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コーヒー沼
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天気予報をデジタル時計に加えるには、外部の天気予報APIを利用する必要があります。一般的に利用されるのはOpenWeatherMap APIですが、これを使用するにはAPIキーが必要です。APIキーはOpenWeatherMapのウェブサイトで無料で取得できます。 以下の手順では、OpenWeatherMap APIを使用して現在の天気情報を取得し、それをOLEDディスプレイに表示する方法を示します。このコードは前の時計と曜日を表示するコードに基づいています。 ### 必要なライブラリのインストール - 天気情報を取得するために`requests`ライブラリを使用します。このライブラリがまだインストールされていない場合は、インストールしてください。 pip3 install requests ### OpenWeatherMap APIの設定 1. OpenWeatherMapの[公式サイ
メカトラックスは、Raspberry Pi屋外稼働キット「Pi-field(パイフィールド)」シリーズの新製品「Pi-field Mini(パイフィールド ミニ)」を、2024年6月3日に発売した。 Pi-fieldは、電源やネットワークがない屋外でもRaspberry Piを使用した環境モニタリングを実現する同社開発の屋外稼働キットだ。4G通信モジュール、太陽光パネルなどの部材を防水ボックスに配置し、間欠動作を採用することでシステム全体の小型と軽量化を実現し、2017年2月の出荷以来、自治体での河川監視など多くの稼働実績があるという。
日本における3Dプリンターブーム(2013年ごろ)から はや10年。さまざまな業種、業界、教育現場や個人の趣味にも3Dプリンターは徐々に普及してきました。用途や目的に合わせて3Dプリンターの造形方式やスペックも多様化している中で、太ノズルで鉢や照明などの3Dプリントを作る方が増えていることをご存じでしょうか? こんにちは! fabcrossでの執筆は約3年ぶりとなるライター、ひとしんしです。学生時代から10年以上、3Dプリント業界に身を置き、個人向けから産業用まで、さまざまな3Dプリンターに触れてきました。現在はプロダクトデザインスタジオでデザインエンジニアとして勤務しており、仕事だけでなく趣味でも3Dプリンターやその他のデジタルファブリケーション機器を使用しています。 ノズルとは主にFFF(熱融解積層)方式で樹脂を吐出する先端のパーツで、一般的な卓上サイズの3Dプリンターの多くは穴径0.
液晶ディスプレイを搭載し、ネットワーク接続の容易さが特徴のマイコンボード、M5Stack。2017年に中国・深圳(しんせん)でリリースされてからラインアップは増え続け、「1週間に一度は新製品がリリースされる」とまで言われる開発速度も大きな魅力です。電子工作やプロトタイピングの選択肢が増える喜びの一方で、全ての新製品に触れ続けるのはなかなか難しいかもしれません。 この連載ではM5Stackの国内販売をサポートするスイッチサイエンス協力のもと、次々とリリースされるM5Stackシリーズの新製品に触れ、その使い心地を確かめながら、特徴を生かした工作を実践していきます。 2000円台の「CamS3 Wi-Fiカメラユニット」 今回扱うアイテムは「M5Stack用CamS3 Wi-Fiカメラユニット (OV2640)」。国内では2024年2月5日に発売されました。ESP32S3モジュールをベースにし
スマートロック「SESAME(セサミ)」シリーズを販売するCANDY HOUSEは2024年5月16日、セサミシリーズで利用できるリモコンキー「Remote」「Remote nano」と「Hub3」の3つの新製品を発表した。 RemoteとRemote nanoは、同社のスマートロック、セサミを施錠/開錠するリモコンキーで、「室内に常時設置して使いたい」「リモコンで操作したい」したいというユーザーの要望に応えた。 Remoteのサイズは76.9×42.0×13.4mmで重さが40g、Remote nanoのサイズは41.2×22.3×11.4mmで重さ11gだ。 Remoteはリチウム電池(CR1632)3個で常時接続しているのに対し、Remote nanoは電池1個で、使わないときはスリープ状態で待機する。このためRemote nanoはボタンを押してから反応するため少し間が空くが、その
スペクトラム・テクノロジーは2024年5月17日、Raspberry Pi 5とMedia Pipeを使った「居眠り運転防止キット」の販売を開始したと発表した。ドライバーのまばたきやあくび、顔が下を向いた状態などを高速で検知して警告するほか、運行管理開発キットと連携してドライバーの運行管理もできる。 MediaPipeは、Googleが開発した機械学習と画像/動画処理の機能を搭載したオープンソースのライブラリーだ。Raspberry Pi 5と組み合わせることで、GPUなしで高速処理が可能となる。 同キットは、運転席の前に設置したカメラでドライバーの顔を撮影し、MediaPipeが表情の変化を認識する。まばたきやあくび、顔が下を向いた状態などを10fpsの高速で検知し、居眠りや脇見をしていると判断すると警告音で知らせる。2時間の録画とログの取得が可能で、ログのデータから分析ツールで、ドライ
入力前に下記の「個人情報の取り扱いに関して」をお読みいただき、記載されている内容に関して同意していただく必要があります。同意していただけない場合には、弊社が提供するサービスをご利用いただけない場合があります。(同意していただけない場合には、当フォームへの入力ができません。) 「個人情報の取り扱いに関して」をよくお読みいただき、同意していただける場合は下の[同意する]を チェックして、入力フォームの画面へ進んでください。 「個人情報の保護に関する法律」、およびJISQ15001(個人情報保護マネジメントシステム要求事項)に基づき、以下の事項を公表いたします。 なお、特段の説明がない限り、本記述における個人情報には「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」が定める個人番号及び特定個人情報を含みます。
Raspberry Pi(ラズパイ)を使った作例を書籍やWebで見かけ、作ってみて無事に動けば、これは大きな喜びです。しかし残念ながら、「なぜか動かない」こともあります。私もよく「なぜか動かない」を体験します。動かなかったとき、対応方法が分かれば電子工作への理解がより深まる第一歩になります。『ラズパイ自由自在 電子工作パーツ制御完全攻略』(松岡貴志 著/日経BP)は「なぜか動かない」に直面したときに、しっかり対処できるスキルを身に付けるための書籍です。 「ラズパイ電子工作を成功させるための、試行錯誤のヒントがたくさん掲載されている」これが、「ラズパイ自由自在 電子工作パーツ制御完全攻略」の最大のお薦めポイントです。 著者 松岡貴志さんはIoTデバイス開発を仕事にしているプロエンジニアです。メイカー系の展示会に行くと、ブースにいる松岡さんを見かけることがあります。自らが開発したデバイスを中心
特集「はじめてのPC自作」では、はじめてPC自作に挑戦する人に向けて、PC自作のセオリーを解説する。 PCを構成するパーツの種類やPCの用途に合わせたパーツの選び方、パーツの探し方などの基礎の部分からはじめ、パーツを組み上げる時の注意点やOSの入れ方など実践的な部分までを扱う。 電子工作関連記事では、はんだ付けの配線テクニックや100円ショップのホームカラオケマイク、チャット型AIサービスGeminiの電子工作利用などを取り上げる。 ハード・最新技術の記事として、44.5インチ有機ELゲーミングモニター「UltraGear OLED 45GS96QB-B」、3Dプリンター「Bambu Lab mini A1」、最大100Wまで受給電可能な「USB Power Delivery」などについて解説している。 プログラム・数学関連記事では、Babylon.jsの3Dグラフィックスライブラリや、N
Raspberry Pi Connectは、ウェブブラウザーを使って、Raspberry Piのデスクトップにセキュアなリモートアクセスを可能にするサービスだ。 利用に際しては、同財団の公式サイトで、「Raspberry Pi ID」を作成する必要がある。その後、Raspberry Pi Connectをインストールし、Raspberry Pi IDでログイン、登録した端末を選択してセッションが開始されると、当該デスクトップが表示される。画面右上にある「Copy from remote」「Paste to remote」ボタンは、ホストとリモート間でのコピーペーストに利用できる。 サポートするRaspberry Piだが、OSはWayland window serverを使うbookwormの 64bit版となる。モデルとしては具体的にはRaspberry Pi 5、Raspberry P
スイッチサイエンスが、LinuxベースのIoT開発キット「M5Stack CoreMP135」を同社オンラインショップで発売した。 同製品は、ファクトリーオートメーションや工業用IoTゲートウェイ、スマートホーム、マルチメディアデバイスといった用途を想定している。 同製品のマイクロプロセッサーには、最高1GHzで動作するArm Cortex-A7コアの「STM32MP135D」(STマイクロエレクトロニクス製)を採用している。RAM容量は512MBで、ストレージはマイクロSDカード(OS書き込み済みのマイクロSDカード1枚付属)。320×240ピクセルの2インチLCDを搭載している。 同製品はLinuxに対応するが、Linuxディストリビューション「Debian」上で動作する仕組みになっている。 イーサネット対応の機能としては、RJ-45コネクター(トランシーバIC:RTL8211F(1
Raspberry Pi 4とオーディオHAT「Raspberry Pi DigiAMP+」で動作する自作インターネットラジオをRaspberry Pi公式ブログが紹介した。 このプロジェクトのガジェットはキッチンに設置することを想定しているらしく、木製ケースに制御基板のRaspberry Pi 4 Model Bを収納しており、電子レンジのような外観だ。 Raspberry PiにはRaspberry Pi DigiAMP+を装着し、フリーオープンソフトウェアでRaspberry Piのオーディオ再生に特化した「moOde audio player」(以下、moOde)を使用している。定額制デジタルストリーミングサービス「SiriusXM」にログインするプログラムを使っているとのことで、moOde経由でSiriusXMをストリーミング再生しているようだ。
「ROCK 5A/5B」について、別記事にて概要をお伝えした。ただ、同じDebian系のOSを使っているとはいえ、ROCK 5A/5Bは「Raspberry Pi」と違ってさまざまな準備が必要だ。そこで今回は、設定しておくと便利な項目について紹介していきたい。 ROCK 5Bの背面にはM.2のスロットが用意されており、そこにSSDを差せばmicro SDメモリーカードよりも高速な動作が期待できるNVMe SSDが利用できるというメリットがある。ただし購入したばかりのデフォルトの状態だとM.2 NVMe SSDを認識してくれない。このためブートローダーを書き換える必要がある。以下の手順に従えば、書き換えは完了する。 まずはROCK 5Bをmicro SDメモリーカードかeMMCから起動しよう。オフィシャルイメージは「ROCK」シリーズ開発元であるradxaのWebサイトからダウンロードできる
日経BPは「電子工作&サーバー構築徹底解説! ラズパイ5完全ガイド」を2024年5月27日に発売する。 同書はRaspberry Pi 5を中心に、サーバーとしての利用方法や電子パーツの制御など、各種実用的な使い方を解説する。 全10章構成で、第4章「ラズパイをサーバーとして活用する」ではRaspberry Pi 5の遠隔操作方法やファイルサーバー、Webサーバーとしての使用方法などについて解説する。また、第6章「カメラ&通信機能を利用する」ではカメラでの撮影方法やPythonプログラムを利用した通信方法などについて取り扱う。さらに、第8章「電子パーツの制御方法の基本」ではLEDライトの点灯制御やスイッチやボリュームの状態の読み取り、モーターの回転速度調節、温湿度センサーの計測など、さまざまな電子パーツの制御方法について解説。第10章「電子パーツを組み合わせて作品を作る」では訪問者撮影シス
DMM.com傘下の一般社団法人DMM.make TOKYOは、スタートアップ支援拠点「Tokyo Innovation Base(東京イノベーションベース、TIB)」内にファブ施設「TIB FAB」の開設することを発表、同法人が東京都から運営に採択されたことを発表した。2024年5月14日から16日までの間、事前予約制による見学・説明会を開始する。 TIBは東京都がスタートアップ支援拠点として2023年11月に開設。有楽町エリアにあるSusHi Tech Square内にあり、現在は起業支援プログラムの提供やピッチイベントを開催している。 TIB内に新設するTIB FABはものづくりスタートアップを対象とした事業支援やネットワークの拡大を目的としている。ものづくりで起業したい学生や個人・スタートアップなどの組織が、各々のニーズに応じたサポートを受けられる拠点として、ハードウェア開発に必要
IoTプロジェクト向けノード/ゲートウェイデバイス「LoRaWAN」シリーズがKickstarterに登場し、目標額の調達に成功している。 LoRaWANシリーズは、ライセンスフリーのISMバンドにおいて、ノンセルラーLPWAネットワークの構築が可能なデバイスシリーズ。LoRaWAN対応ネットワークサーバー「TheThingsStack」「Chirpstack」などに適応する、多彩なノードとゲートウェイを提供する。
初めまして! フリーランスライター/編集者のシモカワヒロコです。fabcrossでは、ライターさんの原稿チェックを担当しています。このたび、fabcross編集部から「電子工作の入門企画をやりませんか?」とお声がけいただき、この企画を持つことになりました。 私はゴリゴリの文系&電子工作ほぼ未経験、おまけに超絶不器用です。でも、皆さんが楽しそうに工作している記事を読んで「やってみたい!」と思っていたのは事実。しかも昨年、共著「雑に作る」が話題となった石川大樹さんが一緒に作ってくださり、雑な電子工作の極意を教えてくれるとか! これはやらない手はありません。 さて、私は無事に電子工作ができるのでしょうか? ぜひ温かく見守ってくださいませ! 作る人…シモカワヒロコ フリーランスライター/編集者。東海地方の出版社に勤めたのち、ロボット工作教室を運営する企業に全くの未経験で転職。小学校低~中学年の子ど
日時:4月21日(日)13:30~16:30 場所:エセナおおた 2F 調理室(東京都大田区大森北4-16-4) 対象:化学に興味のある方、コンピューターサイエンスに興味のある方、学校のプログラミングの授業では物足りない方など 費用:2500円 ※親子参加枠(小学校4年生~中学校3年生)は3000円 主催:ケミックス 概要:Raspberry Pi Pico制御のオーブンを使って焼き芋を焼き、化学とコンピューターサイエンスを学ぶ4部構成のイベント。Pythonで電熱調理器を動かして温めた水にさつまいもを1時間ほどつけ、デンプンを麦芽糖に変える下準備からはじめる。Pythonでオーブンを動かして予熱を始め、さつまいもが甘くなる裏にある化学とその反応や、熱電対と熱電対アンプモジュールによる温度計測、SSR(ソリッドステートリレー)を介したRaspberry Pi Picoとオーブンの接続、PI
毎年M-1グランプリを楽しみに見ています。2023年の「さや香」の決勝ネタ「見せ算」の難易度が高く、漫才だけでは理解しにくかったので、電子工作で検証してみました。 見せ算とは まずは「見せ算」のネタをご覧ください。 それではルールを確認しましょう。数字が互いをどう思うかを考えるのが大切です。まずは基本編。 ①同じ数字は「0」になります。自分と同じ格好の人を見ると、恥ずかしくなりその場を立ち去るためです。(例:「1見せ1=0」「2見せ2=0」) ②小さい数字に大きい数字を見せると、大きい数字が残ります。小さい人が大きい人を見ると、怖くて逃げたくなるためです。(例:「1見せ2=2」「2見せ3=3」) 続いて応用編です。 ③回転すると同じ数字になる6と9は「11」になります。お互い形が似ているため近づいてしまうためです。(例:「6見せ9=11」「9見せ6=11」) ④反転すると同じ数字になる2と
教育やホビー向けなどに使われている「Raspberry Pi」(以下、ラズパイ)だが、今ではそういった目的以外にIoTデバイスを制御するSBC(シングルボードコンピューター)などとしても多く使われている。しかし企業向けの産業用コンピューターとして利用しようとした場合、長期間の使用に耐えないという声もあるようだ。こうした際の対抗馬として昨今光が当たっているのが、今回紹介する「ROCK 5」シリーズである。 全世界的な企業であるRSグループ傘下のOKdoがROCKシリーズを開発し製造、販売しているが、日本ではアールエスコンポーネンツが総代理店となって販売している。 ROCK 5シリーズは「ROCK 5A」と「ROCK 5B」という2つの製品からなる。ROCK 5Aは、ラズパイとほぼ同じ大きさで85×56mm。インターフェースもRaspberry Pi 4に準拠している。SoCとして「Rockc
スクリーン印刷とは、メッシュ状の素材に微細な穴を開けてスクリーンを製版し、そこからインクを通過させて印刷する技法です。通常、スクリーンの製版には高額な装置や専用の設備が必要で、業者への依頼やレンタルを利用することが一般的でした。 「xTOOL スクリーンプリンター」は、レーザーカッターで製版できる特殊なスクリーンを用いることで、小規模のスクリーン印刷が楽しめる装置です。公式サイトで「レーザーによるホームスクリーン印刷の再発明」と銘打たれたその実力を、自腹で購入した筆者がレビューしていきます。 単品では使用不可、別途レーザーカッターが必須 筆者がxTOOLスクリーンプリンターを発見したのは、CAMPFIREでのクラウドファンディングプロジェクト。「今までより、速く、手間なく、簡単に! 家でも楽しめるスクリーンプリンター」との見出しに物欲を刺激され、気づけば支援ボタンをクリックしていました。
Raspberry Piと地震計を組み合わせたデバイス「Raspberry Shake」をRaspberry Pi公式ブログが紹介した。 Raspberry Shakeは、パナマを拠点に活動する地震学者や地球物理学者のチームによって開発された。Raspberry Shakeを使用することで、地震動に加えて、人間の耳には聞こえない超低周波音(インフラサウンド)、火山の噴火などさまざまな現象を観測できる。 エントリーモデルに相当する「Raspberry Shake 1D(RS1D)」では縦揺れ(上下動)のみを検出できるが、縦揺れと横揺れ(水平動)を測定できる「Raspberry Shake 3D(RS3D)」に、以前fabcrossで紹介した「Raspberry Shake 4D」、地震波に加えて大気中の超低周波音も観測できる「Raspberry Shake & Boom(RS&BOOM)」な
USB充電式ポータブルはんだごて「Huhubol X109」がKickstarterに登場し、目標額の調達に成功している。 Huhubol X109は、容量3500mAhのバッテリーを搭載し、USB Type-Cポートから急速充電ができるポータブルはんだごて。65gと軽量かつコードレスで使いやすく、場所を選ばず基板やケーブルのはんだ付けや樹脂の成型などに活用できる。 こて先を装着して電源を入れ、LEDデジタルディスプレイで温度を設定すれば使用できる。200℃まで約5秒で到達し、温度補正機能による精密な温度調節で設定温度を維持する。摂氏(℃)と華氏(F)の切り替えにも対応する。 温度は160~450℃の範囲で設定でき、スリープモードに入るまでの時間も2~80秒の範囲で設定可能だ。こて先の形状はS/I/Kタイプが付属し、オプションでCタイプも提供する。対象物を固定するフレキシブルアームとライト
テムザックは2024年4月4日、新型多機能型農業ロボット「雷鳥2号」(耕起アタッチメント搭載)を開発した。アタッチメントを付け替えることで、耕起や収穫などを完全電動で行える多機能型農業ロボットだ。 同製品はバッテリーによるモーター駆動で走行し、かつ4輪をそれぞれ動作させることで、前後移動、横移動、その場旋廻といった動きに対応でき、不整形地や小規模圃場などの農地でも活用できる。 今回は耕起アタッチメントを搭載し、耕起作業のロボット化を実現した。今後は完全自律走行モデルも開発予定だ。 同社はロボット技術を活用して省力化を追求する「WORKROID農業」プロジェクトを2023年から推進している。2023年春には宮崎県延岡市と北浦農業公社との連携協定に基づき、農業初心者でも取り組める省力化農業として、米粉用米の水稲直播栽培を開始した。 初年度は雑草防除ロボット「雷鳥1号」の投入、ドローンによる播種
CQ出版は2024年4月23日、プログラミング言語MicroPythonの言語仕様からプログラミング方法まで解説する「MicroPythonプログラミング・ガイドブック」を発売する。 MicroPythonは、組み込み機器向けにチューニングしたPythonであり、マイコンに慣れていない初心者でも取り組みやすい。Raspberry Pi Pico/Pico W、ESP32が使用でき、STM32 NucleoやRA4M1 Clickerにも対応している。 今回発売するのは、そのようなMicroPythonの言語仕様からプログラミング方法までを解説するものだ。前半は環境構築から始め、データ型や制御構造、関数などの各種言語仕様を解説。後半では、ネットワーク接続やセンサーデータの取得、データ表示、さらにクラウド連携などの実践的なさまざまな制御方法を紹介する。 その他付録として、応用例から該当するプロ
最近では、スマートフォンがあれば何でもできてしまう。デジカメがなくても写真が撮れるし、ラジカセがなくても音楽が聴ける。でもこの「1つで何でもできる」ことによって失われてしまった浪漫はあると思う。 例えば天気予報。昔は新聞やテレビ、ラジオでチェックするしかなかったが、いまやほとんどの人がスマホを使って天気予報のアプリやサイトを見ているだろう。 でもふと考えてしまう。もしスマホが存在しないまま現代になっていたとしたら……? 何かのきっかけで、我々の記憶からスマホという存在が消えてしまったら……?きっと「天気予報を見るためだけの専用ガジェット」が存在したと思うのだ。 誕生! 天気予報専用ガジェット 我々は、生まれていたはずの浪漫を自らの手で潰していたのかもしれない。天気予報が分かるだけの専用ガジェット、もしそれが存在していたら……いろんな家電メーカーが競って新製品を発売していたとしたら……きっと
TKJ製作所は「ラズベリーパイ用 汎用UI基板(TFT1.77インチ)(キット)」の販売を2024年3月28日に開始した。 同製品は「ブレッドボードで何か作ろうとした時には最低限のUIが必要だが、それを作るのは面倒」という悩みに着目して作った基板キット。TFT1.77表示器(160×128ドット RGB)とスイッチ2つ、LED2つを実装したテスト用のRaspberry Pi専用基板だ。シンプルなユーザーインターフェースを備えている。 表示やスイッチはPythonで使用でき、ジャンパープラグによりGPIOを切り替えることで他のボードと併用できる。また、連結用ピンソケットを使用しておりブレッドボードとの接続も可能だ。Buster版、Bullseye版(11.9まで)での動作を確認している。 なお、同製品は2023年9月に発売された製品のキット版となる。表面実装部品はなく、スルーホールはんだのみ
チェコのPrusa Researchが運営するコミュニティサイト「Printables.com」で、Haydn Bao氏が出品するNAS向けITX PCケース「MASS」が話題になっている。3Dモデルデータ「MASS Free」を無料で、「MASS Premium」を28ドル(約4200円)でダウンロードできる。 MASSは、3Dプリンターで造形するモジュラー方式のNASエンクロージャーだ。コンパクトかつ簡単に組み立てられるデザインとなっており、最大13台のドライブベイの拡張に対応する。 ドライブベイを縦方向にスタックできるバーチカルデザインの採用により、フットプリントの最小化と効率的なエアーフローを可能にする。Freeは最大4台の3.5インチドライブと3台の2.5インチドライブを、Premiumは最大10台の3.5インチドライブと3台の2.5インチドライブを拡張できる。 PSU(電源ユニ
ローコストでオーロラ観測用全天カメラを作成するプロジェクトを、Raspberry Pi公式ブログが紹介した。 オランダ在住のエンジニアであるFrank Prins氏は、北極海に位置するノルウェー領スバルバル諸島を旅行してからずっと、自分専用のオーロラ観測用全天カメラを作成することを考えていた。オーロラはいつも観測できるわけではなく、雪嵐や太陽活動の低下のため、数週間観測されないこともある。また、外の厳しい寒さの中で何時間も過ごす人はほとんどいないため、オーロラが発生しても気づかれないこともあるという。 自作の全天カメラに使用したのは、Raspberry Pi 4 Model B(4GB)、Raspberry Pi PoE+ HAT、Raspberry Pi HQカメラ(M12マウント)だ。北極圏内の高緯度寒冷地に設置するので、マイナス30℃の気温で動作し、マイナス50℃の中でも耐えられるも
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