出版状況クロニクル110（2017年6月1日〜6月30日） - 出版・読書メモランダム

17年5月の書籍雑誌の推定販売金額は926億円で、前年比3.8％減。書籍は475億円で、同3.0％増、雑誌は451億円で、同10.0％減。 書籍は送品稼働日が1日多かったこと、及び前月がやはり10.0％減だった反動でプラスとなっている。 しかし雑誌は返品率の上昇で、2ヵ月連続の2ケタマイナスである。雑誌の内訳は月刊誌が356億円で、同11.3％減、週刊誌は95億円で、同4.6％減。 返品率は書籍が41.2％、雑誌は48.9％で、月刊誌のほうは51.0％と、ついに50％を超えてしまった。この返品率は雑誌史上初めてのことで、月刊誌だけでなく、コミック、ムックの17年に入ってからの急速な失墜を伝えている。 書籍のほうの返品率だが、『選択』（6月号）が「社会文化情報カプセル」欄で、村上春樹『騎士団長殺し』は50万部以上の返品があるのではないかと記している。しかし複数の書店筋によれば、それ以上の返品

[min2-fly]

"私は書店の味方のような言説をふりまいている人物がプライム会員で、雑誌や書籍のすべてをアマゾンで購入しているのを知っているが、そのような連中が多いことも推測される" あの便利さに慣れればさもありなん

[kt_kyoto]

“私は書店の味方のような言説をふりまいている人物がプライム会員で、雑誌や書籍のすべてをアマゾンで購入しているのを知っている”

[taskapremium]

村上春樹の本が50万冊返本。>『選択』（6月号）が「社会文化情報カプセル」欄で、村上春樹『騎士団長殺し』は50万部以上の返品があるのではないかと記している。しかし複数の書店筋によれば、それ以上の返品が予測>

[tanayuki00]

アマゾンプライム（年会費3900円）の国内会員800万人。「出版物に関しては突出していて、年間売上高は1500億円で、日本最大の書店となっている」

[kotesaki]

定点観測。必読！！