「DQNネーム」「キラキラネーム」の近代史～荒木良造編『名乗辞典』 | 筆不精者の雑彙

4月といえば出会いの季節（もう終わりですが）。新たに知り合った人も皆さん多いのではないかと思います。引き籠もりの小生には無縁の話ですが・・・まあそれはともかく。 で、新たに出会った人の名前を読む機会も多かろうと思うのですが、最近はよく、「子供の名前に変すぎて読めない名前が多い」なんて声が聞かれますね。批判的に見る側はそういう名前を「DQNネーム」「暴走万葉仮名」などと呼び、肯定する側は「キラキラネーム」なんて呼んでいるようですが。ネット上でこの手の名前を集めたサイトとしては、「DQNネーム（子供の名前＠あー勘違い・子供がカワイソ）」が有名ですね。 具体的に、どういう名前が「DQN」になるのか、上掲サイトの中から引用してみましょう。明確な掲載基準はありませんが、名言集や当事者の声をご覧いただければ、だいたいの基準が浮かび上がってくると思います。以下のものが代表例です。 * 漢字の読み方をぶっ

[mujin]

こういう記事を見かけると不安になるのは、現代では当たり前と考えられている平凡な名前も流行のうえに作られたということを筆者が了解してるかどうかなんだよな。

[biconcave]

おもすれー。多産の時代だから、一家合わせてコンセプト組んでた人も多いんだろうなあ。

[ktasaka]

つまり日本人は半世紀以上前からDQNネームに悩んでいたんですねｗｗ！

[haruhiwai18]

"「DQNネーム」「キラキラネーム」の近代史～荒木良造編『名乗辞典』 ""武藤丸楠"　→待てよ。丸楠恭一先生がいらっしゃるわけだから、可能性としては、"丸楠丸楠"さんがこの世に出現してもおかしくはないw

[asakura-t]

僕が昔聞いて凄いと思ったのは「長井人生」さん。

[hatayasan]

DQNネームは戦前から存在したという仰天の話。

[buhikun]

「宙」を使った名前がDQNネームなら、藤田宙靖氏 http://tinyurl.com/mpnf9vh の立場は（東北大教授→最高裁判事。「ときやす」だそうです。今回初めて知りびっくり。）

[agricola]

「漫画のキャラクターの名前を自分のガキに名づけるなんていくらヲタでも俺はやんねーな！」と思っていたら、あろうことか非ヲタな俺の兄貴がやらかしやがって深く絶望した件が、本文を読んでフラッシュバックorz。

[harattaca]

面白いなぁ。一般的な次郎三郎四郎なんてのも結構投げやりな命名だと思う。どっちがいいかはわからないけど。

[stella_nf]

戦前の「キラキラネーム」

[Imamu]

荒木良造編『名乗辞典　付録・難読姓氏名辞典』割とよく使う本なのですが、今の人の難解な読み方はあまりのってないので結局ネットで調べることが多い。苗字は「苗字８万よみかた辞典（日外アソシエーツ）」が好き

[YMZ]

も。

[Toteknon]

うちの子もDQNネームといわれれば・・・。今はブタ切りだろうが読み方がアレだろうが「画数」至上主義がなぁ。あと「撒母耳（サムエル）」と付けられた人が「しゃもじ」といわれていじめられたという話があった。

[monomoti]

参考になりますた

[akirahs]

あとで読む。『名乗辞典　付録・難読姓氏名辞典』、この本も読んでみたい。

[dhalmel]

憂と未唯について思いを巡らせたが唯については何も考えていない

[hitode909]

すごい

[memoclip]

昭和10～30年代の子供の名付けについて。文化的に許容される範囲の変遷。 /

[yottoki]

おもしろい。漢字そのものが与える印象というのは世代が交代するとあっさり変わるんだなあ。『小山正面（シメオン）』なんと難易度の高い･･･

[t_shimaya]

ご存命なら100才近い方々の名前かーとか思いながら読むとまたおもろいなー。当時の人々が海外の偉人にあやかったのはまだわかるけど、「世界にひとつだけの」とかいってわざわざ読めない妙な名前付けるのはなぁ。