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大谷翔平
mathkid.exblog.jp
前回の記事では、多くの学区がギフテッドプログラムの選別法として 採用しているWISCのIQテストで、「処理速度」の数値が低い為、 それが全検査値に影響を与え、プログラムの参加基準に至らない場合 もある、という教育機関のシステムへの影響に視点をあてました。 でも実際、この「処理速度」は子供の日々の生活、特に学問の業績 等に大きく影響を与える要因であり、この数値が低い場合学業の面で 様々な問題点がでてくる、というやっかいものでもあるんです。 ★処理速度が苦手な子は... ・視覚的情報をすぐに憶えるのが苦手 ・絵、文字、数字、形などといった視覚的情報を正確に捉え難い ・visual-motor coordination(視覚と運動機能のコーディネーション) に問題がある場合がある為、見て書くなどの処理が遅い といった特徴がみられます。 その為、こういった子供達が学業面で見せる問題点として、 リー
尚、「あーちゃんはmath kid」「あーちゃんは数学のギフテッド」「 The Curious Life of ∫」
先日もあーちゃんは、今月行われる予定のAMC(数学コンテスト)に 備えて練習問題をしていたのですが、やはりどうしても図形、それも 視覚的空間認知能力が必要とする類いの問題をかなり間違えていました。 例えばこんな問題など。 18番の問題なのですが、右の長方形の紙をまず矢印のように下から 上へ半分に折り、そしてその後更に左から右に半分に折って、左上 の×の位置に穴をあけ、それを元の状態に開いた時、紙はどの様に 見えるでしょうか? といったものなのですが、あーちゃんは最初Dのパターンを選び 間違っていました。 これには又もやちょっと驚いてしまいました。 この問題は数学が苦手なパパや私でも簡単に正解したのですが、 こんなシンプルな問題をあーちゃんが間違えてしまうなんて。 私が実際紙を使ってやってみせたら理解したようでしたが、(正解はB) このような、”頭の中で図形や立体図形を操作する能力”が本当に
ギフテッドという言葉を耳にすると、即座に”学業が優秀な子” もしくは”秀でた認知能力を所持する者”といったイメージ が湧く方も決して少なくないのではないかと思います。 もちろん、「優れた認知能力」は、ギフテッドの定義の一部 としても顕著な要素ではありますが、ギフテッドの人達、特に ”Highly gifted ”と呼ばれる人達は、そういった認知能力 やIQ指数、又は創作性など、典型的なギフテッドを象徴する要素 とは一見して関連がないかのようにも思える、独特の ”personality traits”(性格の特徴)を持っています。 これらの特徴は、彼らが持つ”強烈な感情や強い感受性”が大いに 関連していると言われているようです。 Gifted People and their Problemsという文献には、 ギフテッドが示す典型的な性格の特徴と、それらがもたらす であろうと予想されるべき様
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