『性的不能の文化史 “男らしさ”を求めた男たちの悲喜劇』(山本規雄:訳/作品社) 遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研という、普段は脇役として活躍するクセのある俳優たちが同じ屋根の下で共同生活をする姿を描くテレビ東京系の深夜ドラマ『バイプレイーヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』。本人役で出演しているため妙なリアリティがあり、演じる本人たちもそれを楽しんでいるような虚実入り交じった雰囲気からじわじわと人気を集めている。 その第3話、6人が揃う食卓で「年を取ってもヤンチャしたい」という話題になったところ、それを聞いていた大杉が「俺たち、もう勃たないもんな」という衝撃のひと言を放った。すると寺島が「勃ちますよ、俺は!」と抗議。さらに「みんな勃たないのか? 漣さん勃たないの?」とまくし立てると、大杉は「気合いだ!って言えば勃つよ」と返答し、微妙な空気となって