JR函館駅前の再開発事業で、空き地となっていた函館市などの土地にホテルや商業施設の入る複合施設が建設される見通しとなりました。 函館市とJR北海道が所有するJR函館駅北側の広さ1万平方メートルの土地は北海道新幹線の開業に合わせ地元の洋菓子メーカーが工場などを建設する計画でしたが工事費の高騰で白紙になり、その後、進出企業が現れず空き地となっていました。 市では契約の条件を緩和した上でことし7月、2度目の公募を行ったところ、3件の提案が寄せられ、有識者らで構成する審査委員会はホテルや商業施設の入る複合施設を建設するとした大手住宅メーカーの提案を選びました。 提案では、▼地上13階建ての建物に滞在型の利用を想定したホテルが入り、▼平屋建ての建物には道南地方の特産品を扱う土産物店や地元食材を楽しむことができるレストランが入るとしています。 ただ、委員会は純和風とする平屋建ての建物のデザインが函館の