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大谷翔平
kasuka.hatenadiary.jp
先行上映をレイトで2D字幕で観てきました。すごくいい映画に仕上がっておりました〜。原作は桜坂洋のライトノベルSF『All You Need Is Kill』で、初読は確か大学2年の頃だから……もう9年前とかか?w いまはなき島大SF研最後の部長Kくんがおもしろいよってすすめてくれたのでした。Kちゃん、見てる〜?w 映画もよかったよ〜。 というわけで原作既読で映画も観た人向けの、以下感想です。 ストーリーの舞台は謎の生物「ギタイ」の侵略にあっているヨーロッパ。対侵略者の決死の任務にあたっていたウィリアム・ケイジ少佐は、敵に何一つのダメージも与えられずに戦死してしまうものの、次の瞬間、彼は戦地に赴く前の時間に戻っていた。何度か戦死し、また前の時間に戻ってしまう出来事が繰り返されるにつれ、ウィリアムは自分がタイムループに巻き込まれてしまっていることに気付くのだった! 監督は『ボーン・アイデンティ
ドーモ。給料が減って買いたい本も買えなくなって粛々と積読を消費する日々、みなさまいかがお過ごしでしょうか。こういうリスト記事がブクマを集めることに味をしめて今年1年を振り返りつつ、SF小説を選んでみたいと思います。いわゆる備忘録ってやつですね。 みずは無間 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション) 作者: 六冬和生出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/11/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (26件) を見る 20年ぶりに復活したハヤカワSFコンテスト、その第1回にて大賞に選ばれた六冬和生『みずは無間』。既読。 雨野透の人格が転写され宇宙を旅する惑星探査機。目的のない旅路に倦み、自らの機体改造と情報知性体の育成で暇を潰す彼の中の、地球に残した過食症の恋人みずはと過ごした記憶が、宇宙の危機を招来する……壮大な思弁的宇宙SF。 ヨハネスブルグの天使たち (ハヤカワSFシリー
読んでないとヤバイ(?)ってレベルの名作SF小説10選 - デマこい!を発端に口火を切った戦線は、読んでいてもたいして良いことはないSF名作私選十作 - 脳髄にアイスピックやおすすめSF小説15選 - ここにいないのはへと拡大し、お前らわざわざ無理してSFなんて読もうとするんじゃねえよという6冊 - 万来堂日記3rd(仮)を生み落とすに至ったのだった! というわけで、なんだかSF小説を紹介する気運とのことで昨夜の内に10作選んだはいいのだけれど、休日の業か午前中には本流が流れ切ってしまって時期を逸した感が半端ないのですが、それでも図々しく好きなSF小説をおすすめしてみようと思います。 いわゆるオールタイム・ベストというSFファンがよくやる自分の好きな小説を列挙する業の深い遊びです。これを手札にSFファンは水面下で異能バトルを繰り広げ温故知新盛者必衰のSF者の街道をひた走るのであります。あが
よく考えたら最近のはほんとまともに読んでいないのだなぁと思ったのでそんなタイトル。おれを熱くしてくれたやつを懐かしさとともに振り返ります。では順不同に。 フルメタル・パニック! アナザー1 (富士見ファンタジア文庫) 作者: 大黒尚人,四季童子出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2011/08/20メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 248回この商品を含むブログ (72件) を見る 言わずと知れた人気シリーズの『フルメタル・パニック!』です。このアナザーはまだ読めていないのですが、こういう風に続いていくのも納得のシリーズです。賀東招二は他に『コップクラフト (ガガガ文庫)』もとてもおすすめです。正当なアクション刑事モノの系譜をかなり丁寧にやっていて一周回ってすごくおもしろいです。イリヤの空、UFOの夏〈その1〉 (電撃文庫) 作者: 秋山瑞人,駒都えーじ出版社/メーカー: アスキ
無事に終了しました。打ち合せのなさか終始ぐだぐだした感じで進み、来場者の方には別の意味でスリルを味わっていただきました。だいたい入れ替わりもありましたが20人前後の方にご来場いただきました。ありがとうございました。また当日の流れはざっくりこんな感じでした。 ・話し手の自己紹介 ・挙手してもらってどの程度までSFを読んでいるのか確認を。 ・現代のSFの潮流をざっくりと。「SFマガジン2011年7月号」から。 ・伊藤計劃について各人の視点で語る。ここまででだいたい一時間。 ・休憩を10分ていど:ここの雑談がすごく盛り上がる。 ・伊藤計劃がジャンル外に届いたことについて質問などを交えて。 ・長谷敏司『あなたのための物語』について。 ・各人がおすすめの1冊を。 ・質問コーナー、そして挙手がなかったのでブックリストからさらに一冊おすすめを紹介するw ・各種告知。 ・幕 さらなる詳細は来場者の方がBl
イベント絡みで選書を依頼されたので、それを友人諸氏に協力していただきましたが、すべて揃えるにはとてもお金がかかってしまうことになり、これはこれでのちのち生かされるとのことなのですが、それでも表に出ないのは残念なのでおれのブログで公開することにしました。夏休みで時間の余っている学生諸君は特に参考にされたし。 基準は「これから残していきたい文庫」です。*1各人が全力で選んでくださいました。本当にありがとうございました。 @gailyvegeくん 保坂和志『カンバセイション・ピース』新潮文庫 青木淳悟『四十日と四十夜のメルヘン』新潮文庫 多和田葉子『ゴットハルト鉄道』講談社文芸文庫 田中小実昌『ポロポロ』中公文庫 津島佑子『ナラ・レポート』文春文庫 坂口安吾『坂口安吾全集2』ちくま文庫 小島信夫『月光・暮坂』講談社文芸文庫 織田作之助『六白金星・可能性の文学』岩波文庫 尾崎放哉『尾崎放哉句集』岩
『天地明察』で本屋大賞を受賞した冲方丁が劇場版アニメ『マルドゥック・スクランブル 圧縮』に合わせて、単行本で新装改訂版の『マルドゥック・スクランブル』を8月下旬9月に発売にすることが話題になっておりました。 参照:なぜ今さら『マルドゥック・スクランブル』の新装改訂版をやるのか 昨夜、その件についてのより詳しい情報をいただいたので、まとめてここで掲載しようかと思います。@master6yさん、いつも本当にありがとうございます。以下、ツイートの引用編集となります。 というわけで「マルドゥック」について連続ツイート。まず単行本版は全1巻、これまでの文庫3巻分に加筆訂正をしたうえで、ほんの少しだけ(本当に少しだけ)ダイジェストになっております。 で、そのあと(1ヶ月後くらい)文庫版が出ます。こちらは全く削っていない感じです。なので、内容はほぼ同じと考えていただいてOKです。で、実は単行本1巻と文庫
ストロボライト 作者: 青山景出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2009/08/04メディア: 単行本購入: 15人 クリック: 237回この商品を含むブログ (73件) を見る 君が好きになったのは、――本当に<私>? だから書かなくてはならない。知るために。 夜行列車で「過去」を書き続ける小説家・浜崎正。大学時代に出会った<町田ミカ>は、映画『Q9』のヒロイン・桐島すみれにそっくりで……。現実なのか、夢なのか。 雑誌『CONTINUE』での連載を経て、遂に待望の単行本化。 女の子が抜群にかわいい。つか、この表紙はとてもいいです。読書メーターでこのブログの右側に表示させておくだけではもったいないと思ったので、ひさしぶりに漫画にも言及してみる、というか、久しぶりに語ることのできる要素の多い漫画だったということなのかもしれない。このごろは漫画をただ、物語を消費するためだけにがしがし読んで
アンブロークンアロー―戦闘妖精・雪風 作者: 神林長平出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/07メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 132回この商品を含むブログ (117件) を見る 神林長平氏デビュー30周年記念イベント第二弾 「神林長平+新世代作家トークショー」 2009年9月6日(日)(開場12:30〜) 一部 13:00〜14:00 二部 14:15〜15:15 会場:青山ブックセンター本店内 カルチャーサロン青山 出演:神林長平、円城塔、桜坂洋、辻村深月 http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200909/30200996.html 行ってきました。渋谷でid:Siphonさんと合流して、青山ブックセンターまで連れて行ってもらう。なお開場前行列がけっこうな数のついったらーで構成されていることがTLより明らかになる。なお残念ながら実況し
昨日、人と話していてようやく気がついたのだけれど、書店員をやっていると本にお金を使う頻度がかなり高いということだ。 確かに社会人で、自分の好きなことに月々どのくらいお金を使うのかは自由であると思うし、本なのだからそうそう単価も高いわけでもないのだけれど、たとえば漫画なんかだと新刊チェック中に「あれ、これ出てる」「あ、これもだし」と取り置いてしまう。同様に買い逃しのあったライトノベルや文庫もキープしてしまう。ブックガイドに載っていたものや好きな作家さんがオススメにしていたハードカバーを注文してしてしまう。といった感じでどんどん膨れ上がっていく。これがまずい。 読書家の人ならおそらく週に1回は書店を巡って、欲しい本を買ったり新刊チェックなんかをすると思うのだけれど、書店員の場合それがほぼ毎日なのだ。休みの日に入荷したものも、商品知識として把握しておいたほうがご案内も早いのだから、余裕があればや
http://d.hatena.ne.jp/TOBI/20090211 ぎゃーす。遅かった遅かったorz。 どうやら人事異動でしょうか、SFマガジンの編集長が塩澤快浩氏から別の方に変わられた模様。 id:Siphonさんも言われていますが、信頼度が高すぎの情報源です……。 あー、なんか時代の区切りを感じますなぁ。 追記。 というわけで飛先生のご指摘で、 S-Fマガジン 2009年 03月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/01/24メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (15件) を見る の編集後記に載っておりました。発売日から何日過ぎて騒いでいるんでしょうね……。 改めまして、お疲れ様でした。リアル・フィクションのおかげでおれは書くものが見つかったのです。ほんとうにありがとうございました。
もうブログは書かないと宣言しておきながら、Something Orangeの記事を読んで触発されてしまったので書いている。おれは海外作家はわからないんだけれど、国内の、それも最近のならちょっとはわかるんじゃないのか、リアル・フィクション大好きだしな、と思ってしまったので書いている。 グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) 作者: 飛浩隆出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2002/09メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 70回この商品を含むブログ (89件) を見る しょっぱなから飛先生。文庫の表紙も不穏で好きだけれど、この目が痛くなるような青空も好きだ。すごく個人的なことになるのだけれど、大学2年の新歓コンパのときに飛先生から「小説が書きたいならもっと小説を読みなさい」と言われて、鼻にかかって暑苦しいかった自信過剰はあっさりと打ち砕かれた
なんか、いままで刊行点数が少なかっただけに、一気に2冊同時に、そしていわゆる「現在主流のライトノベル」を売り出してきたように思えてびっくりした。これからこういう感じの作品が増えて、刊行点数も増えていくのだろうか。徳間デュアルはSFとライトノベルの橋渡し的な位置づけにあったようで、高校生のころに熱心に読んだ。なにより装丁が豪華で、スニーカーやファンタジアがどうしても手汗でべろべろになってしまうのにくらべて、頑丈だった記憶がある。 なお、おれが徳間デュアルでお勧めするとしたら以下羅列。 冬の巨人 (徳間デュアル文庫) 作者: 古橋秀之,藤城陽出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2007/04/10メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 77回この商品を含むブログ (145件) を見る 古橋秀之にしてはひどくまっとうなファンタジー。近代へと移り変わろうとしている中世っぽい空気が好きな人には
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2008/0806-1.html#wed おれの家にはテレビを置いていないので観てはいないのですが、また聞きした内容だけでも現場の人間には当たり前のことしか言っていなかったようですが、それでも「最初に言語化したものがえらい」のでしょうか。 友人の要約いわく、 昨日のNHKのクローズアップ現代は書店と消費者がランキングに依存しているという話だった。 一位以外のものが売れない、ランキングに入らないものは書店からすぐに消える。 ランキング依存からの脱却を目指した本屋大賞も一位しか売れないという皮肉。 とか、 仲俣暁生いわく、ランキング一位しか売れない、ほかにもいい作品があるのに。 とか、であったそう。 こういう現状をどう打開していくのか、ではなかった模様。 やはりランキングの捏造しかないのか。自費を投じてランキングを操作するのか
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