先日花譜4thワンマンライブ「怪歌」を観測してきました! 本稿では廻花がフィジカル表現に至った理由を音楽表現の面から迫っていきます。詳細なライブレポートはPANORAさんをどうぞ。 可能性の拡張から始まったもの「可能性の拡張」とは花譜のプロデューサーであるPIEDPIPERがデビュー時からよく用いる表現です。 花譜のデビュー経緯はまさに「可能性の拡張」だった、と言えるでしょう。 花譜は元々東北に住んでいた普通の女の子でした。音楽アプリに楽曲を投稿していたところ、PIEDPIPERに目をかけられ、シンガーとしてデビューを模索することとなります。まだ中学生だった彼女は、素顔を晒さないVtuberの形態を選択し、「花譜」としてデビューすることとなりました。 だから、花譜がいつまでも花譜じゃないかもしれない……そんな不安と期待はずっと観測者は抱いていたように思います。 デビュー経緯を踏まえてみれば