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『Web2.0が殺すもの』 | BOOK REVIEW Web担当者なら読んでおきたいこの1冊
Web 2.0はビジネス界の本物の救世主となり得るのか? 他書が触れないタブーに斬り込んだ、反『ウェブ進... Web 2.0はビジネス界の本物の救世主となり得るのか? 他書が触れないタブーに斬り込んだ、反『ウェブ進化論』 『Web2.0が殺すもの』宮脇 睦 著ISBN:4-86248-071-3定価:本体952円+税洋泉社今年次々と出版されたWeb 2.0関連書において、批判的視点から書かれた一冊。やや過剰ぎみにWeb 2.0を礼賛する多くの書籍の中にあって、このような“アンチ”書の登場は存在だけでも新鮮だが、そこで論じられる筆者ならではの視点も斬新だ。 本書では、Web 2.0を「その崇拝がエリート層によって主導される」としながら、「最強のプレイヤーはニートである」と興味深く論じられる。その理由は“Web 2.0的社会”は、Webへの接触時間の長さによって左右されるというからで、これは意外な本質を突いた皮肉な示唆だ。さらに、それはPCやネットを使わない人やそれらに関心のない人を無視した世界であり
2006/12/18 リンク