道南の八雲町で特産の海産物を即売する催し「豪海フェスタ」が開かれ、多くの人たちでにぎわいました。 会場の落部漁港には、サケやボタンエビそれにホタテなど八雲特産の海産物が並び午前9時の開場と同時に多くの人が訪れました。 中でも人気を集めたのは体長90センチほどのサケを山のように重ねて塩漬けし寒風にさらした伝統の「山漬け」で、引換券を受け取った人たちが次々と買い求めていました。 函館市から来た80代の男性は「毎年来ています。山漬けはお世話になっている知人に配ります」と話していました。 また子どもと女性限定のサケのつかみどりも行われ、参加した人たちは水槽に放たれた50匹のサケを追いかけていました。 やっとの思いでサケをつかまえたという6歳の男の子は「お母さんに何か作ってもらおうと思います」と話していました。