内田先生ブログ「歩哨的資質について」は、粗っぽく要約すると、微細なシグナルを感じる人を適所に配置する重要性を述べている。 >私たちの社会制度のさまざまな箇所で「ほころび」が生じている理由を私は端的に「歩哨」の絶対数が減ったことだと思っている。 >司法や医療や教育はひろく社会的共通資本の中の「制度資本」にカテゴライズされるけれど、これらはいずれも「わからないはずのことが、わかる」という人間の潜在能力を勘定に入れて設計された制度である。 >これらはいずれも「存在しないもの」とのフロントラインに位置する「歩哨的制度」である。 以上、引用。 では、なぜ、「歩哨」の絶対数が減ったのだろうか? --私が、お答えしましょう。 答えは簡単です。 「「わかる人はわかる」では説得力がない。それで、世の中が通ると思うのか。わからないメンバーも納得させられる客観的、科学的、数値的証明や論証ができない主張や考えは正