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初めまして! フリーランスライター/編集者のシモカワヒロコです。fabcrossでは、ライターさんの原稿チェックを担当しています。このたび、fabcross編集部から「電子工作の入門企画をやりませんか?」とお声がけいただき、この企画を持つことになりました。 私はゴリゴリの文系&電子工作ほぼ未経験、おまけに超絶不器用です。でも、皆さんが楽しそうに工作している記事を読んで「やってみたい!」と思っていたのは事実。しかも昨年、共著「雑に作る」が話題となった石川大樹さんが一緒に作ってくださり、雑な電子工作の極意を教えてくれるとか! これはやらない手はありません。 さて、私は無事に電子工作ができるのでしょうか? ぜひ温かく見守ってくださいませ! 作る人…シモカワヒロコ フリーランスライター/編集者。東海地方の出版社に勤めたのち、ロボット工作教室を運営する企業に全くの未経験で転職。小学校低~中学年の子ど
日時:4月21日(日)13:30~16:30 場所:エセナおおた 2F 調理室(東京都大田区大森北4-16-4) 対象:化学に興味のある方、コンピューターサイエンスに興味のある方、学校のプログラミングの授業では物足りない方など 費用:2500円 ※親子参加枠(小学校4年生~中学校3年生)は3000円 主催:ケミックス 概要:Raspberry Pi Pico制御のオーブンを使って焼き芋を焼き、化学とコンピューターサイエンスを学ぶ4部構成のイベント。Pythonで電熱調理器を動かして温めた水にさつまいもを1時間ほどつけ、デンプンを麦芽糖に変える下準備からはじめる。Pythonでオーブンを動かして予熱を始め、さつまいもが甘くなる裏にある化学とその反応や、熱電対と熱電対アンプモジュールによる温度計測、SSR(ソリッドステートリレー)を介したRaspberry Pi Picoとオーブンの接続、PI
毎年M-1グランプリを楽しみに見ています。2023年の「さや香」の決勝ネタ「見せ算」の難易度が高く、漫才だけでは理解しにくかったので、電子工作で検証してみました。 見せ算とは まずは「見せ算」のネタをご覧ください。 それではルールを確認しましょう。数字が互いをどう思うかを考えるのが大切です。まずは基本編。 ①同じ数字は「0」になります。自分と同じ格好の人を見ると、恥ずかしくなりその場を立ち去るためです。(例:「1見せ1=0」「2見せ2=0」) ②小さい数字に大きい数字を見せると、大きい数字が残ります。小さい人が大きい人を見ると、怖くて逃げたくなるためです。(例:「1見せ2=2」「2見せ3=3」) 続いて応用編です。 ③回転すると同じ数字になる6と9は「11」になります。お互い形が似ているため近づいてしまうためです。(例:「6見せ9=11」「9見せ6=11」) ④反転すると同じ数字になる2と
教育やホビー向けなどに使われている「Raspberry Pi」(以下、ラズパイ)だが、今ではそういった目的以外にIoTデバイスを制御するSBC(シングルボードコンピューター)などとしても多く使われている。しかし企業向けの産業用コンピューターとして利用しようとした場合、長期間の使用に耐えないという声もあるようだ。こうした際の対抗馬として昨今光が当たっているのが、今回紹介する「ROCK 5」シリーズである。 全世界的な企業であるRSグループ傘下のOKdoがROCKシリーズを開発し製造、販売しているが、日本ではアールエスコンポーネンツが総代理店となって販売している。 ROCK 5シリーズは「ROCK 5A」と「ROCK 5B」という2つの製品からなる。ROCK 5Aは、ラズパイとほぼ同じ大きさで85×56mm。インターフェースもRaspberry Pi 4に準拠している。SoCとして「Rockc
スクリーン印刷とは、メッシュ状の素材に微細な穴を開けてスクリーンを製版し、そこからインクを通過させて印刷する技法です。通常、スクリーンの製版には高額な装置や専用の設備が必要で、業者への依頼やレンタルを利用することが一般的でした。 「xTOOL スクリーンプリンター」は、レーザーカッターで製版できる特殊なスクリーンを用いることで、小規模のスクリーン印刷が楽しめる装置です。公式サイトで「レーザーによるホームスクリーン印刷の再発明」と銘打たれたその実力を、自腹で購入した筆者がレビューしていきます。 単品では使用不可、別途レーザーカッターが必須 筆者がxTOOLスクリーンプリンターを発見したのは、CAMPFIREでのクラウドファンディングプロジェクト。「今までより、速く、手間なく、簡単に! 家でも楽しめるスクリーンプリンター」との見出しに物欲を刺激され、気づけば支援ボタンをクリックしていました。
Raspberry Piと地震計を組み合わせたデバイス「Raspberry Shake」をRaspberry Pi公式ブログが紹介した。 Raspberry Shakeは、パナマを拠点に活動する地震学者や地球物理学者のチームによって開発された。Raspberry Shakeを使用することで、地震動に加えて、人間の耳には聞こえない超低周波音(インフラサウンド)、火山の噴火などさまざまな現象を観測できる。 エントリーモデルに相当する「Raspberry Shake 1D(RS1D)」では縦揺れ(上下動)のみを検出できるが、縦揺れと横揺れ(水平動)を測定できる「Raspberry Shake 3D(RS3D)」に、以前fabcrossで紹介した「Raspberry Shake 4D」、地震波に加えて大気中の超低周波音も観測できる「Raspberry Shake & Boom(RS&BOOM)」な
テムザックは2024年4月4日、新型多機能型農業ロボット「雷鳥2号」(耕起アタッチメント搭載)を開発した。アタッチメントを付け替えることで、耕起や収穫などを完全電動で行える多機能型農業ロボットだ。 同製品はバッテリーによるモーター駆動で走行し、かつ4輪をそれぞれ動作させることで、前後移動、横移動、その場旋廻といった動きに対応でき、不整形地や小規模圃場などの農地でも活用できる。 今回は耕起アタッチメントを搭載し、耕起作業のロボット化を実現した。今後は完全自律走行モデルも開発予定だ。 同社はロボット技術を活用して省力化を追求する「WORKROID農業」プロジェクトを2023年から推進している。2023年春には宮崎県延岡市と北浦農業公社との連携協定に基づき、農業初心者でも取り組める省力化農業として、米粉用米の水稲直播栽培を開始した。 初年度は雑草防除ロボット「雷鳥1号」の投入、ドローンによる播種
CQ出版は2024年4月23日、プログラミング言語MicroPythonの言語仕様からプログラミング方法まで解説する「MicroPythonプログラミング・ガイドブック」を発売する。 MicroPythonは、組み込み機器向けにチューニングしたPythonであり、マイコンに慣れていない初心者でも取り組みやすい。Raspberry Pi Pico/Pico W、ESP32が使用でき、STM32 NucleoやRA4M1 Clickerにも対応している。 今回発売するのは、そのようなMicroPythonの言語仕様からプログラミング方法までを解説するものだ。前半は環境構築から始め、データ型や制御構造、関数などの各種言語仕様を解説。後半では、ネットワーク接続やセンサーデータの取得、データ表示、さらにクラウド連携などの実践的なさまざまな制御方法を紹介する。 その他付録として、応用例から該当するプロ
最近では、スマートフォンがあれば何でもできてしまう。デジカメがなくても写真が撮れるし、ラジカセがなくても音楽が聴ける。でもこの「1つで何でもできる」ことによって失われてしまった浪漫はあると思う。 例えば天気予報。昔は新聞やテレビ、ラジオでチェックするしかなかったが、いまやほとんどの人がスマホを使って天気予報のアプリやサイトを見ているだろう。 でもふと考えてしまう。もしスマホが存在しないまま現代になっていたとしたら……? 何かのきっかけで、我々の記憶からスマホという存在が消えてしまったら……?きっと「天気予報を見るためだけの専用ガジェット」が存在したと思うのだ。 誕生! 天気予報専用ガジェット 我々は、生まれていたはずの浪漫を自らの手で潰していたのかもしれない。天気予報が分かるだけの専用ガジェット、もしそれが存在していたら……いろんな家電メーカーが競って新製品を発売していたとしたら……きっと
TKJ製作所は「ラズベリーパイ用 汎用UI基板(TFT1.77インチ)(キット)」の販売を2024年3月28日に開始した。 同製品は「ブレッドボードで何か作ろうとした時には最低限のUIが必要だが、それを作るのは面倒」という悩みに着目して作った基板キット。TFT1.77表示器(160×128ドット RGB)とスイッチ2つ、LED2つを実装したテスト用のRaspberry Pi専用基板だ。シンプルなユーザーインターフェースを備えている。 表示やスイッチはPythonで使用でき、ジャンパープラグによりGPIOを切り替えることで他のボードと併用できる。また、連結用ピンソケットを使用しておりブレッドボードとの接続も可能だ。Buster版、Bullseye版(11.9まで)での動作を確認している。 なお、同製品は2023年9月に発売された製品のキット版となる。表面実装部品はなく、スルーホールはんだのみ
ローコストでオーロラ観測用全天カメラを作成するプロジェクトを、Raspberry Pi公式ブログが紹介した。 オランダ在住のエンジニアであるFrank Prins氏は、北極海に位置するノルウェー領スバルバル諸島を旅行してからずっと、自分専用のオーロラ観測用全天カメラを作成することを考えていた。オーロラはいつも観測できるわけではなく、雪嵐や太陽活動の低下のため、数週間観測されないこともある。また、外の厳しい寒さの中で何時間も過ごす人はほとんどいないため、オーロラが発生しても気づかれないこともあるという。 自作の全天カメラに使用したのは、Raspberry Pi 4 Model B(4GB)、Raspberry Pi PoE+ HAT、Raspberry Pi HQカメラ(M12マウント)だ。北極圏内の高緯度寒冷地に設置するので、マイナス30℃の気温で動作し、マイナス50℃の中でも耐えられるも
MediaPipeは、Googleが開発した機械学習と画像処理の機能を搭載したオープンソースのライブラリーだ。スマートフォンからWebまで対応可能なソフトを提供しており、Raspberry Pi 5を使用することでGPUなしでも高速処理が可能となる。 同キットでは、Raspberry Pi 5のハードとPythonにより、物体や人物を認識する。顔、手、ポーズなどのランドマークを高速処理し、各種アプリへの応用も可能とする。画像認識以外にも、テキスト分類や音声分類などGoogleが開発した各種ライブラリーを利用できる。 価格は3万8500円で、セットにはRaspberry Pi 5に加えてmicroSD(64GB)やケース、プログラム、マニュアル一式が含まれる。オプション品としてWebカメラ(1万6500円)や電源ケーブル(2200円)なども用意する(価格は全て税込)。また、14日間の運用サポ
Raspberry Pi搭載の自作MIDIコントローラー「DivingBoard」を、Raspberry Pi公式ブログが紹介した。 DivingBoardは、Rolandのアナログ/デジタルクロスオーバーシンセサイザー「JD-Xi」用に作られたMIDIコントローラーだ。コントロールチェンジ(CC)やシステムエクスクルーシブ(SysEx)メッセージを変更できるほか、よく使用するパラメーターを3層のフォルダーシステムに分類整理でき、エンコーダーでフォルダー内をスクロールし、ポテンショメーターでパラメーターを調整できる。 JD-Xiのパラメーター変更をしやすくするために作成されており、JD-Xiをコンピューターに接続しなくても、また、MIDIメッセージについての知識がなくてもパラメーターを編集できる点がメリットだ。
液晶ディスプレイやネットワーク接続の容易さが特徴のマイコンボード「M5Stack」。2017年に中国・深圳でリリースされてからラインアップは増え続け、「1週間に一度は新製品がリリースされる」とまで言われる開発速度も大きな魅力です。電子工作やプロトタイピングの選択肢が増える喜びがある一方で、全ての新製品に触れ続けるのはなかなか難しいかもしれません。 この連載では、M5Stackの国内販売をサポートするスイッチサイエンスの協力のもと、次々リリースされるM5Stackシリーズの新製品に触れ、その使い心地を確かめながら、特徴を生かした工作を実践していきます。 タッチスクリーンと回転ノブがキュートな「M5 Dial」 今回扱うアイテムは「M5Stack Dial ESP32S3 スマートロータリーノブ(以下、M5 Dial)」。国内では2023年10月11日に発売されました。フルカラーのタッチパネル
工学社が、電子工作でポイントになるはんだ付けの実践テクニックを紹介する「プロが教える!イチからわかるハンダ付けのコツ」を発売する。 同書は、電子工作初心者でも理解できるように、はんだ付けの基礎から応用、実践的なテクニックまでを解説する。 最初にはんだ付けの基礎から始め、部品別の実装テクニック、部品実装の際の手順、配線をきれいに見せるテクニックなどを紹介。基板スペースが足りないときの対処方法や部品の取り外し方などの実践的なテクニックも解説する。 「プロが教える!イチからわかるハンダ付けのコツ」の著者は児玉和基氏。A5判176ページで、価格は2970円(税込)。2024年3月25日の発売予定だ。
グラフィック社が、3Dフードプリンターによる食の未来を描いた書籍「クック・トゥ・ザ・フューチャー 3Dフードプリンターが予測する24の未来食」を発売する。 同書は、3Dフードプリンターでどのような料理が作られ、どう世の中が変化していくのかを示したものだ。食の未来を「かたちが変わる」「原材料が変わる」「時空間が変わる」「食生活が変わる」の4つの切り口に分けた上で、合計24の具体的な未来の食のシーンを描いている。 かたちの視点では「食べる建築」、原材料の視点では「江戸文様の培養肉」、時空間の視点では「古生物のミックスグリル」、食生活の視点では「回転パズルコーン」などを紹介している。石川伸一氏、石川繭子氏の共著でA5、212ページ。価格は2640円(税込)で2024年3月8日発売予定だ。
本連載の第5回で「ラズパイを使ってデジタル時計を作る」というものを紹介しました。しかしこの記事で扱ったOLEDは0.96インチと小さいので、視認性に優れないのが欠点でした。 筆者がサイトをぐるぐる回っていたとき、Amazon.co.jpでそれより大きい2.42インチのOLEDを見つけました。SSD1309のコントローラーを利用しており、どうやらI2Cで使えそうです。これを使ってChatGPT 4でのプログラミングに挑戦しようかと購入しました。
Raspberry Pi Picoを使用して、往年のホームコンピューター「ZX Spectrum」のエミュレーターを作製するプロジェクトをRaspberry Pi公式ブログが紹介した。 ZX Spectrumは、1982年に英Sinclair Researchが発売し英国を中心に人気を博した8ビットコンピューターだ。既にさまざまなZX Spectrumエミュレーターが存在するが、YouTubeチャンネル「Bobricius」を運営するPeter Misenko氏は、2.8インチIPSディスプレイを搭載するRaspberry Pi Picoベースのハンドヘルドエミュレーター「PicoZX LCD」(以下、PicoZX)を自作し、2023年にインターネット上で公開した。 このプロジェクトは、オリジナルのZX Spectrumとは異なり、ディスプレイや十字コントローラーなど主要部分の大半をメイン
日時:2月18日(日)11:00~12:30 場所:秋葉原ハッカースペース(JR秋葉原駅から徒歩5分程度。詳細は申込確定後に連絡) 費用:1万5000円 主催:IoT Lab 概要:2014年から可搬型小型電気式IoTピザ窯の研究しているIoTラボによるピザ作り体験会。IoTピザ窯のプロトタイプ「Pizza550-RP」はメイン制御基板にRaspberry Pi 5を使用しており、内部には熱電対を3つ固定。合計1400WのシーズヒーターをPID制御し、内部温度を500~550℃に保っている。さらにAWS IoT Coreとの通信を行い、設定温度の受け取りや現在温度の送信、AWS IoT SiteWiseでのリアルタイムの可視化も可能となっている。当日は熱電対による温度計測やPIDによる温度制御、家電改造などの解説を聞きながら焼きあがったピザを食べる。詳細はURL参照。要申し込み。 http
コロナ社が、デジタルファブリケーションとメディアを支える技術や概念、応用分野をさまざまな視点から解説する「デジタルファブリケーションとメディア」を発売する。 同書は、デジタルファブリケーションとメディアを支える技術や概念、応用分野を「離散的設計」「コンピュテーショナルデザイン」「インタフェースとファブリケーション」および「パーソナルファブリケーション」の4つの観点から解説。デジタルファブリケーションやデジタルマテリアル、アーキテクティッドマテリアルなどのさまざまな離散的ものづくりの実例やその意義などについて議論したり、コンピュテーショナルデザインによる人間の思考力の限界を超えた高度な設計などを紹介する。 さらに、インターフェース技術やインタラクションデザインの観点からのデジタルファブリケーションの概観や、一般市民が手軽にものづくりにかかわることができる社会への取り組みなどを紹介する。 読者
ザインエレクトロニクスが、Raspberry Pi 5および最新カメラに対応したカメラ画像長距離伝送キット「THSER102」を発売した。 Raspberry Pi本体とカメラモジュールを接続する際には、一般的に15~20cm程度のケーブルを使用するため、本体とカメラの設置位置がケーブル長によって制限されてしまう。同キットを活用することで、標準的なLANケーブルを使って10m以上離れていても、パフォーマンスを落とさずカメラ画像の長距離伝送が可能になる。 HAT on HATや3ch GPIO拡張に対応しており、HATボードとTHSER102を同時使用したり、GPIO通信を延長してカメラモジュールのジンバル制御をしたりするなどの使い方も可能だ。Raspberry Pi 5やRaspberry Pi 4 Model Bなどのボード、V2およびHQを含む従前カメラモジュール、Raspberry
「クムクム」は、ScratchやPython、Arduinoによる自作プログラムを使って簡単に動作させられる、教育向けヒューマノイド型ロボットで、クムクムSEはその最新版で、32ビットCPUや7軸同時制御のモーター専用ドライバーIC、デジタルマイク、日本語発話TTS(Text-to-speech)、Wi-FiやBluetoothを搭載した。 組み立てに必要な工具はプラスドライバー1本のみ。インターネットに直接接続できるロボットを開発することも可能だ。 机の上に乗るサイズで、一度組み立ててしまえばどこでも使用できるため、教育現場でも学校や塾、大学などでも活用しやすくなっている。YouTubeに公開されたビデオでは、京都市立藤ノ森小学校でのプログラミング授業に用いられる様子が収録されている。 Makuakeでは早期購入特典として、33%オフとなる2万7632円(税込)で購入できるプランなどを用
Raspberry Pi Zeroのポートを簡単に拡張できるケース「Vilros Pi Zero Port 'n' Play」がKickstarterに登場し、目標額の調達に成功している。 Vilros Pi Zero Port 'n' Playは、Raspberry Pi Zero用ブレークアウトボードを収納したケースで、つなげるだけで簡単にポートを増設できる。Raspberry Pi Zeroのコンパクトなフォームファクターの利便性をそのままに、さまざまなプロジェクト向けに機能をフルに活用したいユーザーのニーズに応える。 ケースはRaspberry Pi Zero用とブレークアウトボード用に分かれており、Raspberry Pi Zeroをケースに収納し、ブレークアウトケースのプラグ×3に差し込むだけでセットアップできる。Raspberry Pi ZeroのMicro USBを標準US
このデバイスは、温度計、湿度計、気圧計が一体となったレトロなデザインのアナログ気象計から着想を得て作成されたものだ。BME280センサーで気温や湿度、大気圧をモニターし、測定値を3つの有機ELディスプレイ(OLED)にそれぞれ表示する。 電源を入れると、各ディスプレイの上半分には黄色のピクセルで項目と単位が、下半分には青色のピクセルで測定値が表示される。測定値は小数点2位まで表示する形式を採用している。なお、測定地点の大気圧の相対値を表示するにはその地点の高度をプログラムのコード内で直接指定する必要がある。 PVC素材のプラスチック製筐体背面に電源入力コネクター、電源スイッチ、BME280搭載ブレークアウトボードを、前面にOLEDを3つ設置し、BME280センサーとディスプレイを制御するArduino Nanoは、TCA9548Aマルチプレクサーモジュールとともに筐体内側の背面に設置されて
スイッチサイエンスが、Elephant Roboticsのロボットアーム「myCobot」向けAIキット「myCobot 280 / myPalletizer / mechArm/ myArm用AIキット(2023年版)」を発売した。 同キットは、Elephant RoboticsのmyCobot 280(M5/Pi)、myPalletizer、mechArm(M5/Pi)、myArmに対応するAI学習キットだ。カメラによる画像認識やブロック持ち上げ動作、仕分け作業など、ロボットアームを使ったロボット制御の学習に適している。 ① 4 x 黒箱 ② 1 x 黒箱(大) ③ 2 x カメラスタンド ④ 1 x カメラ ⑤ 1 x アクセサリーパック ⑥ 1 x 白黒マジックテープ ⑦ 1 x アーム台 ⑧ 1 x 吸引ポンプ ⑨ 1 x 吸引ポンプ接続ワイヤー ⑩ 1 x 写真カードと木製ブロ
スイッチサイエンスは、Elephant RoboticsのAGV(無人搬送車)「myAGV 2023」を同社ウェブショップにて2024年1月26日に発売した。 myAGV 2023は、2022年に登場した「myAGV」のアップグレードバージョン。新たに高性能遊星ブラシレスDCモーターを採用し、専用ディスプレイの搭載が可能になり、ソフトウェアサポートを強化した。 2D SLAMをサポートし、メカナムホイール/金属製フレームを採用して、LiDAR/カメラ/各種インターフェースを搭載、ROSによる開発が可能だ。同社のロボットアームmyCobot 280やmyArmなどと構造的な互換性があり、連携により多くのアプリケーションを実現できる。 制御部にRaspberry Pi 4Bを搭載した「myAGV 2023 Pi」と、Jetson Nanoを搭載し3D SLAMをサポートして深度カメラや3Dカメ
特集1は、「新モデルラズパイ5完全対応 電子工作のはじめ方」と題して、Raspberry Pi 5やRaspberry Pi Picoを使った電子パーツの制御方法を基礎から応用まで解説する。具体的には、定番の電子パーツ11種類の動作方法や、生成AIを活用した効率的な作品の作製方法などを紹介する。 その他、Raspberry Pi PicoをNode-REDで動かすためのプログラミング方法や、Raspberry PiとAIを使った画像認識でアームクローラーを制御する方法などを特集する。 特別付録として、「自動で動くカメラ&センサー完全25パターン」や「温湿度センサーで室内を監視」などが付属する。 ラズパイマガジン2024年春号は、A4変型判200ページ(付録冊子52ページを含む)で、価格は2750円(税込)だ。
最近、生成AIがさまざまな分野で活躍しているのはご存じかと思います。中でも代表と言えるのが「ChatGPT」です。ChatGPTは2022年に登場して以来、その利用が爆発的に増えました。今ではChatGPTがないと仕事ができない、という方もいるでしょう。 そのChatGPTでは「生成AIプログラミング」も可能です。プログラミングの知識が十分でなくても、プロンプト(ChatGPTへの質問や指示)を工夫することで、複雑なプログラミングもできるようになっています。そこで今回からは、ラズパイで実行できる電子工作系のPythonプログラミングをChatGPTに担当させて組み上げる方法について見ていきたいと思います。 なおChatGPTには、無料で利用できる「GPT-3.5」と、月額3000円(2024年1月現在)の費用が発生する「GPT-4」の2種類があります。基本的には無料で利用可能な3.5をベー
インプレスが「シングルボードコンピュータで作るテレビ録画システムのススメ Orange Pi 5/5PlusやRock5で作ってみよう!」を発売する。 同書は、シングルボードコンピューターを使ってテレビ録画システムを構築するための解説書だ。対象のシングルボードコンピューターには、Orange Pi 5およびRock5を採用している。 9章構成で、ハードウェアの準備やシステム構成の概要から始め、OSのセットアップ、MirakurunやEPGStationセットアップ、ハードウェアアクセラレーターの使い方などを解説する。 自動録画に必要な監視ダッシュボードの構築方法も解説し、ハードウェアを利用した動画エンコードに必要な設定についても詳しく説明している。 著者は山田英伸氏で、B5カラー本文66ページ。価格は電子書籍版が1800円、印刷書籍版が2000円(いずれも税別)で、2024年1月26日発売
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