雑種路線でいこう - 自己選択や天職という幻想

僕も今年30になった。いまは何とかなるが次第に転職が難しくなってくる年頃である。20代のうちは諸々手を伸ばしていても、器用だね、優秀だね、といわれるが、段々と「このままじゃ便利に使われちゃうぞ」とか「器用貧乏に終わっていいのか」「君の専門性って一体なあに」とかいわれて、耳の痛い思いをするのである。 僕はどちらかというと専門性を磨いてきたつもりでいるが、あまりにニッチ過ぎて市場性があるかどうかはよく分からない。付加価値を高めていくための差別化とは、一歩間違えば無消費の荒野を分け入ることになる訳だ。そこは肥沃なブルーオーシャンかも知れないし、自己満足の使えない趣味人かも知れない、紙一重の世界だ。 ただ気づいたのだが、進路のことで悩む奴というのは、悩みようがある程度には選択肢や可能性を持っているということであって、悩んだって逆立ちしたってできることが決まっているのであれば、そもそも悩みようがない

[hihi01]

「そうか生きるというのは、何を得るかではなく、どう在るかなんだな」

[webmarksjp]

career

[srkzhr]

熟練と潰しの利かなさとが表裏一体であることを見越して、その会社に過剰適応することを従業員に求める代わりに、段々と給与が増えるようにしていく

[bookbridge]

今そこにある偶有性を持った現実を、どういう気持ちで受け止めて、前向きに付き合っていくか

[gyrase]

「何を得るか」よりも、「どう在りたいのか」を考える。どう、ってむずかしいね。

[abibaba]

「そうか生きるというのは、何を得るかではなく、どう在るかなんだな」

[whalebone]

「探すのではなく育むべきではないか」

[tokutake]

大学４年で同じ業界に進もうとするものにとって考えさせられる

[jazzfantasista]

付加価値を高めていくための差別化とは、一歩間違えば無消費の荒野を分け入ることになる訳だ。そこは肥沃なブルーオーシャンかも知れないし、自己満足の使えない趣味人かも知れない、紙一重の世界だ。

[hamasta]

>日本でメインフレーマが何社も生き残り、レガシーシステムが林立しているのは、本質的には雇用問題である。 || これはうまいなー　でも、インターネットは中の人が気づかないうちに、終身雇用も年功序列も破壊した

[yambalu]

よく分かる。そして３０でこういう事に気づけるのはとても幸せで、素晴らしいことだ。「天職を追う」という幻想はリセットしてやり直せる若さでのみ許される。個人差はあるがだいたい２７くらいじゃなかろうか。

[ken_wood]

>自己の付加価値を高めていくための差別化は紙一重の世界だ。年功序列・終身雇用は意外と良くできているが技術革新によって熟練がチャラになるITでは難しい。生きるというのは何を得るかではなく、どう在るかなんだな

[katzchang]

結局は行動力。同い年だったとは。もっとオッサンだと思ってました。良い意味で。

[daisukebe]

思考停止してはいけない時代ということなのだろうな

[msh_trumpet]

自分が何を持っているかではなく、どう在りたいかによって行動を決定すること

[ktdisk]

確かなるモノとか道筋を追うのではなく自分が興味を持ち関与したいと感じているコトを追いかける。その過程で人と出会い、機会を得、業界や歴史と噛み合う手応えという自己満足のために自分の居場所を組み立てていく