ぢっと手を見る - suzu＠kick diary

ぼくは自分の手をみると、時たまこの詩が頭に浮かぶ。 //////----------- はたらけど はたらけど猶わが生活楽にならざり ぢっと手を見る 石川啄木 --------------///// 自分の手。練習帰りの電車の中で自分の手をまじまじと見ることがある。 いったい何度この手を見つめてきただろうか。 この手でたくさんミットやサンドバック、そして人様を殴り、 ともにいろんな種類の感情を共有してきた。 トレーニングをして傷や豆ができたりなんかは日常である。 拳の皮は何度むけたか知らない。 相手の骨に拳ががつっとあたって大きく腫れたこともある。 骨ばってごつごつして、皮は厚くなり、 生傷だらけでお世辞にもきれいな手とはいえない僕のこの手。 強くなる。そう思って日々練習して いったいどれくらい強くなれたかと自問もする。 日々進む距離は短く、ともすれば前進どころか空回りして後退すらしかねな

[btomotomo]

説得力の塊のような記事。読めてよかったの一言です。

[senninlife]

手も足も、、自分の思うように動いてくれるのは幸せな事、、なんて、、。

[URURUNDO]

頑張ってる手。

[happy-ok3]

練習や試合が全て手にあらわれていますね。尊い手です！ね。

[yoshitakaoka]

どんな時でも、鈴木さんと一緒にいた手。時間は有限かもしれませんが、得た感情は無限だと信じます。

[sufuretan]

こんにちは。鈴木さん、いつもありがとうございます。写真の手を見ていて胸が痛みました。生きるってこういうことなのかなって。それでも生きるって美しい、この世界は美しい、鈴木さんの手は美しいとおもいました。