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『牛丼太郎』最後の生き残り、『丼太郎』茗荷谷店の謎 « ハーバー・ビジネス・オンライン
かつて、小規模チェーンながら吉野家や松屋といった大手チェーンに、果敢にも勝負を挑み続ける牛丼屋が... かつて、小規模チェーンながら吉野家や松屋といった大手チェーンに、果敢にも勝負を挑み続ける牛丼屋があった。それが、伝説の牛丼チェーン『牛丼太郎』だ。都内のみのチェーン展開だったため、その名を知らない人もいるかもしれないが、人気コミック『めしばな刑事タチバナ』でも取り上げられるなど、カルト的な人気を誇る牛丼チェーンだった。 1990年、吉野家が「並盛350円⇒400円」への値上げを発表し、他のチェーンも追随するなか、牛丼太郎は350円を維持。さらに、松屋に対抗するために300円、らんぷ亭に対抗するために250円と、ライバルチェーンが価格を下げるたびに負けじと値下げを断行し、2001年にはどのチェーンよりも早く「並盛200円」の金字塔を打ち立てたのは有名な話。しかし、そのあまりに無謀なデフレ価格が足枷となり、経営は徐々に悪化。2012年、ついに運営会社(株式会社深澤)は全店舗の営業を停止し、20
2015/08/27 リンク