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新しいマズローのピラミッド ダグラス・ケンリック『野蛮な進化心理学』を読む - 関内関外日記
野蛮な進化心理学―殺人とセックスが解き明かす人間行動の謎 作者: ダグラス・ケンリック,山形浩生,森本... 野蛮な進化心理学―殺人とセックスが解き明かす人間行動の謎 作者: ダグラス・ケンリック,山形浩生,森本正史 出版社/メーカー: 白揚社 発売日: 2014/07/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (12件) を見る おれは目下のところ進化心理学が好きだ。そして、目に止まったのがこの本だ。思ったほど「殺人とセックス」について書かれているわけではなかった。入門書としておすすめです。 で、冒頭に掲げた新しいマズローのピラミッドの話からする。著者は進化心理学の考え方をマズローのピラミッド(これは検索すりゃすぐ出てくるだろ)に取り入れて、新しくしてしまう。ともかく、繁殖ありき、これがベース。マズローが最上級に据えた「自己実現」や、「承認欲求」といったものも、繁殖のため(=モテるため)の要素にすぎないとしてしまう。身も蓋もないといえばない。しかし、自分の遺伝子を残す(必ずしも自らの子を残
2019/01/31 リンク