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『おんざまゆげ』

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  • おんざまゆげ

    4 users

    tunenao.hatenablog.com

    生物としての動物は、一日中なにもせずにじっとしていても呼吸をしているかぎり必ずエネルギーを消費する。これは生命活動を維持するための必要最小限のエネルギー(基礎代謝)であり、ヒトの場合一日約1400kcal 必要になる。もし、基礎代謝以上のエネルギーを食物として摂取できなければ、生命体はどんどん痩せ細り、やがて餓死する。 何もせずじっと静かにしているだけで自分の意思とは無関係にエネルギーを消費し、何らかの物質によってエネルギーを摂取しなければ餓死してしまう……。これはあまりにも理不尽ではないだろうか。何かするならエネルギーを必要とし、何もしないならエネルギーが消費しないなら合理的である。なのに動物はそうなっていない。仮に、クマのようにヒトも冬眠期間があるならそのような理不尽さはある程度は軽減できる。が、ヒトには冬眠はない。 そのような動物としての理不尽さと人間社会の資本主義的労働が組み合わさ

    • 学び
    • 2018/12/03 19:38
    • 「あられもなさ」という性的快楽 —— なぜ、恋愛感情とセックスはつながるのか (2) - おんざまゆげ

      3 users

      tunenao.hatenablog.com

      《 概要 》 セクシュアリティにかんする問題は本ブログのテーマの一つである。*1 恋愛感情とセックスの関係については以下の記事で詳しく論じたのだが、今回はこの話のつづきである。*2 tunenao.hatenablog.com 《 SOGI(ソジ)》 最近では「LGBT」にかわって「SOGI」という分類法が推奨されている。SOGIとは「Sexual Orientation and Gender Identity」の頭文字を取った言葉であり、性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity)のことを指す。 セクシュアリティに関する考察をするからには、まずは筆者のセクシュアリティが分かっていなければならないと思われる。そこで、私のセクシュアリティを簡単に提示しておきたい。*3 ・性別 ⇒ 「男性」 ・性自認 ⇒ 「男性」 ・性的指向 ⇒ 「ヘテロ・デミロ

      • 世の中
      • 2018/09/11 23:50
      • セクシュアリティ
      • ジェンダー
      • 恋愛
      • 心理
      • 『性の弁証法 —— 女性解放革命の場合』/革命としてのフェミニズム(シュラミス・ファイアストーン Shulamith Firestone) - おんざまゆげ

        4 users

        tunenao.hatenablog.com

        著者の経歴と本書の内容 今回紹介する本はシュラミス・ファイアストーン [ Shulamith Firestone ] が著した『性の弁証法』。副題は「女性解放革命の場合」です。ファイアストーンは1945年カナダ・オタワに生まれ、大学では美術の学位を取得。その後、画家としても活動していましたが、急進的な女性解放運動(ラディカル・フェミニズム)の創始者としても活動します。 原書は1970年刊(翻訳は1972年 林弘子訳)。内容の要約を以下に引いておきます。 男性と女性の間に本質的な生物学的不平等があるのだろうか?ファイアストーンは、はっきりあると断言している。ファイアストーンは、性の区分そのものが自然界におけるもっとも深い差別であり、そのほかの社会的・文化的な差別の土台となっていると考えている。性の弁証法――歴史を通じての男性と女性の力の相関関係――がカーストのみならずあらゆる階級の発展の基礎

        • 世の中
        • 2018/05/05 15:29
        • 女性
        • 「強さ」というイデオロギー —— 精神的に生きづらいのは「心が弱い」からなのか - おんざまゆげ

          3 users

          tunenao.hatenablog.com

          生きづらさや精神的なつらさを訴えることは「弱音を吐く」(意気地がない)ということになるのでしょうか。あるいは、自死する人やうつ病になる人は「心が弱い」ということになるのか。今回はそういうことについて一考してみたいと思います。 〈強さ-弱さ〉が問題なのか まず、どうして精神的につらいときに正直に「つらい」と言ったりすると「弱い」ということになってしまうのでしょうか。 結論を先に言うなら、つらいときに「つらい」と訴えることは強いとか弱いとかの問題ではないと思います。 しいていうなら生きづらさの問題は〈強い-弱い〉の問題ではなく〈合う-合わない〉の問題だと考えます。精神的な生きづらさは、足のサイズと靴のサイズが合わずに靴ずれを起こしているようなもので、こういうときに「靴ずれになるのはあなたの足が弱いからだ」とか「靴ずれの痛みに耐える強さがたりないからだ」なんてことは言えないはずです。 靴ずれが起

          • 世の中
          • 2018/02/28 13:48
          • 生き方
          • なぜ「恋愛感情」と「セックス」はつながるのか——アセクシュアルからみた「好き」と「ベロベロ」について - おんざまゆげ

            7 users

            tunenao.hatenablog.com

            セクシュアリティに関しての一つの疑問を考えてみたい。 疑問とは「なぜ、恋愛感情とセックスは結びつくのか」である。 まず「恋愛感情を持つ」というレベルにおいて「持たない~持つ」までの間のスペクトル(強弱)がある。次に「セックスしたい」というレベルにおいて「まったくしたくない~すごくしたい」までの間のスペクトルがある。そして、「恋愛感情を持たない」けど「セックスがしたい」~「恋愛感情を持つ」けど「セックスはしたくない」という間のスペクトルがある。 世の中の「普通=ノーマル」と呼ばれる人たちは「恋愛感情を持つ」というのと「セックスがしたい」と思うのがあたりまえだと考えており、なおかつ「恋愛感情があるからこそセックスがしたい」というふうにごく自然に「恋愛感情」と「セックス」が結びつくと思っている。 それ以外の人たちはすべて「性的マイノリティ」であると分類される。 【分類が複雑化しているセクシュアリ

            • 世の中
            • 2018/02/03 20:53
            • 恋愛
            • 心理
            • 「生まれてこない方がよかった」/デイヴィッド・ベネターの誕生否定と反出生主義 - おんざまゆげ

              6 users

              tunenao.hatenablog.com

              今回はデイヴィッド・ベネターの主著『生まれてこない方が良かった —— 存在してしまうことの害悪』で展開されている「反出生主義」について考えてみたい。 反出生主義 「子どもを生むべきではない」 反出生主義と出生主義 ベネターの立場 「客観主義・功利主義・悲観主義」 誕生否定と反出生主義 「誕生害悪」論 誕生の絶対的害悪 「存在してしまうことは常に害悪である」 誕生の相対的害悪 「存在してしまうことは深刻な害悪である」 【結論】なぜ「すべての人間は子どもを生むべきでない」のか なぜ自殺は肯定されないのか 【異論1】「人称視点」問題 —— 生む側と生まれる側の非対称性 【異論2】「誕生」の謎 —— 「心身二元論」の導入 【異論3】「生まれてきてよかった」の可能性 【異論4】「人間存在は不合理である」 【参考文献】 反出生主義 「子どもを生むべきではない」 ベネターの結論は次のようなものである。

              • 世の中
              • 2018/01/19 23:36
              • 思想
              • 考え方
              • 【新刊】興味ありがちな本(25冊)/2017年11月新刊 - おんざまゆげ

                3 users

                tunenao.hatenablog.com

                11月の新刊チェックです。 選定ルールは、 ・11月に発売された本(基本的にラノベ系は除外) ・「今すぐ購入したい!」とまではいかない“興味ありがち”な25冊精選 社会問題 1.『部活動って何だろう? ここから変えよう』 部活動って何だろう?―ここから変えよう 作者: しんぶん赤旗「部活って何」取材班 出版社/メーカー: 新日本出版社 発売日: 2017/11/15 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 「しんぶん赤旗」の連載をまとめたもの。昨今話題の「ブラック部活」問題の本です。大学の先生が専門家の立場で書かれた本ではなく、記者がちゃんと現場に赴いて取材して書いた本ですね。そこがポイントだと思います。 2.『非正規クライシス』 非正規クライシス 作者: 北川慧一,澤路毅彦,古賀大己 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2017/11/20 メディア: 単

                • 世の中
                • 2017/12/01 07:53
                • あとで読む
                • 「いじめ自殺」について/「学校は死にたくなるような気持ちを抱えてまで行かなければならない場所ではない」 - おんざまゆげ

                  6 users

                  tunenao.hatenablog.com

                  「魔の夏休み明け」 おそらく「魔の週末明け(月曜日の憂鬱)」の比ではない「魔の夏休み明け」が近づいています。子ども(特に小学生)にとって夏休みとは「お祭り期間(ハレ)」のようなもの。あの憂鬱な日常には戻りたくない。しかも「学校的日常」なんかうんざりだ…。これが平均的な子どもたちの実感ではないでしょうか。 だとしたら、いじめの被害に遭っている子どもはなおさらのこと。学校なんかに行きたくないと思うのは当然です。 今回は「いじめ」について考えてみました。 9月1日は突出して子どもの自殺が多い 夏休みや春休みの終わり頃に子どもの自殺が増えるのは、子ども支援に関わる人たちの長年の実感だ。6月、内閣府が「自殺対策白書」で過去42年分のデータ分析を公表。9月1日は突出して子どもの自殺が多いことが裏付けられた。 (2015年8月28日朝日新聞デジタルより) 学校に行きたくないあなたへ(緊急メッセージ) 明

                  • 暮らし
                  • 2017/08/25 21:41
                  • 「すべての生が無条件に承認される社会」へ向けて——「生きづらさ」についての雑記(3) - おんざまゆげ

                    113 users

                    tunenao.hatenablog.com

                    今回は「生きづらさ」と「承認」の問題を考えてみようと思います。 前半では「承認と生きづらさの関係」「承認と自尊の関係」を考えます。 後半では「ただ生きているだけで生が否定されてしまう社会構造」を批判的に問題にし、それにかわる「すべての生が無条件に承認される社会」へと転換するためには何が必要なのかを考察したいと思います。 *1 すべての生が否定されない社会 「生きづらさ」と「承認」の関係 「貧困」と「社会的排除/包摂」 三つの承認形式 「尊重」としての承認(基底的承認) 「愛情」としての承認(感情的承認=本質的承認) 「評価」としての承認(属性的=機能的=価格的承認) 「生きづらさ」と「自尊」の関係 「自尊」を構成する三つの承認形式 承認形式の見取り図 「ただ生きている」だけで生が否定されてしまう社会 「評価原則の暴走」と機能価値を重視する社会 存在を賭けた労働 けしかける自己実現イデオロギ

                    • 学び
                    • 2017/07/08 20:57
                    • Rights
                    • あとで読む
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                    • 生活
                    • 阿部 彩『弱者の居場所がない社会——貧困・格差と社会的包摂』/すべての人が包摂される「ユニバーサル・デザイン社会」 - おんざまゆげ

                      21 users

                      tunenao.hatenablog.com

                      「社会的包摂」政策にかんする入門書 「社会的包摂」とは、(1)社会にビルトインされた「社会的排除」のメカニズムを明らかにし、(2)社会的排除のメカニズムを停止・失効させたうえで、(3)誰もが社会の中に包みこまれながら無理なく生きられる社会を目指す社会政策。 したがって、まず問題になるのは社会的排除である。 弱者の居場所がない社会 貧困・格差と社会的包摂 (講談社現代新書) 作者: 阿部彩 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/11/28 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 「貧困」と「社会的排除」のちがい 貧困や格差が問題にされる一方で、社会的排除/包摂という問題には必ずしもフォーカシングされてこなかったと著者は言う。 では、貧困と社会的排除はどう違うのか。 貧困が、生活水準を保つための資源の欠如を表すのに対し、社会的排除とは、社会における人の「位置」や、人と

                      • 世の中
                      • 2017/07/06 00:43
                      • あとで読む
                      • 社会
                      • 『顔ニモマケズ』ーどんな「見た目」でも幸せになれることを証明した9人の物語/「見た目問題」固有の困難は「障害」である - おんざまゆげ

                        8 users

                        tunenao.hatenablog.com

                        「視線のとまどい」 彼らに見つめられると、心の中に言葉にならない感情が生まれる。 まっすぐに見つめ返すと、傷つけてしまうのではないか。 かといって、急に目をそらすのも失礼だ。 視線をどこに向けたらよいのか分からない戸惑いと葛藤。 病気やケガによって、普通とは異なる顔を持った人たちがいる。 でも普通って何だろう? 普通の顔と普通でない顔の違いはどこにあるのだろう? そして彼らの視線は、私たちに何を問いかけているのだろう。 「ユニークフェイスの戦い」より 顔ニモマケズ ―どんな「見た目」でも幸せになれることを証明した9人の物語 作者: 水野敬也 出版社/メーカー: 文響社 発売日: 2017/02/15 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 「ユニークフェイス」と「見た目問題」 画期的だった「ユニークフェイス」 ウーマンラッシュアワーの村本さんがやっているインターネッ

                        • 学び
                        • 2017/05/11 20:23
                        • 考え方
                        • あとで読む
                        • 『生を肯定する倫理へ―障害学の視点から』/「生を無条件に肯定する」思想 - おんざまゆげ

                          3 users

                          tunenao.hatenablog.com

                          障害学の視点から英米圏の倫理学説(ロールズ「正義論」やシンガー「選好功利主義」など)を批判的に検討し、立岩真也や森岡正博、レヴィナスやデリダの「他者」概念などを導入しながら「生を無条件に肯定する倫理」を構想する書。 生を肯定する倫理へ―障害学の視点から 作者: 野崎泰伸 出版社/メーカー: 白澤社 発売日: 2011/06 メディア: 単行本 購入: 3人 クリック: 96回 この商品を含むブログ (13件) を見る 「障害者の視点」から考えた「正義」とは… 著者は障害者の視点から「正義とは何か」を考える。 … 私たちが考えるべきは、障害者が、障害があることによる<生きづらさ>をもはや抱えなくとも済むような社会、こう言ってよければ、「来たるべき」障害者が何の不自由もなく、<生きづらさ>を抱えることなく生きられる社会こそが「正義」の社会である、ということであり、それが「障害者の視点」から考え

                          • 学び
                          • 2017/05/08 20:31
                          • どうすれば「自己尊敬」(セルフリスペクト)できるのかー「生きづらさ」についての雑記(2) - おんざまゆげ

                            7 users

                            tunenao.hatenablog.com

                            外国の翻訳された自己啓発書などを読んでいると「自分自身を尊敬する」という言葉をよく見かけます。私はどうしてもその自己尊敬(セルフリスペクト)という感覚が分かりませんでした。他者に対して尊敬の念を抱くことはあっても、自分自身に対して尊敬の念を抱くというのはいったいどういう感覚なのか、どういうことを意味しているのか、さっぱり分からないのです。 「自分自身を尊敬する」という感覚は、どうしても「自己愛の肥大した傲慢不遜な態度」を思い浮かべてしまいます。 「尊敬」の三つの意味 英語の「respect:リスペクト」には「尊敬」の他に「尊重」という意味もあります。概ね「尊敬」の意味には以下の三つがあると思います。 (1)偉人を尊ぶこと マハトマ・ガンジーやマーティン・ルーサー・キング牧師やマザー・テレサのような「すごい人」「すばらしい人」に対して抱く尊敬の念。 (2)目上の者を敬うこと 儒教的文化にもと

                            • 学び
                            • 2017/04/08 23:27
                            • 考え方
                            • 「生きづらさ」低減に向けた「生存学」のアプローチ —「生きづらさ」についての雑記(1) - おんざまゆげ

                              5 users

                              tunenao.hatenablog.com

                              「生きづらさ」はゼロにはならない 私がブログで本当に考えたいテーマは「生きづらさの低減」についてです。ずっと念頭にあるのが「どうやったら生きづらさを生きづらさとして受け容れられるのか」という難問です。 生きづらさは決してゼロにはならないと思います。 生きづらさが問題になるのは (1)「生きづらさ」という感情がいったい何に由来しているのかが分からないこと (2)生きづらさを強引にゼロにしようとしてがんばってしまうこと にあると思います。 私たちの生は、社会の価値観や教育によって無意識のうちにある方向へと「条件づけ」られてしまっていますが、生きづらさの正体はそのような仕組まれた条件づけに関係しています。「無意識のうちに負わされた条件づけ」を「意識された条件づけ」に変えること。これが(1)に対する処方箋であると思います。*1 (2)に関しては、とにかく「生きづらさを生きづらさとして経験すること」

                              • 世の中
                              • 2017/04/06 08:30
                              • 読書
                              • ブログ
                              • 『男と女の友人主義宣言―恋愛・家族至上主義を超えて』/労働・恋愛結婚・モテ幻想から「男を救う」ために - おんざまゆげ

                                8 users

                                tunenao.hatenablog.com

                                著者の佐藤和夫さんは哲学やジェンダー論が専門の学者で、有名な著作に『仕事のくだらなさとの戦い』がある。これは「労働至上主義」を批判した本であるが、今回の本では「恋愛・家族至上主義」を批判している。 資本主義社会を支えている二つの至上主義(労働と恋愛=結婚)に注目することは生きづらさが蔓延している昨今、とても重要であると思う。*1 男と女の友人主義宣言―恋愛・家族至上主義を超えて (Haruka selection) 作者: 佐藤和夫 出版社/メーカー: はるか書房 発売日: 2004/12 メディア: 単行本 クリック: 2回 この商品を含むブログ (1件) を見る 〈恋愛至上主義〉から〈友人主義〉へ 性愛関係としてのみ捉えられがちな男女関係(恋愛=異性愛主義)。 著者は「恋愛・家族至上主義」の男女関係から新しい男女の関係(友人主義)へのシフトを提言する。 著者の提言は若者に対してだけでは

                                • 暮らし
                                • 2017/04/04 19:48
                                • 恋愛
                                • 生活
                                • 【映画】『her/世界でひとつの彼女』/恋愛に肉体はいらない? - おんざまゆげ

                                  4 users

                                  tunenao.hatenablog.com

                                  人生にときめく、AI(人工知能)。 声だけの君と出会って、世界が輝いた。 「マルコヴィッチの穴」「かいじゅうたちのいるところ」のスパイク・ジョーンズ監督が「ザ・マスター」のホアキン・フェニックスを主演に迎えて贈る異色ラブ・ストーリー。コンピュータがさらなる進化を遂げた近未来を舞台に、傷心の作家が女性の人格を有した人工知能(AI)型オペレーティング・システム(OS)と心を通わせ、本気で恋に落ちていく切なくも愛おしい姿を描く。共演はエイミー・アダムス、ルーニー・マーラ、オリヴィア・ワイルド。そして主人公が恋に落ちるAI“サマンサ”の声を務めたスカーレット・ヨハンソンは、ローマ国際映画祭において、声だけの出演で史上初となる最優秀女優賞に輝いた。 【あらすじ】 そう遠くない未来のロサンゼルス。他人に代わってその相手への想いを手紙に綴る“代筆ライター”のセオドア。仕事は順調だったが、その一方で離婚調

                                  • エンタメ
                                  • 2017/01/04 18:06
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                                  • 「人生の意味」と「人生の不条理」ー死についての雑記(3)了 - おんざまゆげ

                                    9 users

                                    tunenao.hatenablog.com

                                    「あなたはなぜ、生きるのか」 「あなたはなぜ、生まれてきたのか」 「あなたはなぜ、死ななければならないのか」 「あなたはなぜ、死ななければならないのに生きるのか」 「あなたはなぜ、死ななければならないのに生まれてきたのか」 そのような問いかけや疑問から始まる「生きる理由」や「生きる目的」に関係しているのが「人生の意味」です。人生の意味は「生きること」だけから成り立つのではなく、そこに「死」を含めなければ成立しないと思われます。 人生の意味が切実な問いになるのは、私たち一人ひとりに逃れられないものとしての「死」が運命づけられているからです。もし私たちが永遠に生き続ける存在ならば、わざわざ人生の意味など考える必要性など生じないでしょう。 人生の不条理 一般問題と実存問題 死や人生のような問題は一般的問題であると同時に個人的な問題(実存問題)でもあります。たとえば、「人生の目的は幸福になることで

                                    • 学び
                                    • 2016/12/27 22:38
                                    • 考え方
                                    • 死はなぜ悪なのか?― 「死」についての雑記(2) - おんざまゆげ

                                      5 users

                                      tunenao.hatenablog.com

                                      なぜ、死んでしまうことは「悪い」ことなんでしょうか。 これは明らかに馬鹿げた問いであるように思います。 死んでしまうことが悪いことなのは、あらためて問うまでもなく自明であると思われます。しかし、そこで想定されているのは二人称(あなた)の死や三人称(彼・彼女)の死のことであって、一人称の「私の死」はそれらとはかなり位相が異なっていると思います。 たとえば、いま地球が一瞬で消滅して人類が全滅したら、これは「悪い」ことになるのでしょうか。それが悪いことだとしたら、いったい誰にとって悪いことになるのか。残された人は誰ひとりいないのだから、そこには悲しむ人も喪失感を抱く人も、痛みや怒り、苦しみや憎しみも存在しません。 だとしたら、人類消滅は何事でもないのか。so what?なのか。 一人称の死もその問いと同じ構造にあります。つまり、死んでしまうことは当人にとって悪いことになりえるのかー。死んでしまっ

                                      • 学び
                                      • 2016/12/23 19:41
                                      • 考え方
                                      • なぜ「努力」は「信仰」となり人を苦しめ続けるのか 〜 差別・不平等・努力信仰 の関係 〜 - おんざまゆげ

                                        6 users

                                        tunenao.hatenablog.com

                                        「平等」の二つの意味 「差別とは何か」を考えるまえに、まず、「平等とは何か」を考えてみます。 「平等」には大きく分けて、二つの意味があります。 (1) 「同じ」(同質・等しさ)という意味 (2) 公平(公正・正義)という意味 (1)は数的・物理的・性質的な概念であり、(2)は政治的・法的・権利(人権)的な概念です。 平等の概念はさまざまあるが、二つの意味系統にわけることができる。第一に、平等はある種の公平さ、つまり公平な扱いをさす。第二に、平等は同じということ、つまり同質性・均質性をさす。…人を公正に扱うためには、人によって違った扱いをしなければならないときがある。いいかれば、人間をみな同じように扱ったからといって、必ずしも公正に扱ったことにはならない。…公正さという意味の平等は、価値観を述べる言葉で、人間がどのように扱われるべきかを問題にしている。これは人間関係をさす言葉なのだ。これに対

                                        • 学び
                                        • 2016/08/17 22:18
                                        • 考え方

                                        このページはまだ
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