OECDデータとの格闘終わる・・・日本の論文数停滞・減少のメカニズム決定版！！（国大協報告書草案１４） - ある医療系大学長のつぼやき

鈴鹿医療科学大学学長、元国立大学財務・経営センター理事長、元三重大学学長の「つぶやき」と「ぼやき」のblog 今日で、数週間にわたって格闘してきたOECDのデータ分析の一応の結論を出します。 ********************************************* ４）主要国における大学研究開発資金内訳と論文数の相関分析 次に、科学技術指標2013の研究者データの元となっているOECD・StatExtractsのデータに基づき、大学研究開発費の内訳と論文数との相関分析を行なった。なお、先にも説明したうように、人件費についてはFTE換算をした値である。 米国、イギリス、カナダ、スウェーデンはデータが欠損していることから、イタリア、オーストラリア、オランダ、韓国、スイス、スペイン、台湾、中国、ドイツ、日本、フランス、ベルギーの12か国で分析を行なった。 OECDによる研究開発

[augsUK]

やっぱりアメリカとイギリスを除かざるを得なかったのは残念だなあ。外国人研究者の活用割合が高い二国なので。それ以前にアメリカなしに戦後の研究はひとつも語れないのだけど。

[hmmm]

"米国、イギリス、カナダ、スウェーデンはデータが欠損している" むむー。

[kazuya030]

分析は素晴らしいと思うんだけど、外野の気楽なツッコミすると、人件費と論文数が比例するのって当たり前じゃない？誰か雇えば、質はともかく論文出さなきゃ怒られるわけで。

[Day-Bee-Toe]

OECDデータとの格闘終わる・・・日本の論文数停滞・減少のメカニズム決定版！！（国大協報告書草案１４） @toyodangさんから

[myrmecoleon]

「この10年間ほどで生じた各国間の論文数の差…人件費の増加の差によって決定されていることが示唆」「研究者数の増加ばかりでなく、研究支援者数の増加も同程度に寄与」選択と集中の政策による論文数の低下か……

[maturi]

さらなる競争的環境、評価制度、そして選択と集中（重点化）政策のいっそうの強化を推し進めるならば、すでに限界成長余地の小さくなった大学の研究現場がさらに疲弊をして、マクロ的には更なる論文数減少を招来する

[urashimasan]

基盤的運営費交付金の削減・『選択と集中』政策がFTE研究者数を減少させ、日本の大学の競争力低下につながっているとの考察。

[y-shinozw]

労作。

[ymiwa]

“本流を太くした海外諸国に対して、その流れを停滞～狭小化することしかできなかった日本は、学術論文数でみる限り、他諸国に圧倒される形で研究競争力を低下させてしまったのである。”

[contractio]

あとで読む。

[kuippa]

中国すごいな、民間企業ないからなのかな

[shinichiroinaba]

欠損データがつらい

[keloinwell]

あとで読む

[scicom]

OECDデータとの格闘終わる・・・日本の論文数停滞・減少のメカニズム決定版！！（国大協報告書草案１４） via @toyodang

[houyhnhm]

各数値はあくまで指標。例えば、二十年前や三十年前に持っていくとまた違ったりする。

[kmiura]

“この10年ほどの間に生じた各国間の論文数の差は、ほとんど、大学における研究開発人材の人件費（FTE考慮）の増加の差でもって説明ができる結果”