学会声明をもう一度、考えなおそう - 赤の女王とお茶を

その時別に四人連れの登山者が登山道を上りかけていたが、爆発しても平気でのぼって行ったそうである。「なになんでもないですよ、大丈夫ですよ」と学生がさも請け合ったように言ったのに対して、駅員は急におごそかな表情をして、静かに首を左右にふりながら「いや、そうでないです、そうでないです。――いやどうもありがとう」と言いながら何か書き留めていた手帳をかくしに収めた。 寺田寅彦「小爆発二件」 （http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2507_13840.html） の一節です。この直後、有名なあのアフォリズム、「ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることはなかなかむつかしい」が登場します。 この登山者たちはどうなったのでしょうか？ 文中からははっきりとはわかりません。 原発事故の直後、「正当にこわがることは難しい」と

[kmiura]

　日本の学会形式がそもそも日本特有な形式だから、それを打破できるよりリアルかつ自由な集まりである集団が必要なのだと思う。

[wakabaroom]

科学者が正しいことを言うには、悟りだとか倫理だとか精神力だとか、科学以前に達しておくべき境地があることに気づいてくる。エビデンスなんて言い出したおかげで、却って科学が相対化されてしまった気がする。

[njamota]

「海外メディアの報道は概して国内のものよりも、大きめのリスク評価をしていました。これを「風評被害」と称しているわけですが、その後…国内の見方がリスクを過小評価していたといってもよい状況になっています」

[kaerudayo]

懸念していた通りの反応が学会から。不信の根を理解していないか。風評被害って言ってもな。