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2020年7月10日0時0分。 その時間に始まるはずだった『盗めるアート展』について、見た内容や感想を思いつくままに述べていきます。 盗めるアート展とは 当日の出来事 アートの敗北 レセプションパーティでの様子 終わりに 盗めるアート展とは 盗めるアート展(Stealable Art Exhibition) をSame ギャラリーにて開催します。本展は、国内外で活躍するアーティストの作品で構成される、盗めるアート展です。会期中、会場にはセキュリティを置かず、24時間無人営業し、アーティストの作品は、来場者が自由に持って帰って (盗んで)よいものとして展示されます。盗んでよいものとして作品が展示される時、アーティストはどのような作品を展示するのか?鑑賞者と作品の関係性はどうなるのか? 芸術作品に常にまとわりつく、ギャラリーや美術館という守られた展示空間との既存の関係性が壊された空間で、現代
もう2月も半ばを迎えようとしていますが、ようやく……ようやく! 2019年に遊んだボードゲームの整理が終わりました。 と言うわけで、今年もやります! 2019年に遊んで面白かったボードゲーム100作リストです! うぉー! はじめに 海外新作/近作 国内新作/近作 海外旧作 国内旧作 終わりに 今までの百選 はじめに 遊んだボードゲームをExcelで管理しているのですが、面白いなと思ったゲームにチェックを入れています。そして、そのチェックがちょうど100個になるように調整したリストを毎年、作っています。名付けて百選。 この百選ですが、2011年から始めているので、今年で9年目です。 2019年は、298作のゲームを遊びました。毎年、だいたい200作~300作なので、2019年は比較的、多めです。 298作から100作を選ぶにあたって、条件は2つです。 ・2019年1月1日から12月31日の間
ゲームマーケット2019秋のカタログが発売されましたね。既に入手された方は、ご覧になられたかもしれませんが、ゲームマーケット大賞が終了となります。 ゲームマーケット大賞が終了ということは、当然ながら審査に携わっていた審査員も任期満了(?)となります。 と言うわけで、審査員の末席にいた秋山から、少し思ったことを書いてみます。 そもそものキッカケ ちょうど5年前の9月に、審査員になりましたという記事を書いていました。 ここには書きませんでしたが、元々、ゲームマーケット大賞の審査員は、お断りさせていただく予定でした。 当時、秋山は30歳の誕生日を迎えたばかりで、ボードゲーマーとして過ごした時間は短く、1ファンに過ぎない気持ちでした。草場さんや小野さん、朱鷺田さんと並ぶ立ち位置は、分不相応なんていうレベルではありませんでした。さらに、審査員になってしまい、衆目に晒される重責にも耐えられないと感じま
人狼に代表される、自身の正体や役職を隠す系のゲーム、お好きですか? こんにちは、秋山です、今日は隠匿(いんとく)と隠蔽(いんぺい)について考えてみます。 正体隠匿/隠蔽系ゲームというジャンル 正体隠匿/正体隠蔽という呼称 Twitterでのアンケート結果 そもそも、字義的な意味合い 先に使われた始めたのは、どちら? メーカーの主張 終わりに 正体隠匿/隠蔽系ゲームというジャンル 正体隠匿や正体隠蔽と呼ばれるジャンルがボードゲームにはあります。 日本では、一世を風靡した『人狼』(1986年)が有名ですが、ボードゲームの系譜としては『シャドウハンターズ』(2005年)や『キャメロットを覆う影』(2005年)などが古くから知られているかと思います。 特徴としては、プレイヤ間によって勝利条件が異なることが挙げられます。 人狼で説明すると、ゲーム開始時、各プレイヤに役職カードが配られ、その役職プレイ
趣味はボードゲームな秋山です、こんにちは。 一定の完成度を誇る海外のボードゲームも好きですが、アマチュアが個人で制作した国産ゲームも好んで遊びます。 ここ数年、毎年100作以上の国産ゲームを遊ぶなかで、この条件を満たしてもらえると嬉しいなあと思ったものを紹介します。 はじめに 秋山は、作り手ではありません。 ちょっと身内で遊ぶように、紙ペンゲームのルールを作ったり、トリックテイキングの基本が分かるシンプルなルールを考えたりはしますが、しっかりとデザインされたゲームを作ったりはしていません。 従って、ここで紹介するのは作り手目線ではなく、あくまで遊び手目線であることをご留意ください。 お願いしたい3つのこと 特に、もったいぶる必要もないので、表題に掲げた3つのことを、早速、紹介します! (1)コンセプトが明らか (2)ターゲットが明らか (3)ルールが明らか 以上です。 別にこれといってお願
ごいた、ご存知ですか? 石川県は能登地方にて古くから遊ばれている伝統ゲーム、その名も『ごいた』です。 さらっと背景をご説明 ごいたは4人専用のゲームです。 計32枚の駒を、1人8枚ずつ持ち、持っている駒をすべて出し終えると勝利です。プレイヤは2人対2人で戦い、向かい合わせに座ったプレイヤが、自分のパートナー、相方になります。どちらか片方が勝利すれば、それはチームの勝利になるので、自分が上がっていいですし、相手が上がってもいいです。 ごいたで使う駒は、竹製です。木製の駒ですと、どうしても木目やシミで、駒が裏側から見分けがついてしまい、裏から見ても何の駒であるか分からないという観点から竹が選ばれているらしいです。 ちなみにゲーム自体はカード版で遊べます。 ごいたカード 新品 カードゲーム アナログゲーム テーブルゲーム ボドゲ (弊社ステッカー付)posted with カエレバ ゲーム&ホビ
ボードゲーム、楽しんでますか? こんにちは、秋山です。 先日、2017年に遊んだボードゲームの中で面白かったもの100作リストを作りましたが、そこからさらに10作に絞り込んで、ベストテンを作りました! 2017年は主にリアル謎解きゲームに本気だったので、ボードゲームに投じた時間はそこそこですが、それでも206作は遊んでいるわけで、人並みには遊んでいる方でしょう。国産ゲームばかりなので、かなり偏ってはいますが。 そんなわけで前置きが長くなりましたが、面白かった10作、紹介させてください。 FLEE Fast Forward Series 3: Flee メディア: おもちゃ&ホビー 2017年、いちばん面白かったのは、何と言ってもフリードマン・フリーゼの『FLEE(フリー)』でしょう。 多分、このページを見ている多くの方にとって「え? 何それ? 聞いたことない」というタイトルでしょう。それも
エッセン・シュピール2017で購入したフリードマン・フリーゼのFast Forwardシリーズの第3作『FLEE』を遊びました。 最初に断言すると、2017年に遊んだボードゲームの中ではベスト。 さらには、人生で遊んだボードゲームの中で、ベストテン入り間違いなしの傑作です。 ゲームとしては、いわゆるレガシー系です。 コンポーネント破壊はありませんが、番号順に並んだカードを1枚ずつめくっていくので、記憶喪失にならない限り同じように楽しむことは、二度と出来ません。 Fast Forwardは、ルールブックが入っておらず、すぐに遊ぶことができるというアーキテクチャのゲームシリーズだそうです。インスト0分、素晴らしい。カードをめくることで、少しずつルールが増えてくる、いわゆる『アンドールの伝説』に似た形式です。フリーゼの『フルーツジュース』も買ったまま、まだ開封していませんが同様と聞いています。
ミスボド主催の秋山です、こんにちは。 ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、長らくミスボドの会場として使っていた大田区民センターが、2018年3月末をもって閉館となります。それに伴い、少しだけ雑談させてください*1。 ミスボドの始まり 色々なところで何度も書いてきたので、既に読み飽きたという方もいらっしゃるでしょうが……まあ、書かせてください。 秋山は幼少期をUSAで過ごしたので『モノポリー』、『クルー』、『カタンの開拓者たち』、『人狼』といったゲームには小学生の頃から親しんでいました。クリスマスプレゼント等でゲームを買って貰うことも多く、特に『クルー』と『カタンの開拓者たち』は、妹たちと100回は遊びました。 帰国してからはデジタルゲームに傾倒していましたが、2010年頃にライトノベル繋がりで交友のあったリッパーさん主催のゲーム会に参加したことをキッカケにボードゲームに熱を入れるように
コスモスがリリースしている、ブラント夫妻による『脱出:ザ・ゲーム』が、ドイツ年間ゲーム大賞2017のエキスパート大賞を受賞とのこと。素晴らしい。 近くグループSNEから日本語版もリリースされる予定なので、楽しみですね。 本記事では『脱出:ザ・ゲーム』の背景と楽しむにあたっての注意を書いています。 リアル脱出ゲーム古今東西 マウスを操作して、室内を探索して、密室から脱出するデジタルゲームがあります、いわゆる脱出ゲーム。 これを、実際にやってみましょうと言うことで、SCRAPが2007年に開催したのが、リアル脱出ゲーム。 現在、日本国内にはSCRAP以外にも、様々な謎制作団体がおり、日夜、リアル謎解きゲームを開催していますが、海外にも団体は多くあり、最大手のエスケープハント社は、先々月にロンドン証券取引所に上場したくらいです。 ESCAPE HUNT PLC (本社:Castlefield H
2011年から続けている面白かったボードゲーム100作リスト、もちろん今年もやります! 2016年は254種類のゲームを409回遊んでいました。遊んだゲームの種類で言えば、210種、210種、283種、220種、321種と推移しています。一昨年はフレボドに日参して、トランプのゲームを片っ端から遊んでいたので300種を越えていましたが、今回を例年並みと言った感じでしょうか。 尚、回数の数え方は、けっこう雑で、1日に同じゲームを複数回、遊んでいる場合は1回とカウントしています。該当するのは『ごいた』や『クリベッジ』などですね。これらは1日に何回遊ぼうと1回とカウントしています。 さて、リスト入れの条件は例年と相違ありません。条件は2016年1月1日から12月31日の間に遊んだことと、個人的に面白かったこと、それだけです。遊んで面白かったことが条件なので、古いゲームや定番ゲームもけっこうあります
圧縮したら、タイトルが誤解を招く表現になりました。正しくは毎年、その年のベストテンを挙げるようになって5年目を迎えた、ボードゲーム好きが選ぶ今年の10作です。 と言うわけで、毎年恒例のベストテンです。2015年は321種類のゲームを、計607回ほど遊び、その中から10作を厳選したことになります。 昨年は総合部門、国産部門、重量級部門、協力ゲーム部門、その他部門の計5部門に分けましたが、今年は、 ・総合部門 ・国産部門 ・中国部門 ・海外部門 ・その他部門 で分けました。 前置きはこれくらいにして、早速、参りましょう。 総合部門 2015年のベストオブベストは『カルカソンヌ』です!! 賢明なる読者諸氏におかれましては「ちょっと待てよ! 5年間もベストテンを選んでいて、今年は300種類以上のゲームをやったのに、ベストはド定番のカルカソンヌかよ! しかも、2014年のベストもカルカソンヌだったじ
2011年から続けている面白かったボードゲーム100作リスト、今年で5年目になります。 遊んだゲームの種類で言えば、今までは210種、210種、283種、220種でしたが、今年は321種類のゲームを計607回も遊んでいました*1。種類の増えた背景として近所にお住まいのフレイさん宅に日参し、トランプ等のゲームを片っ端から遊んだり、ゲームマーケット大賞の審査員となり、多くの国産ゲームを遊んだことがあるように思います。 さて、リストに入れた条件を説明します。2つあります、ひとつは2015年1月1日から12月31日の間に遊んだこと、もうひとつは個人的に面白かったことです。遊んだことのみが条件なので、古いゲームもあります。ただ、今年は母数が多かったこともあり、2014年以前に百選に入れた作品は、積極的に落としていきました。ですので、例年よりも新鮮さのあるラインナップになったのではないかと思います。
人生における課題として、いずれ森博嗣、川上稔、上遠野浩平の全作読書会を企画したいと考えています。 読書会とは 読書会というのは、本読みにとってはお馴染みのイベントですが、平たく言うと感想を言い合う場です。事前に課題図書を定めておいて、参加者全員でその課題図書を読んでおいて、ネタバレ全開で語り合うのが主な趣旨です。単に「あのキャラが可愛かった」「うん、可愛い」と言い合うだけのも楽しいですが「この作家は、○○の影響を受けていて、このキャラは、あの作品の、あのキャラのもじりである」「そうだったのか! 知らなかった!」みたいな新たな発見があるのも楽しいです。また「このトリックがよく分からなかったのですが……」「つまり、こういうことです(おもむろに立ち上がって、ホワイトボードを使って説明」「なるほど……!」みたいのも個人的には好きです。 森博嗣、川上稔、上遠野浩平はいずれも、秋山が学生時代にこよなく
石川県は金沢の地で、第一回文学フリマ金沢が開催されました。 文学フリマと言うのは、創作文芸系の即売会ですが、東京でスタートして、大阪で定期開催され始めた後に、金沢、福岡、東北と、続々と地方開催が決まっており、創作文芸の中では、特に活気のあるイベントですね。 初開催の金沢では、遠征組のために合宿が企画されたり、当日もセミナーやワークショップ、委託の請負やお土産物屋さんの出店があったりと色々な試みがありました。秋山も出店したり色々したので、かんたんにですが、レポートしようと思います。 中安旅館 まずは合宿から。文フリ金沢の会場から近江町市場を挟んで、徒歩10分ほどの立地です。金沢城や兼六園、ひがし茶屋街も徒歩圏内で、観光拠点としても優れています。 受付に立ち寄ると「同室の方が、お見えになってますよ」とのことで、いそいそと階段を登ります。途中、疲れた顔の山崎代表とすれ違ったので「元気、出して!」
先日の「三姉妹の物語」に続き、ロールプレイングポエムまたはコミュニケーションゲーム『光より遅く』のリプレイ第2弾です。 『光より遅く』についてや、リプレイを作ろうと思ったきっかけに関しては「三姉妹の物語」の方に書きましたので、そちらをご参照ください。体裁や見せ方について、もう少し工夫を凝らせそうな気もしますが、スタイルをころころ変えると読みにくいかと思うので、前回の流れを踏襲することにします。 では、どうぞ。 目次 ・プレイヤ紹介 ・世界観の説明 ・しんぺー ・さい ・帰宅後にそれぞれが見た手紙 ・あきやま ・お二人のコメント ・総評 プレイヤ紹介 今回は、しんぺーさんとさいさんと秋山の3人で、ミスボド三次会のお店、HUBでお酒を飲みながら遊びました。 しんぺーさんとは2月のミスボド三次会で初めて『光より遅く』を遊び、その後、武蔵小杉のツォルキン会でも遊んだので、一緒に遊ぶのは3度目になり
たまには、読み物としてボードゲームのエントリでも。 だいたいボードゲームを始めて1年くらいだとか、遊んだゲームの総数が100を越えたくらいの方を対象に書いてみたいと思います。「経験1年や既プレイ100程度で中級者など失笑である」という諸兄もいらっしゃるかと思いますが、そういうのは新規参入を拒む態度であるように思うので、ここでは敢えて中級者と書いてみました。 仲間がいないとゲームは遊べないですからね。 では、ゆるりとどうぞ。 はじめに ボードゲームを始めて間もない頃、多くの方は、あんまり良くわからず、誘われたゲームを誘われるがままに遊ぶことになると思います。 いくつかのゲームを遊ぶ内に、面白かったゲームを買ってみたり、自分でもインストをし始めるようになるかもしれません。そして、もっと面白いゲームと出会うために、レビューサイトを巡回したり、ランキングを検索するかもしれません。 最初に目を引くの
石川県の漁師さんたちが、海が荒れて漁に出られないときに遊んでいたとされるゲーム、ごいた。 秋山がこのゲームを初めて遊んだのは2013年11月の頃です。極めて運の要素が強いと感じましたが、対面に座るパートナーと組んで戦うというのが好きで、繰り返し遊んでいます。 シンプルなゲームなので、何度か遊べばコツが見えてくるかと思うのですが、ゆるゆる攻略シリーズとして、気づいたことを覚書程度に書き留めてみたいと思います。 (ゆるゆる攻略シリーズとは、あんまり本気になりすぎず、あくまでゆるく書いているボードゲームの攻略記事のことです。攻略を見ずにゲームを楽しみたい方は、回れ右推奨です) 相方の攻めに「なし」と言う 攻めに対して誰も受けることが出来なかったとき、1枚を伏せて捨てることができます。 これには2つのメリットがあります。不要なコマを処分できることと、敵チームに対して情報を与えないことです。相方が攻
例年、その年に遊んだボードゲームの中から、特に面白かったものを10作に選び抜いて紹介しています。遅ればせながら、ようやく決めることができました。 と言うわけで、紹介させてください。 2014年は220作のゲームを遊びました。その中から選びに選び抜いた、秋山真琴が自信をもって激選する、究極の10作です……! 部門の紹介 今年はいくつかの部門に分けて紹介したいと思います。 ・総合部門 ・国産部門 ・重量級部門 ・協力ゲーム部門 ・その他部門 では、どうぞ! 総合部門 2014年のベストは『カルカソンヌ』です!! 「え、ええええ!? これだけボードゲームやってきて、なんで今さら『カルカソンヌ』がベストなの!?」そう思われる方も多いかと思います。しかし、驚いているのは、むしろ秋山自身です。これから理由を説明します。 元々、定番ゲームの中で『カルカソンヌ』は好きな方でした。少なくとも『カタンの開拓者
11月16日、国際展示場にて開催されたボードゲーム系のイベント「ゲームマーケット2014秋」に参加してきました。 ゲームマーケットに最後に参加したのは2013春だったので、だいたい一年半振りです。以前は本気勢として、予約を駆使して、当日も巡回ルートを決めて、早朝に出発して臨んでいましたが、今回は11時くらいにのんびりお伺いしました。 しばらく足が遠ざかっていたのは、一部の一般参加者のマナーが悪かったことと、一部のサークル参加者のマナーが悪かったことと、運営側の体制が整っておらずそれらに対応しきれていなかったことに起因します。このことを、今まで何度か口頭やTwitter上で発信してきましたが、今回、参加してみて考えを改めました。 カタログの冒頭には、かなりのページ数を割いて、またイラストを起用して注意を喚起していますし、当日のスタッフさんの動きも意識されているように感じました。一般参加者もサ
放り投げるどころか、買ったばかりの3DSLLを真っ二つにへし折りたいくらいに、中盤の展開は悪夢的でしたが、エンディングが良かったので、すべて許して擁護派になろうと思います(どれだけ上から目線なんだ……。 と言うわけで、 『ブレイブリーデフォルト フォーザシークウェル』クリアしました。 全ジョブをマスターしたりしているうちに、プレイ時間が50時間を越えていました。ノルエンデ村の復興が、ぜんぜん終わってないので、もう少し、ゆるゆると遊ぶことになるでしょうが。ひとまずはクリアと言って差し支えないでしょう。 と言うわけで、かんたんに感想でも。ネタバレは中盤以降に集中させますので、それまでは比較的、大丈夫かと。気になる人は回れ右が推奨です。 面白いとは何か? ゲーム性とは何か? いきなり地雷原に突入している感じですが、デジタルゲームにおける「面白い」と「ゲーム性」について、考えてみたいと思います。
Designed by Freepik 言い値書店という購入者が価格を設定できる電子書籍ショップがあります。販売されている電子書籍を眺めていると、クラウドファンディングのKickstarterのように、購入額に応じて、内容に差をつけている方がいて、面白いなあと感じました。 似たようなことを出来ないかと考えている内に、不機嫌亭ゲームさんが、『錬電術師 -HexaQuarker- 全章体験版 〜long and NOT winding load〜』という、特定1ヒロインルートを、最後まで遊べる体験版をリリースしていたことを思い出しました。 さらに、メサイア・ワークスさんが『少年の旅立ち』という電子書籍のゲームブックをリリースしていたことも思い出しました。 これらが、グルグルと頭の中を駆け巡り「そうだ。無料版だと、ただの小説だけど、お金を払うとゲームブックになる電子書籍を作ったら面白いのでは?」
1998年2月にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売された、RPG『ゼノギアス』について語ろうと思います。 雑誌から見たゼノギアス 何が起こっているか分からないという衝撃 選択できない、関与できない、操作できない感覚 設定資料集の復刊 小さな物語の魅力 大きな物語としての魅力 時間を置いて再プレイするということ 終わりに 終わりにの終わりに あわせて読みたい(2017/7/16追記) 90年台後半はスクウェアの単発ゲームが輝いていた時代で、94年の『ライブ・ア・ライブ』に始まり、95年に『クロノ・トリガー』、96年に『バハムートラグーン』などと、今でもスーファミ思い出話が始まると、必ず話題にあがるゲームを、次々とリリースしていました。これらと平行して『ファイナルファンタジー』『ロマンシング・サガ』『聖剣伝説』も出していたのですから、ほんとう凄まじい時代です。 97年の『ファイナル
春から『アグリコラ』を集中的に遊び始め、ネット含めプレイ回数が50を越えたので、後進を育てる意味合いも含め、攻略記事を書くことにします。 本エントリの対象は、ルールを知っていて、プレイ回数が1〜10回の初級者となります。何度もプレイして、自ら攻略方法を模索したい方は回れ右推奨です。特にルールの補足や用語の説明もしません。なんとなく読んで、なんとなく理解して、後は実戦で習得してください。 ラウンドとターン数について アグリコラは計14ラウンドのゲームです。1ラウンドでは、家族分のターンが回ってきます。初期家族は2人なので、増員しなかった場合は28ターンのゲームとなります。 第5ラウンドで3人目増員、第8ラウンドで4人目増員、第12ラウンドで5人目増員した場合、トータルのターン数は45ターンになります。まったく増員しなかったプレイヤと比べて、20ターン近く多くプレイすることができます。ターン数
こんにちは、ミスボド主催の秋山です。 だいたい4ヶ月に1回の頻度で行っている「振り返り」ですが、今回は参加者に焦点を当ててみたいと思います。 具体的には、ちまちま取ってきたデータを、グラフに落としこんで、ミスボドというゲーム会が辿ってきた軌跡を見てみましょう。 基本情報 総参加回数:2318名 ユニーク参加者数:684名 参加者数の推移 最初のグラフは、こちらです。 横軸が開催回数で縦軸が参加者数です。 見ての通り、だいたい右肩に上がっていますね。 第15回と第21回だけ、突き抜けているのが分かります。何故、この2つだけが突き抜けているのか? それは次のグラフを見ていただければ一目瞭然です。 募集人数に対する参加者数の推移 先ほどと同様、横軸は開催回数で縦軸は参加者数。 青色の棒グラフが募集人数で、赤色の棒グラフが実際の参加者数です。緑色の折れ線グラフは、募集した人数に対して、実際に参加し
ざっと150本ほど見ました。 MMD杯、毎回、楽しみに見ていますが100本以上も見たのは久々かもしれません。ちょうど『異界再訪の扉と十三の不思議』を書き終えて、MPが枯渇したタイミングに始まったので、補給も兼ねて、むさぼるように見てしまいました。 せっかくなので、10作ほど紹介したいと思います。 魂実装された初音ミクが魅せます、日本文化の粋 今回のベストは、これですね。 MMDで落語を描いたみた作品で、演目は「時そば」という極めて有名なもの。 落語は、あまり詳しくないのですが、その昔「落語の真髄とは、身振り手振りで複数の役を演じ分けることであり、扇子や手拭いといった小道具を使いながら、いかに色々なものを表現するかがポイント」という話を聞いたことがあり、そのことを思い出しながら見ました。 感心したのは、初音ミクが、ほんとうに複数の役を演じ分けているように見えたことですね。声を入れず、ただ、仕
オールタイムベストとなると、けっこう悩ましいですが、試しに「ここ1年で遊んだもの中から」という制限を加えれば、わりと、パッと思い浮かぶものですね。 と言うわけで、考えてみます。 花火 1位は、もう、完全にこれですね。ボザの『花火』ですよ『花火』。 ドイツ年間ゲーム大賞を受賞したこともあり、遊ばれた方も多いと思うのですが、これ、色んな意味で日本的なゲームですよね。夏の夜空に、五色の花火を打ち上げるという雰囲気からして、日本の雰囲気に溢れていますが、そこに相手を慮る心遣いや、相手の気持ちを汲み取り、察する能力を求めるあたり、見た目の日本と中身の日本が揃っている印象があります。 とても好きなゲームなのですが、25点を目指す完全勝利を狙うとなると、雰囲気が変わってしまうのですよね。初対面の方と、和やかな空気で遊んでいても、多分、満点に至ることは、ほぼ不可能で、ある程度、気心の知れたメンバーと、じっ
2012年4月から「ミスボド」というゲーム会を開催していますが(詳しくはミスボドブログをご覧ください)、だいたい4ヶ月に1回という間隔で、雲上四季では振り返りエントリを書いています。 ここ最近「どうしてミスボドは参加者数が多いのか」という質問を、よくされます。そこで、今日は、改めてとなりますが、ミスボドをどういうゲーム会にしようと思っているのか、という観点から考えてみたいと思います。 まずポイントを3つにまとめてみます ・開かれていて自由な雰囲気がある ・参加者を放置したくない姿勢を保つ ・共有や拡散を歓迎する 開かれていて自由な雰囲気について キーワード的には、明確な開催概要とコンセプト、ガラス張りの運用スタイル、存在しない禁止事項などでしょうか。 この手の会は、なんと言っても最初の敷居が、いちばん高いと考えています。どういうひとたちがいるのか、集まって何をやっているのか、自分はどのよう
遅くなりましたが2013年に読んだ本の内、面白かった本をまとめました。 今年は、ここ数年に刊行された作品として新刊近刊枠で10冊、少し前に刊行された作品として既刊枠で5冊、計15冊です。 せっかくなので、全作について、ゆるゆる語ってみたいと思います。のんびりご覧ください。 舞城王太郎『JORGE JOESTAR』 JORGE JOESTAR 作者: 舞城王太郎,荒木飛呂彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2012/09/19メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 1,112回この商品を含むブログ (49件) を見る いきなり2012年の作品で恐縮なのですが、舞城王太郎による『ジョジョの奇妙な冒険』のトリビュート作品『JORGE JOESTAR』です。 いや、これ、大傑作なんですよ。 ミステリ作家としての舞城王太郎の最新の発想が、これでもかと詰まっているのですが、いかんせん見た目が悪
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