ハリウッドの女性嫌悪を『プレシャス』が解呪した。さて「戦後日本のロボットもの」「戦後の坂本龍馬人気」「士郎正宗の呪い」の解呪法は？ - さて次の企画は

GW期間中に映画を見に行こうと思っていたのだけれども、ティム・バートンの『アリス〜』を見ただけで終わってしまう。いつものティム・バートンらしからぬ捻りのない話で，割と予定調和で終わってしまうので今ひとつ映画を見終えたという満足感に欠けたかな？ そう言う意味では、内田樹が褒めていた『プレシャス』を見た方が良かったかも。内田はこの映画を指して下記のように述べている。 これまで作られたすべてのハリウッド映画は、ジョン・フォードからウディ・アレンまで、『私を野球に連れてって』から『十三日の金曜日』まで、本質的に「女性嫌悪(misogyny)」映画だった。女性の登場人物たちは男たちの世界にトラブルの種を持ち込み、そのホモソーシャルな秩序を乱し、「罰」として男たちの世界から厄介払いされた（「悪い女」は殺され、「良い女」は一人の男の占有物になる）。女たちにはそういう話型を通じて父権制秩序を補完し強化する

[otokinoki]

ip:kohgethu　するどい！新谷かおるからゆうきまさみへは結構いろんなものが伝播していて、それはいろいろと検証した方がいい材料の一つ

[hatesenID]

「どうすることが正しいのかわからないけど、それでもせずにいられない」と行動し、その結果も善だか悪だか今後どうなるかすらわからんオチだったＯＶＡ版Ｇロボが私のモロツボにはまった理由がよくわかった気が

[maturi]

これ、「プレシャス」観ないで書いてるみたいだけど

[maangie]

ティム・バートン。ジョン・フォード。ウディ・アレン。江藤淳。新谷かおる。司馬遼太郎。

[surumeno13]

戦後日本のエンターテイメントで善を託される主人公が「無垢な年少者」「女性」「夭折のアウトサイダー」になりがちな件。

[natukusa]

プレシャスみたいよー。

[kohgethu]

パトレイバーは、ロボット物と士朗正宗の呪いとは正反対なんでないかな?と思った。“正義の中から生まれたロボット”と“銃器に全く長けない主人公”。そういやゆうきまさみは新谷かおるの弟子ですね。

[tappyon]

士郎正宗の所は全然説明がないので実際そうなのか意味分からない

[mgkiller]

（劇中）坂本龍馬の「常に飄々とし時に裏切りも辞さず時代を繋げる接着剤」な役割はエヴァの加持にまで反映してましたな。なかなか解毒するのは難しそう。

[p_shirokuma]

古い時代のロボットモノには「科学を拝めた時代」の残り香みたいなものがあった(仮面ライダーはこの限りではなく)。拝めるロボット、というか。最近は、拝めるロボット少ないなぁ。

[k-takahashi]

『戦後のロボットもののように「悪の中から正義を生み出す」という表象』　『主人公を銃器の取り扱いに長けた女性にしてしまった方が、創作しやすくまた市場にも受け入れ』　『戦後民主主義の時代に適応した英雄』