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内耳を“電源”として利用、MITがインプラント型デバイスを開発
米マサチューセッツ工科大学(MIT)、米ハーバード大学、ならびに両大学による共同医療科学技術部(Harv... 米マサチューセッツ工科大学(MIT)、米ハーバード大学、ならびに両大学による共同医療科学技術部(Harvard-MIT Division of Health Sciences and Technology)の研究グループが、哺乳類の内耳を電源として利用することにより、インプラント(体内埋め込み)型の電子デバイスを駆動するというデモを披露した。 内耳の中には、イオンで充たされた“チャンバ”が存在する。神経信号(電気信号)の伝達は、このチャンバ内で電圧を生成することによって行われているという。今回の研究では、この生体電池に焦点が当てられた。研究グループは、「今回のデモでは、生体電池を使うことにより、聴覚を損なうことなく、耳に埋め込まれた電子デバイスを駆動できる可能性を示すことができた」としている。 この生体電池の活用例としては、聴覚障害や平衡障害を持つ患者の耳の中の状態を監視することなどが考え
2012/11/18 リンク