発されていたツールですが、バージョン2.0以降、Antの関連プロジェクトとしてApacheプロジェクトの元に加わっています。(Apacheというブランド名はツールを組織に導入する際に結構重要ですね。) 上記のホームページでは「アジャイルな依存性管理ツール」として紹介されていますが、Mavenの機能の中からビルド機能やプロジェクト管理機能を無くして、ライブラリーの依存関係の管理に
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