書籍にまつわる都市伝説の真相--委託販売、再販制度は日本だけなのか（1）

海外の（電子）書籍をめぐる2つの「都市伝説」 電子書籍について語る解説や評論には、くりかえし目にする「通説」がいくつかある。その中でも最もよく聞かれるのが、次の2つである。 「日本の書籍流通のあり方は、世界の中で特殊であり、本の売り上げ不振の原因となっている。それがまた、電子書籍普及の障害にもなっている」。「米国、欧州とも電子書籍の価格を出版社が決める『エイジェンシー・モデル』は違法ということになった」。 この2つの通説は、さまざまな形に姿を変えながら、日本の電子書籍に関する議論の前提となってしまっている。政府・民間の各種報告書でも、話の「枕」的に使われることが多い。 しかし、実はこの2つとも、事実に反するのだ。今回は、誰もが事実だと思っているこの2つの「都市伝説」について、真実を明らかにしてみたい。 「委託販売」と「再販制度」 議論の前提として、日本の書籍市場について簡単に説明しよう。日

[worris]

常備寄託以外は正確には委託ではなく返品条件付き買切ですね。

[atsushieno]

これ、ソースは英語版wikipediaだな。 https://en.wikipedia.org/wiki/Fixed_book_price_agreement そこには「ほとんどの経済学者は再販制度の意義について懐疑的である」って書いているのに、そこには言及しないのか。やや不誠実感ある。

[koyhoge]

委託販売と再販価格維持制度の国外での実体。このシリーズは面白そう。

[asakura-t]

（記事とは直接関係ない）「電子書籍の販売価格は販売サイトが決めるべき」的なこと言うのに配信アプリの価格に対して同様の文句を言う人を見かけない不思議。

[ROYGB]

アメリカでも雑誌は委託だったような。

[myrmecoleon]

「「米国の書籍流通は買い切りである」と書かれたものをいっこうに発見できないでいる」

[kt_kyoto]

「「常備寄託」（1年後まで返品可能）などがある。括弧内の条件は取次会社と出版社が交わす契約によって異なる。」そんな常備寄託契約あるのか

[sugimo2]

買切と委託ったってそれぞれ細々した事情はあるしね

[fiblio]

"「米国の書籍流通は買い切りである」と書かれたものをいっこうに発見できないでいる"

[khtokage]

メモ

[AKIMOTO]

真相は次回以降らしい

[kotogusa]

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[medihen]

「出版の市場規模が縮小しているのは日本だけ」という説についても触れて欲しい。