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蝗語り | COMPLEX CAT
家のチャリンコを3台メンテしていたら、末っ子のMTBのペタルにショウリョウバッタのメスがライディング... 家のチャリンコを3台メンテしていたら、末っ子のMTBのペタルにショウリョウバッタのメスがライディング。 少年期にはよく、そのへんで捕獲できるバッタを飼っていた。蝗とか飛蝗みたいな字面は、トノサマバッタ系なのかなと思ったりするが、頭の尖ったバッタの方が、私は好きかもしれない。 よく飼っていたのは巨大なショウリョウバッタのメスとその半分ほどのオス。何匹か一緒に入れておくと、ちゃんと交尾して、メスの産卵能が機能する。ある日、ケージの中には、泡式の消火液をぶちまけたように卵嚢で埋まっていた。卵嚢は餌としていれていたススキの葉っぱに絡まるように撒き散らされ、色も赤褐色でなんだかとてもカオスだった。少年期の私は、ショウリョウバッタが地中に産卵するのは知っていても、自分の適当な飼育環境で本当に卵を生むとは思っていなかったのだ。 少年のいい加減さで、肉食性のヤブキリなども一緒に入れていた。肉食なのは知って
2014/09/03 リンク