ことし3月に北海道新幹線とともに開業した、第三セクターの道南いさりび鉄道の観光列車『ながまれ』の運行が5月末から始まりました。 函館駅と木古内駅との間を5時間かけて往復した初めてのツアーには、道内をはじめ関西や首都圏などからの観光客37人が参加しました。 沿線地域では、地元の活性化につなげようと観光列車を迎える準備が進められ、そのうちの1つ、上磯駅前の商店街ではどんなもてなしが喜ばれるか知恵をしぼってきました。 上磯駅に『ながまれ』が到着すると、ホームでは商店街の人たちがそれぞれ自慢の品を用意して出迎え、昔なつかしい駅弁売りの姿で販売を行いました。 洋菓子店が、特別につくった道南名物のイカめしをふるまうなど、知恵をしぼったかいもあってツアー客には好評で、商店街の会長は「反応は上々で、観光列車は大きなチャンスなので一緒に盛り上げていきたい」と話していました。 このあと次の茂辺地駅へ向かう途中