10/5(月)記 五輪と虐殺 (2009/10/06) ブラジルにて 五輪と虐殺 在ブラジルのカトリック司祭からの電話。 2016年のオリンピック開催地がリオデジャネイロに決まったことで興奮している。 「植民地国での開催は初めてじゃないでしょうか?」と司祭。 「…ソウルがありましたよね」 「?」 「大観民国は大日本帝国の植民地だったんじゃないですか?」 「…、でも欧米の植民地では…」 僕はすでに手元のPCを開いている。 「オーストラリアで2度やってますね」 「…、あそこは特別でしょう」 「ラテンアメリカ、メキシコでやってるじゃあないですか」 ブラジルの貧しい人たちの励ましになるのではないかと意気込んでいた先方が気の毒になり、「確かに南アメリカなら初めてですよね」とフォローしておく。 貧しい人たちは、それどこじゃないだろうけど。 作家の星野智幸さんが記しているように、メキシコオリンピックの際