エントリーの編集

エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント5件

- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
夢みるまぶたの話 - インターネットの備忘録
とにかくよく眠るひとだった。 仕事が忙しくいつも遅くに帰ってくるせいもあったけれど、一度ふとんに潜... とにかくよく眠るひとだった。 仕事が忙しくいつも遅くに帰ってくるせいもあったけれど、一度ふとんに潜り込むと昼を過ぎてもぴくりともせず、無言でトイレに立つくらいで、それはまあよく眠っていた。ねえ、今日は◯◯へ遊びに行くんじゃないの、約束したじゃん、また寝ちゃうの、と言っても「うん」とだけ答え、またふとんにもぐっていった。 わたしは眠りが浅いほうだったので、せいぜい昼まで二度寝するのがやっとで、いつも待たされた。彼が寝ている間に家事を済ませ、それでもまだ起きないので、一緒にふとんで横になったり、それでもやはり眠れなくて、ふとんに入ったまま上半身だけを起こして本を読んだりしていた。夕方の気配がしはじめると、スイッチが入ったようにむくりと起き、くせ毛をぐしゃぐしゃにしたままわたしの顔を見て「あっ!」と言い、慌てて「ごめん、また、すげー寝ちゃった」と謝るのがいつもだった。もちろんその日の予定は総崩れ
2015/10/27 リンク