函館市にある熱帯植物園で、飼育されているニホンザルたちに温泉でゆったりくつろいでもらう恒例の催しが始まり、訪れた観光客を楽しませています。 函館市湯川町にある函館市熱帯植物園では、園内で飼育しているニホンザルのためのプールに毎年、冬になると近くの「湯の川温泉」のお湯を引き入れて、サルたちに温泉に入ってもらっています。 ことしも今月からこの恒例の催しが始まり、ニホンザル70匹余りがゆったりとお湯につかってくつろいでいます。 お湯は、温泉街の旅館と同じものを使っていて、41度前後に調節されています。 植物園には多くの観光客が訪れ、温泉で寄り添って毛繕いするサルたちの姿に見入っていました。 横浜から観光で訪れた夫婦は、「サルも人間と同じように、温泉に入ると温まって、顔が赤くなるのかな」と楽しそうに話していました。 函館市熱帯植物園の笠井佳代子園長は、「めんこいねっていう感じで、観察していただきな