【映画感想】「すずめの戸締まり」に色々と疑問や不満を感じたので語りたい。 - うさるの厨二病な読書日記

「すずめの戸締まり」を観てきた。 リアルで知人から「面白かったか？」と聞かれたら、「けっこう面白かった」と答えると思う。 これはこれで素直な感想だ。 ただリアルではたぶん話さない、クソ面倒臭い疑問や不満もあるので、聞いてもいいという人は良かったらお読みください。 ※前振り。 www.saiusaruzzz.com ※以下ネタバレ注意。 ミミズは歴史を貫いて、この地に流れ続けるものである。 自分は「すずめの戸締まり」は、その場所に住む人、生きてきた人の「集合的記憶」をどう扱うべきか、という話として観た。 人の記憶（歴史）というのは、その地で育ってその地そのものになる。 その記憶の集合体が方向性を誤ると、より巨大な災厄（という名前の力）になる。だからその記憶を正しく積み上げ、その地と共存していく。 自分も自然と歴史とその地に住まう人間の関係はこういうものだと思う。（この話を具体的な事例に落とし

[catan_coton]

現実に起きた事の原因をファンタジーな物に押し付けてるのが嫌。それさえなんとかなれば起こり得なかったって事になる。それがスゲー腹立つからこの映画を見る事は無い。

[n2sz]

最初の方でミミズは意志とかなく勝手に出てくるって説明あったと思う…ので、単なる自然災害の具現化じゃないかなあ。/自然を人の力で抑えてるってのは天気の子でもあったので同じノリだと思う。

[kkkirikkk]

観てない奴の感想なんか何の役にも立たないのに星つけるのやめろよ。観て文句を言え、観ないで内容の文句を言うのをやめろ。他記事へのブコメでも文句言ってるし、そんな気になるなら観れば良いのに id:catan_coton

[Yoshitada]

あの映画のポイントは、落ち着いて考えると色々引っかかる点が少なくないのに、ハイテンポなノリと勢いで観ている間はそんなに気にならないという、いわゆる(サメ映画wの)アサイラム方式で作られてる点だと思う。

[haatenax]

あの猫が要石になるのをゴネていたから話が長引いているのに、最後にはあっさり戻ったのが納得していない点

[fish7]

みみずの解釈が違う。みみずは人間と対立する自然という概念。神、天皇の力でもって制圧し日本という地を使うことの許しを得てきた

[ho4416]

このへんのいろんな齟齬は厨二作家新海と確実なヒットを背負わされた国民的アニメ監督新海という存在の相容れなさの結果だと思っている

[lotus-sutra]

あの映画、猫がかわいそうという感想しかなかった、猫に自由を😾

[alpha_zero]

震災を扱う映画で黒い感情を表現しちゃうと、視聴者でダメージ受ける人が多すぎると思う。あれからまだ10年しか経ってない。神（要石）と人間との関係性があまり語られなかったのが惜しかったかな。

[maninthemiddle]

3回観たけど、見るたびにそういう「なんでや」が解ける伏線が理解できて腑に落ち度が高まった

[fatpapa]

そんな解釈する人がいるとはおもわなんだ。震災体験で地震のナマズ（ミミズ）を抑え込む能力に覚醒し死んでもかまわんと思ってた子が心を回復するロードムービーって程度で良いと思うんやが

[tmizu23]

千と千尋とハウルと魔女の宅急便を混ぜこぜにしたような映画だったという感想。

[mikisansan]

こんな見方をする人もいるのかと思ったけど、読む限り根本的に間違って解釈してる感じもするので公式の設定が出てくるまではこの件は保留。

[roguzou]

ああーミミズが落ちてきそう！セーフ！を繰り返してるのは気になった

[Caerleon0327]

自分も震災をフィクションの材料にしちゃうのに抵抗はあるが、ミミズの設定をそんなに深く考えなかった。ただの舞台装置。他に観客もそんなに深く考えてない気がする。ただ、猫は敵？味方？くらいのもん。

[t-tanaka]

「話が偶然の連続……要はご都合主義だから」ダイジンが神だ，ということを前提に話を再解釈すればわかるが，あれはダイジンの采配だよ。噂と人の緣で「新たな戸締まりの巫女」にしたすずめを扉から扉へ導いている。

[grdgs]

あの映画見ている人の多さで、はてなのアニオタ率の高さがわかる。そんな者たちのエコチェンが生じやすい場所。自分はマジョリティかつマイノリティと狂った意見を平気で語る者が多い。

[style_blue]

みみずの発生を人間の意識や記憶の集積によるものだとするのは全く同意できないけど面白い解釈。となると新海誠は2作続けて「人新世」についての映画を作ってたのか。

[dalmacija]

そんなに中身のものごとに仮託せずにすずめの戸締まりの大雑把さは批判できるしその方が的確。何でみんなそうしないんだろう。伏線とか具体的とかに囚われ過ぎなのでは

[shinonomen]

帆高は寝ている間に陽菜が生贄になり、陽菜を選んだ後も誰も死んでいないのに対し、鈴芽は草太か大勢の命かという選択を迫られ、自らの手で草太を要石にさせられている。私は帆高の試練の方が甘いと思う。

[sekreto]

me too＞“「けっこう面白かった」と答えると思う。”

[igni3]

なんでそんなに詳しく説明もされてないことを思い込みで書けるのか。

[mitz_008]

ミミズ自体は集合的無意識でもなんでもなくて自然現象、後ろ戸が開くところは人の活動に関連する。でも結局後ろ戸が開かなければミミズはでてこないという話になるので天人相関的な要素は残る。

[zu-ra]

ソウタが閉じ師をする理由が「家業だから」では薄すぎる。イケメンのソウタは命をかけて助けるのに、自我があってしゃべれる猫ちゃんは別にいいんや…猫ちゃんかわいそすぎるやろ。

[junglejungle]

東京では風化しつつあるので、関心を維持して被害に備えようという警告だととらえたよ。要石は、昔の石碑の警告とかを蔑ろにしてなければ、といった感じの。

[kerokimu]

“「人の最も深い部分のエネルギーが積み重なったもの」だ”そんな設定ありましたっけ…記憶の集合体としての表象はむしろ後戸では。

[sun330]

神木くんはおいしい役だあ、とまた思いました、が感想だった…。

[z-heaven]

人は理不尽な災害に陥ったとき、何に救いを見出すのか、への新海さんなりの答えだと思ったので「みみず=自然」派。

[Phenomenon]

はじめに「ここはファンタジーで地震が起こる世界ですよ」って草太が説明してくれるのでそこはおれはそんなに気にならなかったな。

[hyphenkorosi]

新海誠の自然と神に対する意識って、結局よく分からんのよね。ジブリ憧れの割に、パヤオほど屈服してるわけでは無さそう。ミミズ理解がふんわりしてしまうのは、そのへんのスタンスがふんわりしてるからな気もするな

[camellow]

最近のコレ系の映画はどれも見てないけど様々な感想を読む限りではどれも見なくて良かったと思ってる。信者や物語の整合性なんかを気にしない大らかな人（婉曲表現)だけが支持してるという印象を拭えない。

[dekaino]

過去の新海誠作品は個人の作家性が高かったけど、すずめの戸締りは設定こそオリジナリティがあるけど、シナリオは集合知というかハリウッド映画風の複数ライターが出したアイデアをかなり取り入れた作品って気がする

[KIKERIKI17]

全部が全部、舞台装置としてしか描かれないから軽いんだ。そも、土地の記憶が絡むなら、常世は色んな時代が混ざり合っているべきだが、なぜか震災の情景が描かれ、にも拘らず、それは鈴芽に何の影響ももたらさない。