秘密口座へ1,300万ユーロ(約1億6千万円)の支払い、2020年東京オリンピック開催地決定の前後に 嫌疑のかかっている支払いについて、フランス警察当局が詳細に捜査中 オーエン・ギブソン / ガーディアン 5月11日 日本の東京オリンピック招致のための対策チームからスキャンダルによって失脚した元国際陸上競技連盟のラミン・ディアク会長の息子が関係する銀行口座への7桁の金額の支払いが、2020年のオリンピック大会の開催地が東京に決定するまでの期間に行われたとの情報をガーディアンが入手しました。 この1,300万ユーロ(約1億6千万円)に上る巨額の不正資金については現在フランスの警察が詳細な調査を行っていると伝えられていますが、国際的イベントの開催地を決定する際の手続きとディアク氏の体制との関連がどのようなものであったのか、国際オリンピック委員会にその公正さについて重圧がかかることになりました。