川崎フロンターレの男性サポーター2人組が2017年4月25日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のアウェイ水原戦で旭日旗を掲出した事件について、AFCは、川崎フロンターレに1年間の執行猶予付きでAFC主催試合でのホーム戦1試合を無観客とする処分と罰金1万5000ドル(約165万円)を科した。当初、AFCは少なくとも2試合の無観客試合と1万5000ドル(約165万円)の罰金、観客には最低2年の入場禁止の処分を科す可能性があるとしていたため、処分はかなり軽減された印象だ。一方、試合を主催した水原には処分はなかった。安全な試合運営を行えなかった主催者として処分対象になるのではないかと思われていたため、処分がないことに不満を抱くサポーターは多い。では、なぜ処分がなかったのか、川崎フロンターレのオフィシャルサイトから探ってみた。読んでみると意外な事実が浮上した。 前提として、公式文書においては「記