はじめに Microsoft Ignite 2023でのAzure AIのアップデートをまとめました。 まずは下記ブログの翻訳を中心にしています(ほぼ翻訳です)。 Ignite 2023: What’s new in Azure AI Platforms – Charting the Future with Innovative AI and ML - Microsoft Community Hub 主要なアップデート Azure AI Studioのパブリックプレビュー サティヤ・ナデラの基調講演で、Azure AI Studioのパブリックプレビューが発表されました。これは、生成型AIアプリケーションとコパイロット開発を簡素化する最先端のプラットフォームです。Azure AI Studioは、急速に成長しているモデルカタログ、ツール、サービスをシームレスに統合し、統一された開発体験を提
株式会社クラウドネイティブは、Azure OpenAIで自組織専用のChatGPTの構築を支援するサービスを展開しています。ChatGPTとAzure AD OpenAI Serviceの取り組みや事例、支援… IDチームの前田です。今日は生成AI(ChatGPT)と音声認識モデル(Whisper)を利用した会議アシスタントツールに関する投稿になります。 (追記) 作ったツールはGitHub上で公開しており、Dockerを利用してすぐに試せるようになってます。 https://github.com/cloudnative-co/mtg-ai-assistant 2023年8月30日現在Azure OpenAIにてWhisperが利用出来ていないため、OpenAI Whisper APIを利用した試験段階のものになります。近日中にAzure OpenAIにてWhisperが利用出来るとアナウ
Front-end application development, Symfony-style(s)
独自ナレッジをノーコードでChatGPTに連携!Azure OpenAI「Add your data」 「「やってみた」記事はもう十分」という方はもう少し詳しくみてみるセクションからご覧ください! 先月のMicrosoft Buildで発表されて注目を集めていた、Azure OpenAIでコーディングなしで社内のナレッジを組み込んだ回答をするChatGPTが作成できる機能「Add your data」がパブリックプレビューになりました🎉🎉🎉🎉 今まではこのようなアーキテクチャを独自で構築する必要があったため、なかなかハードルが高いものでした。 こちらのアーキテクチャはサンプルとして公開されているのでご興味があれば見てみてください。 やってみる ではセットアップしてみましょう。 今回はすでにCognitive Searchのリソースがある前提で進めます。 Azure OpenAIのプ
三井住友海上火災保険は7月14日、日本マイクロソフトが提供する生成AIチャット利用環境を、5月17日から全社員で使い始めたと発表した。OpenAIのGPT-4/3.5など大規模言語モデル(LLM)をMicrosoftのクラウドで利用できる「Azure OpenAI Service」を活用した。 自社専用の安全なAIチャットツール「MS-Assistant」を構築。社員の情報検索や質問、文章作成・校正、要約、翻訳、ブレインストーミングなどを対話でサポートする。 地域や部門ごとの利用ログをデータサイエンティストが分析し、業務プロセスの改善につなげていくという。 今後は、自社のマニュアルや約款にに応答できる機能の拡充や、当保険代理店への提供を計画している他、社員向け活用支援ポータルサイトの整備や活用アイデアコンテストを開くなど、活用を広げていく。 関連記事 「自社版ChatGPT」をグループ全社
はじめに 5月23日〜25日にアメリカ シアトルで開催されたMicrosoft Build 2023はAI関連の発表が多くされ、世界的に注目を集めていました。 過去最高レベルの注目度だったのではないでしょうか。 その中で発表されていた「Prompt Flow」機能が最近Azure AI Studio上でパブリックプレビューとしてリリースされました。 記事執筆時点ではこれを実際に触ってみた人の記事が日本語/英語で見当たらなかったので、本記事では早速触ってみた感想を書いていきたいと思います。 そもそも 「Prompt Flow」とは 「Prompt Flow」は、Azure Machine Learning上に追加された新機能で、Azure AI Studio上で提供される大規模言語モデル(LLM)を利用したAIアプリケーションの開発サイクル全体を効率化するために設計された開発ツールです。 皆
この記事の主題ではないので簡単に説明しますが、PaaSへのアクセスを閉域化するのがPrivate Endpoint、PaaSからのアクセスを閉域化するのがVNet統合です。 非対応だった以前までの内容 では、登場人物全てが閉域化に対応しているのに、なぜ「Add your data」は閉域化できないのでしょうか。それはAzure OpenAIからCognitive Searchへの通信が執筆時点ではパブリックのみになっているからです。「Add your data」の仕組み図を閉域ネットワーク的に書き換えると以下の図のようになります。 ネットワーク閉域化をしている場合、インターネットからのアクセスを遮断するのでAzure OpenAIからのインターネット経由のアクセスができなくなります。そのため、執筆時点では「Add your data」は閉域化できないということになります。Azure Ope
Azure Machine Learning の Prompt flow で Azure Cognitive Search をベクトルストアとして RAG を実行するAzureAzureMachineLearningCognitiveSearchChatGPTGPT-4 Azure Machine Learning に Prompt flow が搭載され、パブリックプレビューが開始されました。Prompt flow は大規模言語モデル (LLM) を利用した AI アプリケーションの開発サイクル全体を合理化するように設計された新時代の開発ツールです。 Azure AI Studio Azure AI Studio は Azure OpenAI Studio の Chat Playground や Azure Machine Learning の Prompt flow を包含するサービスと
AIを使ってポッドキャスト番組を自動で文字起こしするサービス「LISTEN」β版を、はてな創業者の近藤淳也氏が公開した。 OpenAIが提供する書き起こしAPI「Whisper」を使い、配信済みのポッドキャストの内容を文字起こしして公開する。テキストを指定してその部分から音声を再生することもできる。 番組にコメントを書き込んだり星を付けて出演者と交流する機能も備えた。 約20人のポッドキャスターが既に登録しており、徐々に拡大していく。 Discordコミュニティでユーザーからのフィードバックなどを受け付けている。 関連記事 OpenAI、「ChatGPT API」と企業向け専用容量プランの提供開始 「gpt-3.5-turbo」も発表 OpenAIは「ChatGPT API」と「Whisper API」の提供を開始した。ChatGPT APIの価格は1000トークン当たり0.002ドル。A
概要 「AIの民主化」「AIファースト」がキーワードとして出ることが多くなった。そんなAIに関する機能を容易に使えるサービスの一つに、マイクロソフトが提供するCognitive Servicesがある。Cognitive Servicesでは(執筆時点で)視覚/音声/言語/知識/検索といった分野のAIサービスがすでに利用可能で、例えば視覚AIサービスの一つであるFace APIを使えば顔を検出してメガネの有無や感情などを簡単に取得したりできる(詳細後述)。 「容易に利用できる」と言うと「精度も低い?!」と思われるかもしれないが、そうではない。マイクロソフトのあらゆる分野のテクノロジ開発から生まれた高精度のサービス群である。本稿の内容を概観していただければ、そのおおよその実力が把握できるだろう。 Cognitive Servicesは、Microsoft Azure内の製品の一つとして提供さ
[2017 年 9 月 25 日] 米国フロリダ州のオーランドで 9/25~9/29 で開催されている Microsoft Ignite 2017 において、マイクロソフトの様々な最新 AI テクノロジーのロードマップが公開されました。新しい次世代の機械学習ツールの発表、Visual Studio に統合された AI 開発環境の提供、そしてプレビューで提供されている様々なツールや API の一般提供開始、などです。この記事では主なアップデートをまとめました。 次世代 Azure Machine Learning ツールの提供~ AML Workbench 等 Azure Machine Learning Studio を補完する次世代の機械学習ツールとして、以下の 3 種類のツールがプレビューとして利用できるようになりました。開発者の世界で ML や AI が取り入れられつつあるトレンドや
日本マイクロソフトが2015年にリリースした女子高生AI「りんな」。LINEとTwitterのチャットボットとして提供されており、サービス開始から2年で登録ユーザー数は約600万人にまで拡大した。 りんなは、Web上でソーシャルデータ化されている大量の会話データや、りんながユーザーとやりとりした会話データから学習し、“友達と会話しているような”自然な対話をするチャットボットとして成長している。最近では、テキストチャットだけでなく、合成音声でしゃべる機能も追加された。 AzureのCognitive Servicesで「同時通訳」機能を実装 大量の会話データの学習、合成音声の作成と洗練化のための学習、600万ユーザーからのトラフィック処理を担っているのは、マイクロソフトのクラウドサービスAzureだ。Azureのコンピュータリソースを使っての深層学習、機械学習サービス「Azure Machi
今年も日本マイクロソフトさん主催の開発者向けイベント「de:code」に参加しました。昨年に続き2回目です。 去年書いた参加ブログはピンポイントで西脇さんのだけ書いてた…(^^;それぐらい個人的にはプレゼンやデモが超衝撃的だったのですよね。懐かしい。 kikutaro777.hatenablog.com 今年は幅広い分野で参加しよう!と決めて割と色んなジャンルのセッションに参加しました。 day1 Keynote:The New Age of Intelligence Mixed RealityでUI/UXが変わる!SIer視点で考えるHoloLensの活用術! Xamarin 入門 コード共通化で開発スピードアップ! AI を活用したクロス プラットフォーム アプリを Xamarin で作ってみよう! 50 分でわかるテスト駆動開発 .NET 15 周年の今こそ考えるクラウドネイティブ
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