この記事は2010年3月に掲載されたものです。 状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。 若手カンパニーにとって、動員の目標はまず1,000人、そして次の目標が3,000人になる。3,000人を超えれば公演収支にもある程度の余裕が生まれ、「業」としてのカンパニー経営が見えてくる。演劇を「業」として成立させるためには、やはりこれぐらいの観客は獲得しなければならない。動員がすべてではないが、表現活動を継続するための目標値として、すべてのカンパニーが自覚すべき数字だと思う。 私は、かねてより「どんなカンパニーでも東京なら3,000人動員出来る」と公言してきた。もちろん旗揚げ直後は無理だが、段階を踏んで手法を間違えなければ、一定のクオリティを持った集団なら3,000人集めることは充分可能だと思う。エンタテインメントに限らず、観客を選ぶ作風であっても同じだと思う。決して妄想ではなく