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外とようやくつながれた日~保健所から人が来た(第1回)~ - わりと人生が詰んだひきこもりの備忘録
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外とようやくつながれた日~保健所から人が来た(第1回)~ - わりと人生が詰んだひきこもりの備忘録
自分のパソコンの中を整理していたら昔の日記が出てきた。小説風に書いてある。保健所とようやくつなが... 自分のパソコンの中を整理していたら昔の日記が出てきた。小説風に書いてある。保健所とようやくつながり、その最初の訪問日を描いていた。 カウンセラーと書いてあるが実際は保健所の職員。当時はその区別もついていないようだ。 2003年2月6日 第一回カウンセリング日記 保健所からカウンセラーがやってきた。 しかも二人も、だ。 一人は年齢が四十前後の女性で、もう一人は三十代前半の男性である。 ちなみに男性のほうは姉と同じ大学であり、知り合いでもある。世間はせまい。 二人のカウンセラーは僕の向かい側にすわり、自己紹介をした。 僕はだまって頷いた。 「いつもここ(リビング)にいるの?」女のカウセンラーが僕にたずねた。 「いや、いつもは自分の部屋にいる」 「部屋はどこにあるの?」 僕は自分の部屋を指さして、あっちと言った。 カウンセラーの二人は僕の指がさしている方向を見て、義務的にうなずいた。 「部屋でな