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憧憬への入り口/橋本麻里
伊原昭『平安朝の文学と色彩』 阿部謹也・網野善彦・石井進・樺山紘一『中世の風景』上・下 増田正造『... 伊原昭『平安朝の文学と色彩』 阿部謹也・網野善彦・石井進・樺山紘一『中世の風景』上・下 増田正造『能の表現 その逆説の美学』 知の全体像を俯瞰する眼差しを身につけるための本、ジャンルの見取り図となる本など、中公新書には若い読者が学問の世界へ分け入っていく際の「目次」となる、骨太の入門書がひしめいている。 ただ、「私の好きな」ということになると、10代の前半で出会い、現在の自分に直接つながる関心を育ててくれた、という意味で忘れがたい3冊を挙げざるを得ない。 重ね、匂い、濃淡をつけ、とテクストを通じて精妙にコントロールされる色彩の渦の中に、人格や感情が鮮やかに映し出されるさまを読み解いた『平安朝の文学と色彩』は、憧憬から耽溺へ、古典文学に深入りする契機となった。 一方、教科書とはまったく異なる切り口、語り口──何しろ4人の研究者が上下2巻にわたり、口角泡を飛ばして議論しているのだ──で、歴史の
2017/04/27 リンク